異星人の郷 上 創元SF文庫

マイクル・フリン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488699017
ISBN 10 : 4488699014
フォーマット
出版社
発行年月
2010年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
349p;15

内容詳細

〈受賞情報〉星雲賞海外長編部門(第42回)

【著者紹介】
嶋田洋一 : 1956年生まれ。静岡大学人文学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ntahima さん

    中世ゴチック調の教会に飾られている悪魔の銅像ガーゴイルを思わす存在が教会の外壁を背に膝を抱えてうずくまっている。遠景は南ドイツの黒い森。私にとっても懐かしい風景であり、郷愁のジャケ買い!所謂ファーストコンタクト物であるが中世ドイツの片田舎の村が舞台となっている点が異色。時代設定は1348年。パラダイムは天動説であり異星人は悪魔もしくは地の果てに住む異人として認識される。宗教と哲学、自然科学が一人の人間の中で共存し得た時代。異星人の科学を中世の知識で理解しようとする神父と中世語彙を使って説明を試みる異星人。

  • よむヨム@book さん

    ★★★☆☆ 星3つ 「巨神計画」の巻末の宣伝に興味をそそられ購入。 『異星人』『キリスト教』『14世紀』『ドイツ』というのがこの本のキーワード。 上巻を読んで、14世紀のドイツ人やキリスト教、その環境のことは物語が語られるにしたがい、わかってくるのだが、 エンタメ性がほぼないので、これを面白いと感じる人は分れると思う。 このあとの人と異星人との交流や謎解きなどがあるので早速下巻へ。

  • 翔亀 さん

    【コロナ14-1】これは至福の読書体験だった。舞台は1348年の西欧の農村。「ドゥームズデイ・ブック」【コロナ11】と同じだ。黒死病大流行の始まりの年だ。黒死病は西欧中世を語るに欠かせない歴史的なインパクトがあると同時に、本書のような物語を紡ぐにあたって最高のドラマを提供してくれるというわけだ。しかし本書は「ドゥームズデイ・ブック」とは違って、黒死病を主要テーマとしているわけではない。人口200人余りのドイツの小さな農村、小さな城と教会と荘園がある小宇宙。領主と騎士と司祭と農奴が織りなすゆったりと↓

  • キキハル さん

    14世紀、ドイツの小さな村に異星人が不時着した。これは村人や教会の司祭、そしてクレンク人とのファーストコンタクトの物語。一方、統計歴史学者のトムと宇宙物理学者のシャロンを現代パートに置き、村が消滅した理由を解明させようとしている。記憶や資料や蔵書が時に埋もれた中から、微かな断片を拾い上げ考察を重ねていく。次第に村とその異変の様子が明らかになっていく。中世のパートでは叙事詩を読んでいる気分だし、現代部分では理論の応酬が少々難解。だが本を置くことができない面白さが確かにある。それが何なのか。引き続き下巻へ。

  • miroku さん

    歴史から消えた村・上ホッホ・ヴァルト。そこで出会った異星人と神父の交流が興味深い。

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