マイクル・コナリー

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判決破棄 リンカーン弁護士 下 講談社文庫

マイクル・コナリー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062779777
ISBN 10 : 4062779773
フォーマット
出版社
発行年月
2014年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
355p;15

内容詳細

無罪を訴える服役囚が犯人であることを確信して、ボッシュ刑事は調査員としてハラーのチームに加わり、新たな証人を見つけ出す。少女が連れ去られる瞬間を目撃していた姉の劇的な証言。保釈後、夜な夜なひとりで公園にたたずむ服役囚。冤罪か有罪か。殺害は偶発か計画的犯行か。思いがけない顛末が待つ!

【著者紹介】
マイクル・コナリー : 1956年、アメリカ・フィラデルフィア生まれ。フロリダ大学を卒業し、フロリダやフィラデルフィアの新聞社でジャーナリストとして働く。彼の手がけた記事が、ピュリッツァー賞の最終選考まで残り、ロサンジェルス・タイムズ紙に引き抜かれる

古沢嘉通 : 1958年、北海道生まれ。大阪外国語大学デンマーク語科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Tetchy さん

    ミッキーとマギーが知の戦士ならばボッシュはまさに力の戦士だ。そんな柔と剛を併せ持つチームが辿る結末はしかし苦いものだった。悪が成敗されたのにこれほど爽快感がない物語も珍しい。コナリーはアメリカ法曹界が孕む歪みを巧みに扱って我々読者を牽引しながら、最後は渇いた地平へと導いた。しかしそれでも本書は清々しい。それは子を持つ親たちがそれぞれの立場で最大限に尽力し、真摯に悪に立ち向かった物語だったからだ。父親と母親は子を護るためなら必死になる。子供たちの知らないところで親たちはこんな戦いをしているのだ。

  • ケイ さん

    ミスリードには、こういう仕方もあるのかと、目からウロコ。再読だが、このトリックは忘れていた。刑事弁護士は、被告人が有罪だと確認していても、どこまでも勝訴するようにするべきか。ほぼどの作品にも比喩のように登場するO.Jシンプソンの裁判がコナリーを苛立たせ、法廷劇を書かせているのだろうな。四年前に読んだ時は、ボッシュのシリーズは未読も多かったから楽しみ切れてなかったと今は思う。エコーパークから通読してきて、ようやくあと数冊で最新作。

  • KAZOO さん

    下巻に入ってもあまり動きは見られません。やはりハリー・ボッシュシリーズとは若干異なる展開になっていますね。私は嫌いではないのですが、法廷ものと警察ものの中間ということで少しカラーがはっきりしない気がしました。予想通りに終了してしまいました。

  • ケイ さん

    こんな終わりかたをするなんて、ズルいなあ。本作は、2010年に書かれていて、その後未訳だが現地では何冊か書かれているから、ハリーとミッキーのスクラムは読めるのかな。とにかく、後半は一気読み。読みながらずっとドキドキハラハラさせられっぱなしでした。

  • stobe1904 さん

    刑事弁護士マイクル・ハラーシリーズの下巻。DNA鑑定により再審となった事案を検察官としてボッシュや元妻マギーとチームを組んでハラーが立ち向かう。ボッシュの出番も多く、コナリーのオールスター共演を楽しんだが、ハラーシリーズにしては法廷でのやりとりがあっさりしていたのが残念なところ。とはいえ、そこはコナリーなので、一定のレベルは保っているので安心して読める。次作では、息詰まる法廷ドラマを期待したい。★★★☆☆

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マイクル・コナリー

1956年、フィラデルフィア生まれ。フロリダ大学を卒業し、新聞社でジャーナリストとして働く。共同執筆した記事がピュリッツァー賞の最終選考まで残り、ロサンジェルス・タイムズ紙に引き抜かれる。1992年に作家デビューを果たし、現在は小説の他にテレビ脚本なども手がける。2023年、アメリカ探偵作家クラブ(

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