警告 上 講談社文庫

マイクル・コナリー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065249871
ISBN 10 : 4065249872
フォーマット
出版社
発行年月
2021年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
336p;15

内容詳細

かつて凶悪な連続殺人犯に対峙した新聞記者のジャック・マカヴォイは、ニュース・サイトの記者になっていた。一度だけ面識のある女性が殺され、彼に殺人容疑がかけられる。被害者がデジタル・ストーキングされていたとの情報から、マカヴォイは事件を調べ始め、同様の死に方をしている複数の女性を発見する。

【著者紹介】
マイクル・コナリー : 1956年、フィラデルフィア生まれ。フロリダ大学を卒業し、新聞社でジャーナリストとして働く。手がけた記事がピュリッツァー賞の最終選考まで残り、ロサンジェルス・タイムズ紙に引き抜かれる。「当代最高のハードボイルド」といわれるハリー・ボッシュ・シリーズは二転三転する巧緻なプロットで人気を博している

古沢嘉通 : 1958年、北海道生まれ。大阪外国語大学デンマーク語科卒業。翻訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Tetchy さん

    久々にジャーナリストのジャック・マカヴォイが主人公となり、今回対峙するのはDNA産業の暗部とそのデータを悪用して連続殺人を行う百舌と呼ばれる殺人鬼。この殺し屋のネーミングから逢坂剛氏の百舌シリーズを想起させることから、コナリーは日本のミステリを読んでいるのではないか、いやもしくはコナリーのブレイン集団の誰かが日本のミステリを読んでいる、もしくは映像作品を観ているのかもしれない。その真偽は解らないがもし日本のミステリがこの現代アメリカミステリの雄に影響を与えているのだとしたらこれほど嬉しいことはないだろう。

  • パトラッシュ さん

    ネットの浸透著しいアメリカ新聞業界は、紙の新聞を取りやめる企業もあるという。元犯罪記者マカヴォイが消費者情報サイトに転職している設定は日本のジャーナリズムの未来を予感させるが、一度寝た女が殺された事件の容疑をかけられたことが記者魂に火をつける。デジタルストーキングと遺伝子検査情報の漏洩というネット時代だからこそ生まれた犯罪と絡め、事件が予想外の方向へ展開していく構成はさすがコナリーか。逢坂剛作品でも殺し屋の名になっている犯人「百舌」の不気味な動きも併せ、現代アメリカ人の心の闇が浮かび上がっていく。(続く)

  • のぶ さん

    まだ上巻を読む限りだが、今回の主人公は元ロサンジェルス・タイムズの記者で、消費者問題を扱うニュース・サイト記者のジャック・マカヴォイ。ハリー・ボッシュもミッキー・ハラ―も出てこないので、ちょっと違う雰囲気を感じたが、ジャック・マカヴォイ主演は三作目らしい。物語はマカヴォイがロス市警の刑事の訪問を受け、殺人事件についての聴取をされることに始まる。被害者の女性は一年前、マカヴォイが一夜を共にした相手だった。死因は環椎後頭関節脱臼。他にも同じ殺され方をした女性が・・・。この先どうなるのか?感想は下巻で。

  • ひで📚🏈 さん

    最初はGT23社の設定に無理があるなぁと思いながら読み進みましたが・・・面白い!あっという間に上巻読了。最近のコナリー作品はボッシュ&バラードが続きモヤモヤしてましたが・・・やはり面白いです、コナリー先生!『ザ・ポエット』『スケアクロウ』も合わせて読んでいただきたい!という事で下巻へ

  • mayumi さん

    ジャック・マカヴォイ第三弾。ある殺人事件の容疑者とされたマカヴォイが事件を調べるというストーリー。私が嫌いなマカヴォイですが、やっぱり今作でもネタを掴むためには嘘をつき、真実を隠すようなところは相変わらずで、ますます嫌いになった(笑)。話の展開も、ネットで情報源を見つける→連絡するor会いに行く→嫌がられるの繰り返しでやや退屈。下巻はもうちょっと面白くなってほしい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

マイクル・コナリー

1956年、フィラデルフィア生まれ。フロリダ大学を卒業し、新聞社でジャーナリストとして働く。共同執筆した記事がピュリッツァー賞の最終選考まで残り、ロサンジェルス・タイムズ紙に引き抜かれる。1992年に作家デビューを果たし、現在は小説の他にテレビ脚本なども手がける。2023年、アメリカ探偵作家クラブ(

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品