ペラム・グレンヴィル・ウッドハウス

人物・団体ページへ

ジーヴズの事件簿 才智縦横の巻 文春文庫

ペラム・グレンヴィル・ウッドハウス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167705923
ISBN 10 : 4167705923
フォーマット
出版社
発行年月
2011年05月
日本
追加情報
:
16cm,260p

商品説明

「機略と手際」、これが紳士に仕える私のモットーです
20世紀初頭のロンドンに、とんでもなく有能な黒髪の執事がいた。どんな難事もたちまち解決。世界中で愛されるジーヴズの傑作選!

内容詳細

20世紀初頭のロンドン。気はいいが少しおつむのゆるい金持ち青年バーティには、厄介事が盛りだくさん。親友ビンゴには浮かれた恋の片棒を担がされ、アガサ叔母は次々面倒な縁談を持ってくる。だがバーティには嫌みなほど優秀な執事がついていた。どんな難帯もそつなく解決する彼の名は、ジーヴズ。世界的ユーモア小説の傑作選。

【著者紹介】
P・G・ウッドハウス : 1881年イギリス・ギルフォード生まれ。ダリッジ・カレッジ卒業後、銀行勤務を経て20代で専業作家に。ユーモア小説の書き手として知られ、天才執事ジーヴズのシリーズに代表される著書は世界中で読み継がれている

岩永正勝 : 1940年長崎県生まれ。東京大学教養学部卒。99年よりイギリスP・G・ウッドハウス協会会員

小山太一 : 1974年京都府生まれ。イギリス・ケント大学英文科博士課程修了。専修大学商学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
本嫌いだった家族が読んで、読書に目覚めて...

投稿日:2021/07/09 (金)

本嫌いだった家族が読んで、読書に目覚めていくきっかけになった本です。気楽に読めるユーモア小説の短編集で、おバカなお金持ち紳士バーティにふりかかる難題を、優秀すぎる従僕のジーヴズが鮮やかに解決します。相性抜群のバーティとジーヴズですが、主従二人の微妙な力関係も面白いです。 同じジーヴズシリーズでは森村たまき訳(森村訳では「ジーヴス」と表記)もありますが、森村訳よりも日本語が自然で、断然こちらの方が読みやすいです。

ぷーにゃー さん | 不明 | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • nuit@積読消化中 さん

    探偵といえばシャーロック・ホームズ、子守といえばメアリー・ポピンズ、執事といえばジーヴズ! エドワード朝時代の雰囲気ただよう、20世紀前半のイギリス。お屋敷に住み込みの執事やコックがいて、有閑階級の人らは夜な夜な倶楽部で遊び、賭け事に興ずるのが人生という、古き良き英国。ホント、クスッと笑ってしまうぐらいお馬鹿な問題を一生懸命解決しようとするバーディとそれをドラえもんのように助ける天才執事ジーヴスとのコンビが微笑ましい。ちょっと心が疲れた時に開きたくなる本です_(:3」z)_

  • bookkeeper さん

    ★★★★☆ 初読。名家ウースター家 のバーティはお人好しでのどかーな好青年。彼に降りかかる日常生活の難題を解決しているのは切れ物の従僕ジーヴズなのだ。  「事件簿」とあるが、殺人の様な殺伐とした犯罪ではありません。婚約者から押し付けられる無理難題や親友の恋煩いなど、ほのぼの系の厄介ごとなので、安心して読めます。トロい主人&賢いしもべジャンル?の安定した面白さ。100年前の作品とは思えません。友人ビンゴの女性の好みがどんどんマニアックになっていく感じなのと、バーティのファッションセンスの無さが楽しい(笑)。

  • あきぽん さん

    美智子様の愛読書ということで読んでみました。20世紀初頭の英国、間抜けなお坊ちゃまと天才執事のドタバタ喜劇。古き良き時代の英国とか執事とかが好きな人にはたまらない本だけれど、これ何かに似てるな〜と思ったらそれはドラえもんでした笑。主人公が結婚したがらなかったりその親友が惚れっぽかったりするのは現代的かも??もう一冊も読みます。

  • nobby さん

    何とも痛快でシュールな短編集。英国貴族の愚息バーディとそれを支える賢明な執事ジーヴスとの掛け合いをクスッと笑って楽しめる。事件簿と言いながら描かれるのは日常の厄介事やドタバタ劇(笑)その解決へ導く閃きと手立ては鮮やかだが、同時に見事な策士模様に垣間見えるしたたかさにはニヤリ♪それにしても100年近く前のロンドン社会は、こんなにも愚鈍溢れてたのかな…藤色の靴下やカマーバンドなど突飛なファッションだけが2人のいざこざに繋がるとは呆れるばかり!惚れっぽさや軽薄な言動が売りという親友ビンゴへは手向ける言葉もない…

  • ナイスネイチャ さん

    およそ100年前の作品?1916年と最初の章に記述あったので。ちょっと間抜けでプライドがあるご主人と執事でこちらもプライドがあるジーヴスの日常起こる事件をコミカルに描いてました。英国紳士のジョークが品格あり昔の映画を見てる様でした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品