ベートーヴェン(1770-1827)

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DVD 輸入盤

『フィデリオ』全曲 シェンク演出、バーンスタイン&ウィーン国立歌劇場、ヤノヴィッツ、コロ、他(1978 ステレオ)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
0734159
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dg
:
Europe
画面サイズ
:
通常
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明

バーンスタインの『フィデリオ』
待望の初ソフト化!

1978年1月29日、ウィーン国立歌劇場における公演をライヴ収録した傑作映像作品が初のディスク化。同時期、1月26日から2月21日にかけてセッション・レコーディングされたCD(一部キャストが異なります)は、世界各国で高い評価を獲得していますが、オペラということもあって、やはり映像が付いたほうがさらに説得力が増すことは明らか。
 バーンスタインの示すヴィジョンは、交響曲のときと同様、ヒューマンでスケールの大きなものですが、人間精神の開放を地で行き、ヒューマニズムの権化ともされるこの作品の場合、『レオノーレ』序曲第3番が挿入されていることもあって、そうしたアプローチが効果的なことはいうまでもありません。
 しかもコンサートマスターは辣腕ヘッツェル、バーンスタインの指揮が多少見づらくてもウィーン・フィルからは立派なサウンドが常に響いてきます。
 歌い手も豪華です。主役レオノーレには澄んだ美声のグンドゥラ・ヤノヴィッツ、フロレスタンには同じく美声で熱唱を聴かせるルネ・コロ、牢番ロッコにはマンフレート・ユングヴィルト、その娘のマルツェリーネには可憐なルチア・ポップ、所長のドン・ピツァロにはコワモテのハンス・ゾーティン、ヤッキーノにはアドルフ・ダラポッツァ、そして大臣ドン・フェルナンドにはハンス・ヘルムと、まさに錚々たるキャスティングです。
 オットー・シェンクの演出も見やすいもので、演奏の素晴らしさをいっそう引き立ててくれます。

【収録情報】
・ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』全曲(DVD)
 レオノーレ:グンドゥラ・ヤノヴィッツ
 フロレスタン:ルネ・コロ
 マルツェリーネ:ルチア・ポップ
 ドン・ピツァ:ハンス・ゾーティン
 ロッコ:マンフレート・ユングヴィルト
 ドン・フェルナンド:ハンス・ヘルム
 合唱:ウィーン国立歌劇場合唱団
 管弦楽:ウィーン国立歌劇場管弦楽団
 指揮:レナード・バーンスタイン
 演出:オットー・シェンク

 収録時期:1978年1月29日
 収録場所:ウィーン国立歌劇場
 収録時間:169分

 画面:カラー、スタンダード
 音声:PCM STEREO / DOLBY DIGITAL 5.0 / DTS 5.0

収録曲   

  • 01. V/a - Opening Credits
  • 02. Fidelio Op. 72
  • 03. Beethoven, Ludwig Van - Overture (original Version
  • 04. Fidelio Op. 72 (original Version)
  • 05. Beethoven, Ludwig Van - Jetzt, Schaetzchen, Jetzt
  • 06. Beethoven, Ludwig Van - Armer Jaquino, Ich War Ihm
  • 07. Beethoven, Ludwig Van - O Waer Ich Schon Mit Dir
  • 08. Beethoven, Ludwig Van - Marzelline! - Vater! R
  • 09. Beethoven, Ludwig Van - Mir Ist So Wunderbar (ac
  • 10. Beethoven, Ludwig Van - Armer Fidelio! Rocco, Le
  • 11. Beethoven, Ludwig Van - Hat Man Nicht Auch Gold B
  • 12. Beethoven, Ludwig Van - Ihr Habt Recht, Vater Rocc
  • 13. Beethoven, Ludwig Van - Gut Sohnchen, Gut (act 1
  • 14. Beethoven, Ludwig Van - Marsch (act 1)
  • 15. Beethoven, Ludwig Van - Drei Schildwachen Auf Den
  • 16. Beethoven, Ludwig Van - Ha! Welch Ein Augenblick!
  • 17. Beethoven, Ludwig Van - Hauptmann! Besteigen Sie
  • 18. Beethoven, Ludwig Van - Jetzt, Alter, Jetzt Hat E
  • 19. Beethoven, Ludwig Van - Abscheulicher! Wo Eilst D
  • 20. Beethoven, Ludwig Van - Komm, Hoffnung, Lass Den L
  • 21. Beethoven, Ludwig Van - Fidelio! (act 1)
  • 22. Beethoven, Ludwig Van - O Welche Lust, In Freier
  • 23. Beethoven, Ludwig Van - Nun Sprecht, Wie Ging's?
  • 24. Beethoven, Ludwig Van - Ach! Vater, Vater, Eilt! (
  • 25. Beethoven, Ludwig Van - Leb Wohl, Du Warmes Sonne
  • 26. Beethoven, Ludwig Van - Introduktion - Gott, Welc
  • 27. Beethoven, Ludwig Van - In Des Lebens Fruehlingsta
  • 28. Beethoven, Ludwig Van - Wie Kalt Ist Es In Diesem
  • 29. Beethoven, Ludwig Van - Nur Hurtig Fort, Nur Frisc
  • 30. Beethoven, Ludwig Van - Er Erwacht (act 2)
  • 31. Beethoven, Ludwig Van - Euch Werde Lohn In Besser
  • 32. Beethoven, Ludwig Van - Alles Ist Bereit (act 2)
  • 33. Beethoven, Ludwig Van - Er Sterbe! Doch Er Soll E
  • 34. Beethoven, Ludwig Van - O Namenlose Freude (act
  • 35. Beethoven, Ludwig Van - Ouvertuere Leonore Iii O
  • 36. Beethoven, Ludwig Van - Heil Sei Dem Tag (act 2)
  • 37. Beethoven, Ludwig Van - Des Besten Konigs Wink Un
  • 38. Beethoven, Ludwig Van - Wer Ein Holdes Weib Errun
  • 39. V/a - End Credits (& Curtain Calls)

