ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

ヴァイオリン協奏曲 エリカ・モリーニ、ジョージ・セル&クリーヴランド管弦楽団(1967年ステレオ)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MR2597
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ファン垂涎。これぞ女流の品格!!
エリカ・モリーニ+ジョージ・セル/クリーヴランド
高貴、典雅のベートーヴェン!!ステレオ録音


名女流エリカ・モリーニ[1904-1995]はウィーンの生れ。ユダヤ系だったために1938年からはアメリカに移住し、活動の拠点を移しました。何せ1916年には世界一の大指揮者ニキシュと共演している程ですから神童の名を恣にしました。名声に比して録音が少ないために幻扱いされることもありますが、実際は晩年まで精力的な活動を展開。単に録音に関心がなかっただけのようです。芸風は繊細な美音を生かした高貴、典雅そのもの。ウィーンのエレガンスを体現できる名女流です。
 伴奏がセルというのも泣かせます。セルは古くはウィーン・フィルを指揮してフーベルマンの伴奏でこのベートーヴェンをスタジオ録音しており、後々まで演奏会を繰り返しました。セルはこのヴァイオリン協奏曲を交響曲と並ぶ管弦楽作品の傑作と考えていた模様です。ここではふくよかで丸みのある、深深たる抒情溢れる名バッキング! セルはソリストの選定にやかましく、お気に入りの人としか共演しておりませんが、モリーニとはザルツブルク音楽祭にも遠征参加するくらいで、息の合ったところを見せます。
 第一楽章終了時に熱狂的な拍手が30秒も続きます。このライヴが音質良好なステレオ録音で収録されていたことに感謝の念が深まるばかりです。(輸入元情報)

【収録情報】
● ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61
(I. 23:58/ II. 9:40/ III. 10:00)

 エリカ・モリーニ(ヴァイオリン)
 クリーヴランド管弦楽団
 ジョージ・セル(指揮)

 録音時期:1967年5月11日
 録音場所:クリーヴランド、セヴェランス・ホール
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

総合評価

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「ベートヴェン ヴァイオリン協奏曲二長調 エリカモリーニ、セル指揮クリーグラント管弦楽団(MEMORIES REVERENCE MR2597)」についてレビューします。1967年の演奏で古いものになりますが、当時のSTEREO録音を最新のDIGITAL REMASTERINGを加えてことで、問題なく聴くことができます。最新の録音に比べると、オーケストラの分離の悪さが少々気にはなりますが、演奏が素晴らしいので気になりません。今この演奏を聴けることに感謝です。

HQ さん | 愛知県 | 不明

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投稿日:2020/09/14 (月)

このコロナ禍でレビューアーの評が目に留まり購入。ただ、メモリーズ盤の輸入が途絶え、手に入れるのが大変。中古でやっと購入。 ここでは、セッションのようなセルによる造形美の整った管弦楽がある(まるで、グラフマンとのプロコフィエフ協奏曲第3番のよう)。ここにモリーニは天女のように、持ち前の美音を奏でる。相互に絶大な信頼があるのであろう。どこまでもサポートするし、どこまでも歌う。もっと骨太の演奏が好きな方もいると思うが、ここのは別世界がある。知り尽くしたと思っているかたに一聴をお願いしたい。「こんなにきれいな曲だっけ?」と気づくこと請け合い。

北の火薬庫 さん | 北海道 | 不明

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投稿日:2018/08/18 (土)

多くのヴァイオリニストとオーケストラがこの曲の演奏を残しています。私的には力強い管弦楽のベートヴェン演奏と高貴で清潔ななヴァイオリンソロ、のマッチした演奏が好みです。ソロの熱演はこの曲にふさわしくないと思います。モリーニの演奏はセルの伴奏に対しやや薄味すぎますが(それだけにソロ部分の美しさが心に沁みます)好みの一枚です。でも、やはりブッシュNYPが良いですね。

仔牛ののぶちゃん さん | 大阪府 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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