PCRの誕生 バイオテクノロジーのエスノグラフィー

ポール・ラビノウ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784622089728
ISBN 10 : 4622089726
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
286p;20

内容詳細

PCRは、誰が「発明」したのか。マリス、同僚研究者、実験助手、管理者…文化人類学者が、1980年代のベンチャー企業の実像を、エスノグラフィー(民族誌)の手法により、科学社会学の研究対象として描く。シータス社の設立から買収されるまで、関係者への豊富なインタヴューにより、ノーベル賞の受賞対象となった研究・開発の生まれた環境が浮かび上がる。

目次 : 1 バイオテクノロジーの方へ/ 2 シータス社―信頼に足る勢力/ 3 PCR―実験環境と概念の産物/ 4 概念から道具へ/ 5 実用性のチェック/ 結論―ちょっとした道具

【著者紹介】
ポール・ラビノウ : 1944年生まれ。シカゴ大学大学院修了。専門は文化人類学、民族誌。ミシェル・フーコー研究でも知られている。1978年よりカリフォルニア大学バークリー校にて教鞭をとり、現在も教授職にある。分子生物学に代表される生命科学の発展が人間性の理解に与えた影響にも注目している

渡辺政隆 : サイエンスライター、東北大学特任教授。1955年生まれ。東京大学農学系大学院修了。専門はサイエンスコミュニケーション、科学史、進化生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 千本通り さん

    登場人物の写真が載っていることに半分以上読んでいる途中で気づいた。もっとわかりやすく最初に載せるべき。内容はアイデアを提供したマリスの身勝手さと不真面目さを周りがフォローしているうちに大発明につながったという話だが、正直読んで面白いかというと疑問。新興バイオテック・ベンチャー企業って大変なんだなあ。

  • PETE さん

    PCR技法を産んだシータス社の人びとにインタビューしていき、70-80年代のバイオベンチャーの文化を明らかにしながら、PCRとは何なのかについては一切口にしない奇妙な本。おそらく、この技法の開発でノーベル化学賞を受賞したキャリー・マリスが、開発の経緯についてハチャメチャなことを言っているのだろうが、その点については控えめな論調を取っている。 日本の政治家・経営者に、この本に出てくる給与などの数字を、当時の平均収入などの注意書きもつけて読ませたい本。

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ポール・ラビノウ

1944年生まれ。シカゴ大学大学院修了。専門は文化人類学、民族誌。ミシェル・フーコー研究でも知られている。1978年よりカリフォルニア大学バークリー校にて教鞭をとり、現在も教授職にある。分子生物学に代表される生命科学の発展が人間性の理解に与えた影響にも注目している

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