交響曲第１番、第２番　Ａ．デイヴィス＆ＢＢＣフィル

「イギリスのラフマニノフ」のシンフォニー！
アンドリュー・デイヴィスがボーウェンを振る！

シャンドスに専属アーティストとして加わり、エルガー、ホルスト、ディリアスを続々と取り上げてきたアンドリュー・デイヴィス。絶好調のアンドリュー・デイヴィスが次に取り組むイギリス音楽は、サン＝サーンスから「イギリスの若き作曲家たちの中で最も注目に値する」と絶賛され、近年再評価の機運が高まっている「イギリスのラフマニノフ」ヨーク・ボーウェンのシンフォニー。
　英国王立音楽院で学んでいた18歳のボーウェンが1902年に作曲した『交響曲第１番』は、美しくリリシズムにあふれた第２楽章を持つ３楽章形式の交響曲。第１番から７年後に作曲された『交響曲第２番』は大規模なスケールを持ち、創作の情熱に満ちたボーウェンの個性「ボーウェン様式」が発揮された20世紀イギリスの知られざる傑作です。ちなみにボーウェンのピアノ協奏曲第４番は、あの奇才ソラブジに「イギリス人によってこれまでに書かれたピアノ協奏曲の中で最も優れた作品だ」と称賛されたという逸話が残されています。
　『交響曲第１番』はこのデイヴィス盤が世界初録音。アンドリュー・デイヴィスとＢＢＣフィルが「イギリスのラフマニノフ」ヨーク・ボーウェンのシンフォニーを表舞台へと導きます。（東京エムプラス）

【収録情報】
ボーウェン：
・交響曲第1番ト長調Op.4（世界初録音）
・交響曲第2番ホ短調Op.31

　BBCフィルハーモニック
　アンドリュー・デイヴィス（指揮）

　録音方式：デジタル