ペッテション(1911-1980)

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SACD 輸入盤

交響曲第4番、第16番 リンドベルイ&ノールショピング交響楽団(+DVD)

ペッテション(1911-1980)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BISSA2110
組み枚数
:
1
レーベル
:
Bis
:
Sweden
フォーマット
:
SACD
その他
:
DVD付き, ハイブリッド,輸入盤

商品説明


ペッテション:交響曲第4番、第16番
リンドベルイ&ノールショピング交響楽団
DVDではペッテション本人の映像と語りに触れることができます。


SACDハイブリッド盤。熱烈な支持者のいるBISアラン・ペッテション・シリーズの第6弾は、交響曲第4番と第16番。アル中DV父と宗教中心の母のもと貧困家庭に育ち、プロの作曲家となってからは周囲の無理解と関節リューマチに苦しみながら「私小説音楽」とも言うべき凄絶な作風を展開させました。
 交響曲第4番は1959年の作で、ペッテションの大半の交響曲と同様に単一楽章形式をとり、37分半延々と続きます。後の病的で暗い要素はさほど濃くなく、伝統的と言えます。コラール風の動機は、彼の母が歌った救世軍の賛美歌ですが、ペッテションは生涯のある時点を描いたのではないと記しています。最後の交響曲となった1979年の第16番はやはり単一楽章による27分ほどの作品で、アルト・サクソフォンの独奏を持つ協奏曲的な様相を呈しています。サクソフォン独奏は超絶技巧が要求されますが、現代音楽の寵児ユルゲン・ペッタションが圧巻な演奏を繰り広げます。最晩年、病魔に侵されていた時期ですが、天国的な救いが感動的。陽気で前向きなリンドベルイと作風の不思議なギャップが眩暈に似た緊張感を生んでいます。
 DVDではペッテション本人の映像と語りに触れることができます。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ペッテション:
● 交響曲第4番 (1959)
● 交響曲第16番 (1979)

 ユルゲン・ペッタション(アルト・サックス:第16番)
 ノールショピング交響楽団
 クリスチャン・リンドベルイ(指揮)

 録音時期:2013年1月
 録音場所:ノールショピング、ルイ・ド・イェール・コンサートホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

【DVD】
● ドキュメンタリー「アラン・ペッテション、お前は一体何者?」
 1974年、スウェーデン放送制作
 収録時間:52分17秒
 言語:スウェーデン語
 字幕:英語
 NTSC
 Region All

収録曲   

  • 01. Symphony No. 4 - Jrgen Pettersson/Norrkping Symphony Orchestra
  • 02. Symphony No. 16 - Jrgen Pettersson/Norrkping Symphony Orchestra

ユーザーレビュー

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このコンビによるペッテションとしては、今...

投稿日:2015/03/17 (火)

このコンビによるペッテションとしては、今までで最高の出来ではないでしょうか。第4番は、かつてコミッショーナ指揮エーテボリ響のLPで接してきたこともあり、初期作品の中でもわたしにとっては思い入れの深い作品ですが、丁寧に仕上げられています。圧巻は第16番。この曲の真価を実感できた最初の演奏ではないでしょうか。俳諧に例えて言うなら、芭蕉が最後に到達しえた「かるみ」の境地に達したのがこの第16番です。老いてなお、新たな「かるみ」の境地を切り開いたペッテションの芸術性を理解するには、従来の重苦しい演奏ではなく、この演奏を聞いて味わうのが一番です。

Papachan さん | 北海道 | 不明

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