ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

ヴァイオリン・ソナタ第9番『クロイツェル』、第3番、第6番 イブラギモヴァ、ティベルギアン

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WHLIVE0045
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ウィグモア・ホール・ライヴ
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集第3集
イブラギモヴァ&ティベルギアン


1985年ロシア生まれで現在は英国在住のヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァは、古楽奏法とモダン奏法の両方を学び、どちらの分野にも見事な表現力を示すヴァイオリニスト。2005年10月の来日公演ではバッハの無伴奏作品を演奏し、その模様がNHKで放映されて大きな話題を呼びました。
 彼女はこれまでハイペリオン・レーベルにバッハの無伴奏、シマノフスキ、ハルトマン、ロスラヴェッツの作品をレコーディングしており、特にバッハはベストセラーとなり、さらにコンサートの好評もあって、英国での人気も高いものがあります。
 今回、由緒あるウィグモア・ホールでおこなわれたベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会は、現在の彼女の高度な実力をよく示すものといえます。1738年ピエトロ・グァルネリ製のヴァイオリンを駆使し、高速で軽快な弓使いと必要最小限のヴィブラートにより、柔軟な筋肉質の機動性に満ちた見事なベートーヴェンを聴かせてくれます。
 重要な役割を果たすピアノ・パートは、1975年フランス生まれの名手セドリック・ティベルギアンが受け持ち、イブラギモヴァのヴァイオリンを引き立てながらも意欲あふれる演奏を聴かせています。

【収録情報】
ベートーヴェン:
・ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調op.47『クロイツェル』
・ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調op.12-3
・ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調op.30-1

 アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)
 セドリック・ティベルギアン(ピアノ)

 録音場所:ロンドン、ウィグモア・ホール
 録音方式:デジタル(ライヴ)

収録曲   

  • 01. Sonata for Violin & Piano No. 6 in a Major, Op. 30/1: Allegro
  • 02. Sonata for Violin & Piano No. 6 in a Major, Op. 30/1: Adagio Molto Espressivo
  • 03. Sonata for Violin & Piano No. 6 in a Major, Op. 30/1: Allegretto Con Variazioni
  • 04. Sonata for Violin & Piano No. 3 in E Flat Major, Op. 12/3: Allegro Con Spirito
  • 05. Sonata for Violin & Piano No. 3 in E Flat Major, Op. 12/3: Adagio Con Molta Espressione
  • 06. Sonata for Violin & Piano No. 3 in E Flat Major, Op. 12/3: Allegro Molto
  • 07. Sonata for Violin & Piano No. 9 in a Major ('Kreutzer'), Op. 47: Adagio Sostenuto - Presto
  • 08. Sonata for Violin & Piano No. 9 in a Major ('Kreutzer'), Op. 47: Andante Con Variazioni
  • 09. Sonata for Violin & Piano No. 9 in a Major ('Kreutzer'), Op. 47: Presto

総合評価

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新次元を開いた見事な演奏。ベートーヴェン...

投稿日:2011/11/05 (土)

新次元を開いた見事な演奏。ベートーヴェンの無名のソナタがこれほど生き生きと鳴り響き、今生まれたばかりのように新鮮な魅力を放射するとは信じられないほど。重厚長大な「大」ベートーヴェンではなく、と言って浅くて薄いとも違う等身大(?)のベート−ヴェンが身近に…。

so減七 さん | 埼玉県 | 不明

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第1集、第2集と比較すると、いまひとつかな...

投稿日:2011/10/07 (金)

第1集、第2集と比較すると、いまひとつかな。残念です。 クロイツェルは、イブラギモヴァの能力の高さがよく出ていますが、 3番、6番のソナタは、余計な小技があざとくなっていて、せっかくの品を損なっています。ティベルギアンのピアノは正直ベートーヴェン向きとは思えませんが、やはり3番、6番では、輪郭がはっきりせず、ヴァイオリンと比べると、締まりのなさが気になってしまいます。

angelico さん | 東京都 | 不明

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・ヴァイオリン・ソナタ 第6番イ長調 op.30-1  潤...

投稿日:2011/06/17 (金)

・ヴァイオリン・ソナタ 第6番イ長調 op.30-1  潤いを含みつつも軽やかに、転がったり駆け上がったり散ったりする音が本当に心地よく、ただ聴いていたい。もう言葉は要らない。ソナタ集1,2では、アリーナの情熱を初めて音で強く感じたが、3はそこをフッと突き抜けたような別の躍動感、開放感があった。  ティベルギアン氏のピアノは録音の問題か1,2の時より抑え気味に感じたが、軽いタッチひとつがこんなにも色彩感を描き出せるのか!というほど、音の一粒一粒に色んな表情や趣がある。  二人の質感、温度感、強弱、起伏、全部神業的にぴったりだ。 ・ヴァイオリン・ソナタ 第3番変ホ長調 op.12-3  ティベルギアン氏はこの難曲を軽々と、しかもたっぷり謳いあげ、アリーナらしいしっとりとした高音と、吐息のような弱音が話しかけたり、応えたり…ホールでの二人の演奏対話が目に浮かんでくるようだ。   ・ヴァイオリン・ソナタ 第9番イ長調 「クロイツェル」op.47   あらかじめホールで直に聴いた方の感想を窺い知っていたが…またびっくりさせられた。前回『春』であんなに柔らかなスフォルツァンドを聴かせてくれたアリーナが激しい鋭角のスフォルツァンドを切り込んでこんなに激しくかき鳴らすとは…。ところが第ニ楽章はヴァイオリンの天へ上る高音域と伸びが印象的な旋律だからいつものアリーナの真骨頂! 第三楽章は軽やかに、けれど浮き足立った感じではなくて土を踏みしめて駆け抜けるよう。 「クロイツェル」に関しては特に、ベートーベン(の音楽)を直感した。全ソナタを通して、二人なりの解釈、個性を打ち出してきた中で、最後に持ってきた大作「クロイツェル」ではベートーベンに回帰した…と思うと、前2作で膨らんだ期待を外されたしれないが、まだまだいろんな引き出しがありそうな二人の将来性も感じた。

さが さん | 愛知県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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