マイクル・コナリー

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罪責の神々 リンカーン弁護士 上 講談社文庫

マイクル・コナリー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062937764
ISBN 10 : 406293776X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
362p;15

内容詳細

依頼人アンドレ・ラコッセは殺害容疑で逮捕されていた。女性を絞殺し、証拠隠滅をはかって火を放ったのだという。かつての依頼人デイトンが名前を変え、ロスに戻り、娼婦に復帰し、殺されていたとは意外だった。ハラーは、ラコッセの弁護を引き受けることにした。事件を独自に調査した結果、ラコッセは本人の言うように無実であり、何者かにはめられたのだとハラーは確信する。
  悪徳捜査官マルコは違法な捜査方法で、実績をあげることを平気でやってのける人間だった。 終身刑判決無効の申し立てをおこなわせ、デイトンを証人として召喚しようという動きを知ったマルコが先手を打って、デイトンの口封じをさせたのだった。
 当局側の人間として事前に情報を知る有利な立場から、マルコとはハラーの先回りをして、証拠や証人潰しをつづけていく……。

【著者紹介】
マイクル・コナリー : 1956年、アメリカ・フィラデルフィア生まれ。フロリダ大学を卒業し、フロリダやフィラデルフィアの新聞社でジャーナリストとして働く。彼の手がけた記事が、ピュリッツァー賞の最終選考まで残り、ロサンジェルス・タイムズ紙に引き抜かれる。「当代最高のハードボイルド」といわれるハリー・ボッシュ・シリーズは二転三転する巧緻なプロットで人気を博している

古沢嘉通 : 1958年、北海道生まれ。大阪外国語大学デンマーク語科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tetchy さん

    前作『証言拒否』では民事訴訟を扱い、最後は地方検事長選に出馬するとの決意表明をして物語は閉じられた。本書はその選挙の1年後に当たる。再びハラーは刑事裁判を扱うようになった。振出しに戻ったような形だ。コナリーの作品の特徴の大きな1つに過去の作品の因果が新たな事件に大きな要因として作用してくることが挙げられるが、今回もまたその例に漏れない。今回は原点回帰のように第1作の登場人物がやたらと出てくる。一方でこれまでのシリーズで新たに加わったメンバーも更にキャラクターが濃くなり、シリーズとしての醍醐味も増してきた。

  • KAZOO さん

    久しぶりのマイクル・コナリーのリンカーン弁護士シリーズの物語です。娼婦殺人事件での弁護を金塊で頼まれるという珍しい発端があり証拠集めで上巻はかなりページを割かれています。育ての親で師匠である人物や娘とのいつものやり取りもあります。下巻でかなり動きが出てくるのでしょうね。

  • ケイ さん

    リンカーン弁護士シリーズ。利益の相反があると弁護士になれないので、過去になにかの事件で関連がなかったかをアプリで調べているのに驚いた。確かに便利だなと感心した。ハラーが何度も助けてきた麻薬中毒娼婦の殺害。ここ数ヶ月、ずっとコナリーを再読作品もを含めて刊行順に通読してきたので、よく覚えている。冒頭で、前作最後のりっこうほは?となったが、何かと大変なようだ。娘と妻に関しては、父親にクリーンを求めるというのには無理があるというか、心が狭く感じる。人間は誰にも不完全であるのに。要求高すぎ。

  • エピファネイア さん

    今年も年跨ぎ本はM.コナリーにした。順番に読んでいるので、今回はミッキー・ハラーシリーズの「罪責の神々」。感想は下巻読了後にまとめて書くことにして、ここでは難解な邦題について調べた結果を。まず、原題は「The gods of guilt」。訳者あとがきによれば、原題の意味は、被告が有罪か無罪かを判断する陪審のことを指すとある。邦題の罪責という言葉は耳慣れないが、辞書では罪を犯した責任と説明されている。原題と邦題では少しニュアンスが違う気がするが、有罪か無罪かは神のみぞ知るというニュアンスが入ってるのかな?

  • のぶ さん

    まだ上巻を読んだ段階なので、大きな展開はないのだが、相変わらず面白いし読ませる。今回ハラーのところに持ち込まれた依頼人は、あるポン引き。被害者はハラーが過去に何度か面倒を見た娼婦だった。上巻ではいろんな登場人物が絡み合いかなり凝った構成になっている。リンカーンシリーズのレギュラーメンバーは健在で、それぞれ活躍するがまだ真相の核心部に触れるところは特になく、この先どうなっていくのか分からないが、下巻でどう発展していくのか楽しみなところ。感想は下巻で。

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マイクル・コナリー

1956年、フィラデルフィア生まれ。フロリダ大学を卒業し、新聞社でジャーナリストとして働く。共同執筆した記事がピュリッツァー賞の最終選考まで残り、ロサンジェルス・タイムズ紙に引き抜かれる。1992年に作家デビューを果たし、現在は小説の他にテレビ脚本なども手がける。2023年、アメリカ探偵作家クラブ(

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