ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲第3番『英雄』、第4番 ジュリーニ&ウィーン・フィル(2CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALT220
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ALTUSウィーン・フィル ライヴシリーズ
1994年 ジュリーニ晩年 恐るべきテンポの至芸
超重量級 ベートーヴェン『英雄』、第4番
ジュリーニ晩年の大河のごときテンポで強調される
ウィーン・フィルの輝かしい美しさ!躍動する低声部がすごい

ジュリーニ晩年のクレンペラーもかくやのテンポでくりひろげられる重量級の大ベートーヴェン。このテンポだからこそ、生きてくるウィーン・フィルの魅力。ティンパニーのあの音、ぶ厚い低音部、味わいの木管など、この濃厚なる美音!まさにジュリーニとウィーン・フィルならではの充実度でございます。
 ちなみにNHKFM放送時大変話題になっておりましたので、ご記憶の方も多いと思われます。今回のCD化、音質も大変良くムジークフェラインザールの美しい響きを堪能できます。ORFオリジナルテープよりアルトゥスが直接マスタリング。掲載の演奏時間は実測値です。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ベートーヴェン:
・交響曲第3番変ホ長調Op.55『英雄』
 第1楽章 (20:29)
 第2楽章 (17:24)
 第3楽章 (06:55)
 第4楽章 (13:36)

・交響曲第4番変ロ長調Op.60
 第1楽章 (13:07)
 第2楽章 (10:35)
 第3楽章 (06:21)
 第3楽章 (07:27)

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)

 録音時期:1994年5月17日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:デジタル(ライヴ)

内容詳細

最近ではほとんど死滅したと言っても過言ではない、まことに重いベートーヴェンである。その重さも、巨岩をずっと引きずるような感じで、これがジュリーニ節である。そこにウィーン・フィルらしい艶やかな音があちらこちらに見られ、それが絶妙に対比。(白)(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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ジュリーニの英雄、4番はこの録音含め複数...

投稿日:2017/01/19 (木)

ジュリーニの英雄、4番はこの録音含め複数録音がありますが、演奏の傾向はほとんど変わらず、多くはオーケストラのキャラクターが演奏の差異となっています。どちらかというと明るくてサッパリとした響きのロスフィル、スカラ座のオーケストラとは異なり、ウィーンフィルは重心の低い大変濃厚な響きであり、実際のテンポ以上にゆっくりに感じられますが、私としては全く気にならないどころか演奏の素晴らしさに耳を奪われます。元々スケールの大きな演奏をするジュリーニの中でもこの演奏の大きさたるや…何よりウィーンフィルの音は本当に美しい…ティンパニの中身の詰まった音は特に印象的でした。全編通して柔らかい響きでとても遅いテンポなのに、聴き終えた印象としてはフォルムはむしろガッチリしていて、曲の形式、構造が把握しやすいという(同時代の指揮者の中では比較的珍しく、基本的に提示部反復を必ず行っていたことから、ジュリーニは元々形式にこだわりを持っていたと思われますが)、他の指揮者にはなかなか感じられないジュリーニの特徴がよく出た演奏だと思います。個人的にはロスフィル、スカラ座のオーケストラの演奏よりもこちらが好みですし、音質も大変良好なのでオススメいたします。

ロールパン さん | 不明 | 不明

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 多くの英雄を聞いているつもりだが、歌謡...

投稿日:2013/05/28 (火)

 多くの英雄を聞いているつもりだが、歌謡性という点ではこれが随一である。ゆったりとしたテンポで、重厚に聞かせる。かといって重すぎずにだれることもない。カンタービレが濃厚であるためにテンポの遅さがまるで気にならない。たゆたうような節回しに酔うことができるのだ。テンポが遅くなった晩年のジュリーニらしさがたっぷりと味わえる1枚である。4番はというとクライバー、ムラヴィンスキーとは全く異なる対極にある演奏である。緊迫感はほとんど感じられないが、3番と同様にカンタービレが全曲を支配し、今日の指揮者とは大きく異なる響きで、ウィーンフィルの美音をたっぷり聞かせている。フルトヴェングラーに近い味わいであろうか。お気に入りの1枚となった。これまでの3,4番と異なる演奏を楽しんでみたい方にお勧めしたい1枚である。

トスカの微笑 さん | 北海道 | 不明

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こんな3番があったとは・・素晴らしい。や...

投稿日:2012/10/10 (水)

こんな3番があったとは・・素晴らしい。やはりベートーヴェン先生の交響曲はこうでなくては。ピリオド奏法なんてあほらしくて聴いてられない。このコンサートに居合わせたら一生の宝物になったでしょう。

DAK さん | 京都府 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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