ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

ピアノ協奏曲全集、合唱幻想曲、他 カッチェン(4CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4758449
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ジュリアス・カッチェン/ベートーヴェン録音全集(4CD)

ジュリアス・カッチェンは1926年8月15日にニュージャージー州ロングビーチで生まれました。11歳の時、オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団とモーツァルトのニ短調ピアノ協奏曲k466を演奏したことで知られます。彼の両親は、彼に適切な教育を受けさせることにこだわりましたが、それは後になって大きな実を結ぶことになります。1946年フランスに移り、短い生涯を終えるまでフランスで過ごしました。彼が亡くなったのは1969年4月29日、42歳の時でした。
 カッチェンのレパートリーは膨大で、ウィーン古典派の作品から、ブリテン“左手のための協奏曲”やネッド・ローレムのソナタ第2番のような20世紀の作品にまで及んでいます。これらは彼がDECCAに残したたくさんの伝説的な名演の中のほんの一部です。彼の最初のDECCAへの録音は、1947年の“ヘンデルの主題による変奏曲”を含むブラームスの作品集で、最後の録音は1968年、ヨゼフ・スーク、ヤーノシュ・シュタルケルとのブラームス“3つのピアノ三重奏曲”でした。カッチェンは、ブラームスの重要なピアノ曲とピアノを含む室内楽を全て録音したただ一人の世界的なピアニストでしょう。
このベートーヴェンのピアノ協奏曲と合唱幻想曲も、彼のDECCA録音の中で重要な位置を占めます。もちろん、ディアベリ変奏曲と32番のソナタも。彼のDECCAへのベートーヴェン録音全てが今回初めてこのBOXとしてリリースされました。

ベートーヴェン
・ピアノ協奏曲第1番〜5番
・合唱幻想曲
・ディアベリの主題による32の変奏曲 Op120
・ポロネーズ Op89
・ピアノ・ソナタ第32番 Op111
 ジュリアス・カッチェン(P)
 ロンドン交響楽団
 指揮:ピエロ・ガンバ

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Konzert Fuer Klavier Und Orchester Nr. 1 C-dur Op.
  • 02. Beethoven, Ludwig Van - 1. Allegro Con Brio (origi
  • 03. Beethoven, Ludwig Van - 2. Largo
  • 04. Beethoven, Ludwig Van - 3. Rondo Allegro Scherzand
  • 05. Konzert Fuer Klavier Und Orchester Nr. 2 B-dur Op.
  • 06. Beethoven, Ludwig Van - 1. Allegro Con Brio
  • 07. Beethoven, Ludwig Van - 2. Adagio
  • 08. Beethoven, Ludwig Van - 3. Rondo Molto Allegro
  • 09. Rondo In B Flat For Piano & Orchestra, Woo6
  • 10. Beethoven, Ludwig Van - Original Version

ディスク   2

  • 01. Konzert Fuer Klavier Und Orchester Nr. 3 C-moll Op
  • 02. Beethoven, Ludwig Van - 1. Allegro Con Brio (origi
  • 03. Beethoven, Ludwig Van - 2. Largo
  • 04. Beethoven, Ludwig Van - 3. Rondo Allegro
  • 05. Konzert Fuer Klavier Und Orchester Nr. 5 Es-dur Op
  • 06. Beethoven, Ludwig Van - 1. Allegro
  • 07. Beethoven, Ludwig Van - 2. Adagio Un Poco Mosso
  • 08. Beethoven, Ludwig Van - 3. Rondo Allegro

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総合評価

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カデンツァを聴くとカッチェンがいかに高度...

投稿日:2011/09/09 (金)

カデンツァを聴くとカッチェンがいかに高度なテクニックを持っているかわかる。タッチの種類が豊富で素晴らしい。強靭な音から優しい音、輝かしい音から軽やかな音まで見事に描き分けている。 第4番の2楽章は内省的で、とても美しい。「皇帝」の第3楽章は、バスの音が効いていて迫力がある。5曲全体を通しても素晴らしい出来だ。 コンチェルトの方は録音もオーケストラの音もよく拾っていてよい。 締めくくりの32番のソナタも深遠で素晴らしい。

静流 さん | 福岡県 | 不明

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カッチェンのピアノは、強靭で鋭い打鍵で力...

投稿日:2008/11/24 (月)

カッチェンのピアノは、強靭で鋭い打鍵で力強さがありますが、それ以上に気品と詩情が溢れています。迷いのないストレートな弾き方が若々しく爽快。ディアベリ変奏曲や第32番ソナタ、ポロネーズは何度も聴きたくなるほど新鮮です。これほど清冽で繊細で知的なピアノを弾けるのは全く素晴らしい。 協奏曲も切れ味は抜群で躍動感に溢れています。オケもカッチェンと同じ方向性の伴奏で一体感もあり、大家風の演奏ではないところに、この曲を作曲した頃のベートーヴェンのエネルギーが感じられます。

yoshimi さん | osaka | 不明

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「皇帝」は同曲最高の名演のひとつ。衒いの...

投稿日:2007/09/12 (水)

「皇帝」は同曲最高の名演のひとつ。衒いのないストレートなピアノだが、特有の高貴なセンスが随所に優しさを滲ませているのが素敵で、時折神がかったような美しい瞬間を聴かせる。ガンバのバックも躍動感にあふれ、カッチェンの若々しいピアノとマッチしている。

雲兵衛 さん | 横浜 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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