ボスマンス:歌劇『ピノッキオ』
ベルギーの作曲家ボスマンスが誰もが知っている名作『ピノッキオ』をオペラに仕立てました。ボスマンスはほぼ独学で作曲技法を身に着け、45歳で初めてオペラの作曲に着手、最初の作品『La Passion de Gilles』を皮切りに現在までに8作のオペラと、管弦楽作品や室内楽作品を発表し好評を得ています。『ピノッキオ』の台本を書いたヨエル・ポメラは「この物語は広く知れ渡っており、強くインスピレーションを掻き立てます」と語り、単なる子供向けの劇ではなく、原作に基づく風刺的なエピソードを加え、社会や政治的問題にまで深く切り込む作品に仕上げました。ボスマンスはワーグナーを思わせる美しい音楽を付け、現代の聴衆に作品の真価を問うています。
*この商品には作曲者へのインタビューを収録したDVDが付属しておりますが、このDVDはPAL方式で記録されており、DVD再生が可能なWindows PCやMacのほか、マルチシステム対応AV機器などで再生することが可能です。通常のNTSC方式のDVDプレーヤーやTVでは再生することができません。ご了承のうえお求めくださるようお願いいたします。(輸入元情報)
【収録情報】
● ボスマンス:歌劇『ピノッキオ』全曲
人形…クロエ・ブリオ(メゾ・ソプラノ)
劇団の監督/詐欺師/第2の殺人犯/サーカスの団長…ステファヌ・ドゥグー(バリトン)
父/第3の殺人犯/教師…ヴァンサン・ル・テクシエ(バス)
第2の詐欺師/キャバレーのマスター/裁判官/最初の殺人犯/ロバの売り手…ヤン・ブロン(テノール)
妖精…マリー・エヴ・マンジェ(ソプラノ)
モネ交響楽団
パトリック・ダヴァン(指揮)
録音時期:2017年7月3日
録音場所:エクサン・プロヴァンス大劇場
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)