ベルリオーズ(1803-1869)

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SACD 輸入盤

レクィエム ノリントン&シュトゥットガルト(2SACD)

ベルリオーズ(1803-1869)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
93131
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
SACD
その他
:
ライブ盤, ハイブリッド,輸入盤

商品説明

超優秀ライヴ録音をハイブリッドSACDに!
ノリントンによるベルリオーズ:レクイエム

ベルリオーズの声楽大作のなかでも、その鬼才ぶりが最大限に発揮されたこの名曲、ノリントンが見事な演奏を繰り広げ、それを超優秀録音でバッチリ捉えてSACDになりました!
 この曲、「怒りの日」や「涙の日」での巨大なオーケストラの大爆発(8対のティンパニ、4群の別働ブラス隊、合唱が飛び交う!)があるかと思えば、「私を捜し」では無伴奏合唱が静かに歌うという、演奏者には実にやっかいな作品。これまで、やかましいだけの演奏や、理知的過ぎて面白くない演奏、さらには演奏は良くても録音が足を引っ張っているというものも少なくなく、満たされなかった方々には、このCDはきっと歓迎されることでしょう。
 迫力は有無を言わせず、ことに「涙の日」は壮絶!それでいて打ち震える感動もジックリ。もちろんノリントンならではの<ピュア・トーン>効果は絶大で、あらゆる響きが混濁なく鳴り切っています!!これほどベルリオーズの両面性を鮮やかに描いた演奏はなかったでしょう。そしてそれを見事に捉えた録音、これは感激モノ!SACDはもちろん、通常CDとして再生しても、十分満足できることでしょう!!

トビー・スペンス(T)
ライプツィヒMDR放送合唱団
シュトゥットガルトSWRヴォーカルアンサンブル
シュトゥットガルト放送交響楽団
ロジャー・ノリントン(指)

録音:2003年5月9日

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 第1曲: 永遠の安息を (Andante Un Poco Lento)
  • 02. 第2曲: 怒りの日 (Moderato)
  • 03. 第3曲: 哀れなるかな (Andante Un Poco Lento)
  • 04. 第4曲: みいつの大王 (Andante Maestoso)
  • 05. 第5曲: われをたずねんとて (Andante Sosutenuto)
  • 06. 第6曲: 涙の日 (Andante, Non Troppo Lento)

ディスク   2

  • 01. 第7曲: 奉献誦 (Moderato)
  • 02. 第8曲: 讃美のいけにえ (Andante, Non Troppo Lento)
  • 03. 第9曲: 聖なるかな (Andante, Un Poco Sostenuto E Maestoso - Allegro Non Troppo)
  • 04. 第10曲: 神の子羊 (Andante un poco lento)

総合評価

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HMVレビューでは全く触れられていませんが...

投稿日:2019/03/21 (木)

HMVレビューでは全く触れられていませんが、この録音が以前の他の指揮者と違う点は、第9曲「サンクトゥス」のテノール独唱の扱いです。10の部分からなるこの大作で独唱はこのテノールだけですが、このソロが合唱団よりもっと奥から小さくしか聴こえないことです。最初はただ驚くだけでしたが聴いていると、まるで人の声ではなく天上からの呼びかけのように思えて、不思議な気分になりました。実演ではどんな配置で聴衆はどんな気分になったのでしょうか。ベルリオーズはなにもそう指定していませんが、一度これを聴くと他の録音が配慮のない無神経なものに思えてきます。ちょっと危険なディスクかもしれません。怖いもの見たいという方はぜひお聴きください。

des_abends さん | 大阪府 | 不明

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オリジナル編成による実演を未だに聴いたこ...

投稿日:2018/07/08 (日)

オリジナル編成による実演を未だに聴いたことがない 無理もない 通常のコンサートホールでは載り切らない人数と楽器数を必要とする わたしが聴いたことがあるのは通常規模のオーケストラ演奏による縮小版だ だからベルリオーズが思い描いたデュナーミクの差を実現していない 百人を超える弦に四管編成の木管とホルン12 ティパニー8対 大太鼓2 タムタム4 シンバル10対 トランペット・コルネット・トロンボーン・オフィクレイド・チューバ合わせて38本を分けた4つのバンダ 200人以上の合唱という編成にノリントンがどこまで従ったかは分からないが 囁くような歌唱から大爆音のごとき轟音まで聞くことができる SACDであっても録音再生は難しい これこそBlu-rayで観て聴きたい ただ採算は取れないだろう コストの回収すら難しい だがオリジナルによる実演を聴く機会は生涯ないだろうからこそ 文化の記録として高志ある資産家に奉仕願いDiscの作製を期待したい 肝心なことを忘れた これは稀に見る美しい音楽でありまた演奏である SACDを5ch以上で朗々と鳴らせる方は是非  

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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演奏は例によってノリントンが強烈に主張す...

投稿日:2008/07/28 (月)

演奏は例によってノリントンが強烈に主張するノン・ビブラートのピリオド演奏であって(正確には歌唱や独奏パートはビブラートが掛かっている)瞬発力の違いを見せつけている。暗鬱でやるせない一般的な曲想とは無縁の硬派で辛口の解釈は素晴らしいと思う。ローレベル再現性の高いCDP、そしてデジタルパワーアンプなどディテール再現性の極めて高い増幅系、そして広大なダイナミックレンジを扱える良質なスピーカーシステムが揃わなければまともな再生はまず無理。

MusicArena さん | 神奈川県横浜市 | 不明

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