ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7番、ルトスワフスキ:弦楽四重奏曲 アルバン・ベルク四重奏団(1978)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
93722
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

これぞ完璧なアンサンブル!
鬼気迫るアルバン・ベルク四重奏団
1978年シュヴェツィンゲン、白熱のライヴ!


このアルバムはアルバン・ベルク四重奏団の1978年4月のシュヴェツィンゲン音楽祭ライヴから、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第7番とルトスワフスキの弦楽四重奏曲を収録したものです。
 当四重奏団結成時から演奏していたベートーヴェンはまさに絶品の一言に尽きます。きめ細やかな抜群のアンサンブルは速いパッセージでも一切乱れることがなく、ライヴとは思えないほどの完璧な演奏です。一方、後半のプログラムにはルトスワフスキでした。アルバン・ベルク四重奏団はウィーンの伝統や様式を守りつつ、コンサートで必ず20世紀の曲も取り上げるポリシーを掲げていました。1964年に作曲されたルトスワフスキ唯一の弦楽四重奏曲は十二音技法を駆使して、各パートが異なるテンポとリズムで交錯する立体的で独特の魅力を持った作品です。終楽章ではまるであちこちから亡霊が浮かび上がってくるようなおどろおどろしさを感じさせます。このような当時の現代作品をライヴにて積極的に取り上げてきた重要性を再認識されられるような素晴らしい演奏です。
 第1ヴァイオリンのギュンター・ピヒラーとチェロのヴァレンティン・エルベンは1970年の団結成時から解散した2008年まで変わらず活躍しましたが、第2ヴァイオリンとヴィオラはメンバー変更がありました。当ライヴ録音では1970年結成以後はじめてのメンバー変更があった時期で、ちょうど第2ヴァイオリンのクラウス・メッツルがゲルハルト・シュルツに代わった直後にあたります。しかし、シュルツの演奏はこの時すでにアルバン・ベルク四重奏団の音色を奏でており、ひと際熱のこもった演奏となっております。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1『ラズモフスキー第1番』
・ルトスワフスキ:弦楽四重奏曲 (1964)

 アルバン・ベルク四重奏団
  ギュンター・ピヒラー(第1ヴァイオリン)
  ゲルハルト・シュルツ(第2ヴァイオリン)
  ハット・バイエルレ(ヴィオラ)
  ヴァレンティン・エルベン(チェロ)

 録音時期:1978年4月28日
 録音場所:シュヴェツィンゲン城
 録音方式:ステレオ(アナログ/ライヴ)

収録曲   

  • 01. Allegro
  • 02. Allegretto Vivace E Sempre Scherzando
  • 03. Adagio Molto E Mesto - Attacca
  • 04. Thme Russe: Allegro
  • 05. Introductory Movement
  • 06. Main Movement
  • 07. Appassionato
  • 08. Funebre

ユーザーレビュー

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今から40年ぐらい前にアルバンベルクqt...

投稿日:2021/03/08 (月)

今から40年ぐらい前にアルバンベルクqtがモーツァルト、シューベルトのqtを独テルデックにデヴュしたとき、私は音楽会報に弦楽四重奏団の革命的デヴュと書いた。それほど衝撃的であった。響きのウィーン的な美しさに加えて感覚が新鮮で現代的であり、今迄聞いてきた四重奏団とは明らかな違いを感じた。内的響きは別としてこれほど美しい弦の響きを聴かせる四重奏団は今のところないであろう。もちろん曲による出来不出来はあるが、多くの場合演奏自体も内容を伴っている。このラズモフスキー1番はやや早めのテンポをとっているが、初めの1,2楽章はもう少し遅いほうが私は好きだが、第3楽章の深い美しさは思わず耳をそばだてるほどである。これがモノラルなら美しさも減じたであろうが、ステレオならではのメリットであろう。この四重奏団の素晴らしさを再認識したCDである。余談ながら、CDプレイヤーはバブル期製造の6万円のほうが、1997年発売の10万円のCDPより中音域が豊かなあたたかい音を出している。

robin さん | 兵庫県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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