マイクル・コナリー

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終決者たち 下 講談社文庫

マイクル・コナリー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062758543
ISBN 10 : 4062758547
フォーマット
出版社
発行年月
2007年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,376p

内容詳細

ボッシュと相棒のライダー刑事は、少女殺人事件に関与していると思しき人物を突きとめる。マスコミに捜査状況を流すことで、ふたりは容疑者の動きを探る作戦に出るが…。難航する捜査、さらに警察内部から高まる批判。ボッシュに逆転の一手はあるか。現代ミステリー界の旗手が描く、警察小説の到達点。

【著者紹介】
マイクル・コナリー : 1956年、アメリカ・フィラデルフィア生まれ。フロリダ大学を卒業し、フロリダやフィラデルフィアの新聞社でジャーナリストとして働く。彼が手がけた記事が、ピュリッツァー賞の最終選考まで残り、ロサンゼルス・タイムズ紙に引き抜かれる。「当代最高のハードボイルド」といわれるハリー・ボッシュ・シリーズは二転三転する巧緻なプロットで人気を博している

古沢嘉通 : 1958年、北海道生まれ。大阪外国語大学デンマーク語科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ミカママ さん

    【原書】うむ。被害者の妊娠が重要なキーだとは思っていたが。なんとも後味悪い結末。そしてタイトルに潜む二重の意味に、読者は唸らされる。つか、ボッシュ、あっちこっちで寝まくるのはやぶさかではないが←ちゃんと避妊だとか病気予防だとか、考えような(笑)実際に読んだのは:https://bookmeter.com/books/13776492

  • Tetchy さん

    原題“The Closers”とは野球で勝負を決する時に投入されるクローザーを意味している。つまり未解決事件、即ち今なお終わっていない事件に決着を着ける刑事たち、彼らこそが終決者なのだ。しかしいくら犯人が捕まろうがその事件の当事者たちには終わりはない。区切りはつくだろう。しかし彼ら彼女らはその人の理不尽な死を抱えて生きていかなくてはならない。罪を憎んで人を憎まずというが、本当に愛する者を奪われた人たちがそんな理屈では割り切れない感情を抱えて生きていけるわけがないと大声で訴えかけてくるが如く、結末は苦い。

  • ケイ さん

    やはりコナリーは刊行順が鉄則だ。『バッドラックムーン』のエピソードがちらりと出てきたり、宿敵のあいつとの応酬などの面白さは時系列に読んでこそ、ほくそ笑むことができるというものだ。敵をやっつけるにはどうしたらいいか、最後に例を二つ見せてくれるのだが、これにはやられた。そして下巻最初の方に出てくる会話。「『告白 』を見たことはあるかい? 」「 いいえ、いい映画なの?」「 ああ。またしても、ブラック・ダリア事件とロス市警の陰謀を取り上げている作品だ」作品で2度も触れられるエルロイ。ワオ!

  • KAZOO さん

    後半は様々な手段を使えるものは使って犯人を炙りだしていく、という方法がとられています。組織内からも非難が上がりますが、ものともせずに班員にたどり着くという方法で最期の決着は少し私にとって異論あるのですが、まあまり目くじらを立てないで置きましょう。組織内の対立者が退場ということで、若干物足りなくなるのではないかと感じます。

  • キムチ27 さん

    下巻に入ると「終決者」達〜標題が複数名詞になっているニュアンスの中身が徐々に見えてくる。良きにつけ悪しきにつれ、被害者女子高校生の父が絡んだ17年の時に流れが昏い。そして宿敵アーヴィング副本部長の存在と投げつける言葉。再生タイヤの意はマッキーの死に繋がっている感じ。捜査が本来の姿を全うしているせいか途中、まどろこしさも覚えたがやはりボッシュ刑事の動き、キズとの綿密なタッグ(行動、会話)がもたらすテンポは読んでいて愉しい。

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マイクル・コナリー

1956年、フィラデルフィア生まれ。フロリダ大学を卒業し、新聞社でジャーナリストとして働く。共同執筆した記事がピュリッツァー賞の最終選考まで残り、ロサンジェルス・タイムズ紙に引き抜かれる。1992年に作家デビューを果たし、現在は小説の他にテレビ脚本なども手がける。2023年、アメリカ探偵作家クラブ(

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