ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

【中古:盤質A】 交響曲全集 スタインバーグ&ピッツバーグ交響楽団(5CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

中古情報

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A
特記事項
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コメント
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直輸入盤、5枚組
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基本情報

ジャンル
カタログNo
YS332403
レーベル
International
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

ベートーヴェン:交響曲全集(5CD)
スタインバーグ&ピッツバーグ交響楽団


カナダ「St-Laurent Studio」からの久々の新譜は、ウィリアム・スタインバーグ幻の名盤『ベートーヴェン:交響曲全集』(Command Classics)です。
 ドイツからアメリカに移った巨匠ウィリアム・スタインバーグのベートーヴェン全集はLP初期の名盤として知られますが、なぜかCD化の機会に長く恵まれず、2011年にフランスの「XXI Production」から限定でCD初復刻されましたが、購入は困難だった上にすでに品切れです。「XXI Production」が使用したマスターも「St.Laurent Studio」によるものですから、当盤も「XXI Production」と同じ音質です。LPからの板起しですが、これも「St.Laurent」の拘りとのことです。元来が35ミリ・マグネティック・フィルムによる良好な録音でもあり、音色はヨーロッパ的、爽快なテンポで力強いトスカニーニ的なベートーヴェンを楽しめます。(輸入元情報)

【スタインバーグ】
50年代キャピトルでの一連の録音や、コマンド・レーベルのブルックナー7番、DGのホルスト『惑星』、最近ではケルン放送響との放送音源発掘などで知られる名指揮者、ウィリアム・スタインバーグは、1899年、ケルンの出身で、幼少から楽才を発揮、ピアノとヴァイオリン、作曲を学び、13歳のときに、ローマ詩人オヴィディウスの『変身譚』に基づく合唱と管弦楽のための作品を書き上げて指揮、初演するという天才で、ドイツでの名前はハンス・ヴィルヘルム・シュタインベルクでした。
 その後、ケルン音楽院でピアノをクララ・シューマンの弟子に、指揮をアーベントロートに師事したスタインバーグは優秀な成績で卒業、ケルン歌劇場のオーケストラに第2ヴァイオリン奏者として入団するのですが、ここで当時の首席指揮者、クレンペラーにボウイングの面で怒りを買い、解任されることになってしまいます。しかし、クレンペラーは解任したスタインバーグを今度は自分のアシスタントとして雇い、3年後の1924年には自身の代役としてアレヴィの『ジュイーヴ』で指揮者デビューを飾らせることとなります。
 その翌年、かつてクレンペラーがマーラーの推薦で指揮者を務めたプラハのドイツ歌劇場の音楽監督となり、1929年にはフランクフルト歌劇場の音楽監督に就任、シェーンベルクの『今日から明日まで』の初演などもおこなっています。しかし1933年には、ナチによってポストを追われ、その後、準備期間を経た1936年、フーベルマンと共にパレスチナ交響楽団設立という大任を果たしています。
 設立後ほどなくして、パレスチナ交響楽団を訪れたトスカーニーニは、スタインバーグの指揮を大いに気に入り、自身のアシスタントとしてアメリカに招き、1938年から1940年までのあいだ、NBC交響楽団を数多く指揮させることになります。以後、ニューヨーク・フィルやサンフランシスコ歌劇場での指揮を経て、1945年、バッファロー・フィルの音楽監督に就任、1952年には、ピッツバーグ交響楽団の音楽監督となり、1976年までの四半世紀に渡って良好な関係を築きあげ、途中、1958年から60年にかけてロンドン・フィル、1969年から72年にかけてはボストン交響楽団の首席指揮者も兼任するなどして、退任から2年後の1978年、ニューヨークで生涯を終えています。(HMV)

【収録情報】
ベートーヴェン:
● 交響曲第1番ハ長調 op.21
● 交響曲第2番ニ長調 op.36
● 交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』
● 交響曲第4番変ロ長調 op.60
● 交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』
● 交響曲第6番ヘ長調 op.68『田園』
● 交響曲第7番イ長調 op.92
● 交響曲第8番ヘ長調 op.93
● 交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱』

 エラ・リー(ソプラノ:第9番)
 ヨアンナ・シモンズ(アルト:第9番)
 リチャード・ニーズ(テノール:第9番)
 トーマス・ポール(バス:第9番)
 メンデルスゾーン合唱団(第9番)
 ピッツバーグ交響楽団
 ウィリアム・スタインバーグ(指揮)

 録音時期:1961年(第4番)、1962年(第7,8,9番)、1963年(第3番)、1964年(第1,2番)、1965年(第5,6番)
 録音場所:ピッツバーグ、軍人会館
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 原盤:Command Classics
 日本プレス、日本語解説付き

ユーザーレビュー

総合評価

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ウィリアム・スタインバーグ指揮、ピッツバ...

投稿日:2021/11/19 (金)

ウィリアム・スタインバーグ指揮、ピッツバーグ交響楽団の演奏で収録された、ベートーヴェンの交響曲全集。 スタインバーグといえばミルシテインらの伴奏指揮やDGへ入れた惑星などが知られており、この全集は決して有名とは言い難いですが、隠れた名演奏として知られています。 速めのテンポとドイツ出身らしくカチッとしたサウンド、明るい響きと、ベートーヴェンの音楽に精神性を求める聴き手にはおすすめしませんが、逆にそういうタイプの演奏が苦手な聴き手には良いかと思います。 かなり古い演奏ながら、ピッツバーグ交響楽団の腕もなかなか上手いです。 録音に関しては最近DGから出たアルバムの方が良く、ちょっと2軍落ちの感はあります。

レインボー さん | 不明 | 不明

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メモリーズのブラームスに続きベートーヴェ...

投稿日:2014/12/22 (月)

メモリーズのブラームスに続きベートーヴェンが出て私の願いは叶った。そして結論は、スタインバーグ/ピッツバーグの全盛期がコマンドで録音されたことは何という不幸だろう、ということだ。ブラームスを聴いた時は復刻の不備と考えたが、このベートーヴェンを聴くと、これがコマンドの音なんだと考えざるをえなくなった。人工的でうるさく、汚い音、そういえば、コマンドのオーナー・イノック・ライトがやっていた安っぽいイージー・リスニングもこんなサウンドだったっけ。演奏は4番、5番、7番が優秀で音もなんとか聴ける。最悪は9番。ここでのスタインバーグのオーケストレーション改変も大いに疑問。これはスタインバーグ追っかけ向きであり、一般には音がストレートに鳴るキャピトル録音をお奨めする。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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]]Tproductionのものを持っています。全...

投稿日:2014/11/20 (木)

]]Tproductionのものを持っています。全曲とも極めて明確な演奏で安定したテンポとバランスの良い響きが聞かれます。しかし、決して個性のない演奏ではなく確信に満ちた演奏が伝わってきます。月並みですが、このようなカチッとしたいわゆるドイツ的演奏はかの時代のアメリカの聴衆に人気があったようです。同時代にアメリカで活躍していたモントウーあたりとは対極でしょう。やはりこちらは奇数番号の交響曲の出来が良いようです。特筆すべきはCD化率が最も低いCommand classicsが復刻したことでしょう。板越しだそうですが抜けがよく、やや高音域が刺激的に響きますが(ブラームスのCDほどではない)アンプで調整すれば十分聴ける音です。Commandの録音はどうやらオリジナルのテープが紛失しているらしく板越しでもよいから、デルヴォーやヴァンデルノートの名演を続いてCD化してほしいものです。

plastic さん | 東京都 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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