ポーラ・E・ステファン

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科学の経済学 科学者の「生産性」を決めるものは何か

ポーラ・E・ステファン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784535557925
ISBN 10 : 4535557926
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20

内容詳細

科学的発見の対価と公共性の適切なバランスは?研究者の、効率的な「報酬」体系とは?論文生産と年齢、性別の関係は?「知」をめぐる経済社会のあり方を考える。

目次 : 1 序論/ 2 知識の公共性と科学の報酬構造/ 3 知識はいかに生み出されるか/ 4 競争の選択と研究のタイプ/ 5 研究成果/ 6 効率性の考察と資金調達方式/ 7 産業界の科学者/ 8 科学者の労働市場/ 9 科学、生産性、新しい成長論/ 10 結び

【著者紹介】
ポーラ・ステファン : 1945年生まれ。1971年にミシガン大学でph.D.(経済学)を取得。現在、ジョージア州立大学アンドリュー・ヤング公共政策大学院教授であるとともに、全米経済研究所(NBER)のリサーチ・アソシエイトなどの職にある。専門は科学の経済学、科学者のキャリア研究など。夫は社会学者で同大名誉教授のウィリアム・エイミス(William Amis)。科学界とのつながりが深く、『サイエンス』誌の審査編集委員や国立衛生研究所(NIH)の諮問委員をはじめ、さまざまな役職を務める

後藤康雄 : 1964年生まれ。京都大学経済学部卒業。シカゴ大学修士、京都大学博士(いずれも経済学)。日本銀行、三菱総合研究所主席研究員(チーフエコノミスト)などを経て、現在、経済産業研究所上席研究員。著書:『中小企業のマクロ・パフォーマンス』(日本経済新聞出版社、2014年、エコノミスト賞、中小企業研究奨励賞「本賞」)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    科学と経済学の観点からの理論を語ってくれるものと思いましたが、そうではなく主に科学者の行動を経済学的に分析しているような感じを受けました。科学者の研究成果の扱いや労働市場とか、どちらかというと事実分析に重点を置いている気がします。それなりの実績でしょうが。

  • さきん さん

    科学の経済に果たす役割。著者の強烈な主張はなく、科学を経済学の視点から事例を挙げながら、紹介する内容。結論を言えば、科学が経済に様々な観点から貢献することはわかっているが、どれくらい今後も貢献するか皆目わからないということである。

  • Mc6ρ助 さん

     もっとも衝撃を受けたのは、訳者が解説で『・・日本経済が「失われた20年」をほぼ脱却して正常化した時期である・・(p170)』と言い切っていること。個人所得が伸びず一般消費が低迷という庶民感覚はまたまた置いてきぼり。閑話休題、科学を経済学することでいろんなことがわかったが(例えば、世の中科学者が溢れるがポストは少なく、もっと必要ともいうが、実は科学者の需要予測不能は歴史的真実。)、まだまだ分からないことばかり。訳者の解説に戻ると、いろいろな統計値は日本の「科学の力」の絶対的、相対的劣化を示している・・・。

  • 笠井康平 さん

    若手科学者の雇用の劣化は日本に限った話じゃないんだなとか、示唆に富む

  • Kanetaka M. Maki さん

    ゼミで輪読。

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