ペーター・ヘルトリング

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ヨーンじいちゃん

ペーター・ヘルトリング

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784037262808
ISBN 10 : 4037262800
フォーマット
出版社
発行年月
1985年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
20cm,206p

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読書メーターレビュー

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  • キムチ27 さん

    筆者の紡ぎだす世界に魅せられ、手に取る2冊目。北ドイツの小さな町からシュトゥットガルトの娘一家の元へやってきたヨーンじいちゃん。高齢独居の身を案じての同居となるのだが・・娘である母親、夫、2人の子供、それぞれのキャラがとても良い。縮んだとはいえ189センチがりがりじいちゃんは染色はもとより三角パンツをはいて飛び込みもするなかなかの存在。たちまち村中の人気者、20歳下の恋人までゲット。しかし、黄昏はやがて日没。最後まで筆者がじいちゃんに注ぐ視線の温かさがたまらない。認知、廃用症候と状況の低下をたどって。

  • シュシュ さん

    ある日、ヤーコプの家にヨーンじいちゃんがやってきた。可笑しくてにやにやしながら読んでいたのだけど、ほろりとくるシーンもあって、なんだか心が柔らかくなった気がした。ヨーンじいちゃんが話し始めるときの「んのっ」が東北弁みたいで好き。ヨーンじいちゃんは、なまっているのだ。とぼけた感じで時々真理を言うヨーンじいちゃん。お年寄りって豊かで深い。いい本だった。

  • かもめ通信 さん

    思わずクスッと笑ってしまうユーモアと、歯に衣着せぬ辛辣な物言いと、ときおり垣間見せるチェコやドイツという国とじいちゃんが背負ってきた重い歴史。時に子ども相手とは思えないほど容赦ないリアルをたっぷり含んだ物語。ロウジンスキーのあなたはもちろん、児童文学や東欧文学に興味のあるあなたも、数世代同居や高齢者の尊厳についてあれこれ考えるあなたにも、お薦めしたいこの1冊!但し人目のあるところで読むのは危険?!

  • 刹那 さん

    6年生の推薦図書。じいちゃんやから、最後は寂しいやろなおもって読んだのに、やっぱり泣きそうになりました。一緒に住むって、いいとこも、わるいとこも、お互いに認めていかないといけないんですよね。

  • Tomoko.H さん

    娘の本棚から。ヨーンじいちゃんも家族もとても魅力的に生き生きと描かれている。「おい、孫ぼうず、わしのようなおいぼれは、もう、ほれることもでけんと思うのか?頭はからっぽ、心もからっぽ、血管の中はほこりでざらざら。そう思うとるんじゃろ、…その気になりゃあ、わしゃあまだまだ燃えあがることがでける!うっとりして、わくわくして、首ったけになることがでけるんだ。ああ、おおでけじゃとも!」こんなふるった台詞を言う年寄り、いいな。元気だったおじいちゃんもぼけてしまい、家族を困らせる。老い、介護、死を暗すぎず伝える良書。

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