ベートーヴェン(1770-1827)

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SHM-CD

ピアノ・ソナタ第30番、第31番、第32番 ルドルフ・ゼルキン(1987)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG52020
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

ベートーヴェン:
@ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 作品109
Aピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 作品110
Bピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 作品111

ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
録音:1987年10月 ウィーン


解説(内容)
【ドイツ・グラモフォン定盤 premium】【SHM-CD仕様】【グリーン・カラー・レーベルコート】【ルビジウム・クロック・カッティング】
巨匠ゼルキンは厳しい自己批判ゆえに、録音に極めて慎重であったことが知られています。1987年のウィーン・リサイタルから選り抜かれた当アルバムは、その意味で私たちのかけがえのない宝となりました。音楽を探究する彼のひたむきな態度と曲の核心へ一気に肉薄する迫力には、今もって大きく心を揺さぶられます。作曲者が晩年に到達した総合的な様式と深甚な精神は、効果に依存したところの微塵もない彼の格調高いピアニズムによって、すばらしい説得力と清澄な表現を獲得しています。

内容詳細

ルドルフ・ゼルキンによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ第30番・第31番・第32番。87年のウィーン・リサイタルから選り抜かれた音源が収録されている。音楽を探究するゼルキンのひたむきな態度と、曲の核心へ一気に肉薄する迫力に心を揺さぶられる。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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ベートーヴェンのピアノソナタ第32番。ベ...

投稿日:2021/03/07 (日)

ベートーヴェンのピアノソナタ第32番。ベートーヴェン最後のピアノソナタです。特に第2楽章は深淵の境地。出だしのフレーズは静かに語られるベートーヴェンの最後の言葉を聞くような静謐な音楽となっています。しかし、中盤、だんだんリズムが羽出したかと思えば、ジャズのようなリズム感が押し寄せてくる箇所があります。「ん?いつの時代の音楽を聴いているんだ?」と不思議な感覚となると同時に、天才ベートーヴェンは時代さえも超越しようとしていたのかと彼の恐ろしさを痛感する瞬間です。 しかし、この一つの聞きどころである「ジャズの箇所」をここぞとばかりにジャカジャカと一生懸命弾いてしまうと、「ベートーヴェンってそれで良いのか」と疑問を感じてしまう。その点このゼルキンの演奏は、例の部分についても情感たっぷりに乱暴になるわけでもなく、テンポを上げるわけでもなく、情感たっぷりに弾いてくれます。まるで生前の楽しい思い出を慈しみ、感極まっているかのように。静けさの中に響く美しい旋律が、ただただ感動的な名演です。

私的決定盤レビュー さん | 愛媛県 | 不明

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名演でした。 ただし、スタジオ録音のゼル...

投稿日:2020/04/29 (水)

名演でした。 ただし、スタジオ録音のゼルキンを期待する方には、少し違った印象のライブで、ゼルキンにしては珍しくテンポを動かしている箇所が多くみられます。 ただただ、これがベートーベンの最後のピアノソナタであること、ゼルキンの最晩年のライブであることを考えながら聴いていると、自分の人生についても考える時間を与えてくれる演奏です。 完全武装のポリーニの名盤も良いですが、このようなゼルキンの演奏も許容してしまうこの3作品に改めて感服しました。

古き良き時代 さん | 大阪府 | 不明

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SONYによる全集が発売されたが、DGの...

投稿日:2018/02/04 (日)

SONYによる全集が発売されたが、DGのこの盤のほうが技術は劣るものの音楽は上。ゼルキンはグラモフォンに移籍する少し前から、一段と情感が豊かになったと思います。SONYに続いて、グラモフォン向け全集をオリジナルジャケット仕様で是非ともお願いしたい。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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