総合評価

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 フィデリオの初体験は60年代後半にNHKで...

投稿日:2009/09/21 (月)

 フィデリオの初体験は60年代後半にNHKで放映されたハンブルグオペラのプロダクション。ルートヴィッヒの指揮、まだ20代のアニア・シリアのフィデリオであった〈もちろんモノクロ、モノラル〉。第2幕大詰めの「妻から殺せ!」のシーンで拳銃を突きつけられたフィデリオが帽子を取ると肩まで届くような長い髪が流れ出てくる演出が忘れられない。このバーンスタインのウィーンライブはそれに次ぐと評価する。→  ヤノヴィッツのフィデリオは危地に陥った夫をなんとしても救い出そうとする、妻の愛情、やさしさといったところが発揮された情感豊かな歌唱。第2幕大詰めで音をはずすのはご愛嬌。→  バーンスタインの指揮はヤノヴィッツ・コロの夫婦の情愛を情感を込めてサポートする一方、レオノーレ第3番の序曲から第3幕にいたるところでは腰の据わったオーケストラドライブを行なっている。「ウィーンの養子」を言われたバーンスタインとオケの相性もよく、演奏終了後袖へ引き上げるときにティンパニ奏者の肩に手をおき「今晩一杯やろうぜ」とでも声を掛けているシーンがなんとも微笑ましい。→  録音もグラモフォンにいたギュンター・ヘルマンスが担当しており、ライブの制約を感じさせない立派なものであると評価したい。同時期のORF収録によるクライバーのカルメンライブは弦がデッドにオンマイクで録音されており、非常に聴きづらかった。→  歌手がそろっていること、指揮・オケがよいこと、カラー・ステレオであること、なによりライブならではの一発録りの緊迫感があることがこのソフトの魅力である。→  ついでながらフィデリオを得意としていたベームにはドレスデンでのセッション、日生劇場のライブとあるが、1944年のシュターツオパー閉鎖寸前の時期に録音されたコネツニ=フィデリオ、ゼーフリート=マルツェリーナほかのものが、第2幕大詰め以降の緊迫感が、時代超えて胸に迫ってきてお勧めである。これを聴きだすとモノラル、SP録音なんてことはまったく気にならなくなる〈小生が所持しているのはコロンビアのHRシリーズのLP)。→  ※ユーザーレビューの文字数が増えてありがたいが、段落の表記ができない。矢印が段落です。

タイガー哲 さん | 埼玉県 | 不明

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この映像は以前NHKで放送されたが、フィ...

投稿日:2009/03/22 (日)

この映像は以前NHKで放送されたが、フィデリオを見てこんなに感動したのはこの演奏が随一。いくつか他にも映像作品を視聴したが、映像・音質がどんなに良くても、これに勝るものはなかった。バーンスタインの音楽に対する共感の強さが尋常ではない。オケも歌手も触発され、すばらしいパフォーマンスを発揮している。

アンゲロプロス さん | さいたま | 不明

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最高 まさにフィデリオのベスト盤だと思い...

投稿日:2008/04/22 (火)

最高 まさにフィデリオのベスト盤だと思います。歌手が何よりすばらしいのですが、舞台での演技とバースタインの音楽と観客席がそれこそ一体となった本当に熱気溢れる感じがひしひしと伝わってきます。まさに[オペラとはこういうもの]という感じがしました。このようなオペラを一度でいいから直に味わいたいものだとつくずく思いました。 オペラファン必見のDVDです。

アンディの父 さん | 神奈川県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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