ベルリオーズ(1803-1869)

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SACD 輸入盤

『ファウストの劫罰』 小澤征爾&ボストン響、バロウズ、マティス、マッキンタイア(2SACD)

ベルリオーズ(1803-1869)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PTC5186212
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

ペンタトーンの好企画から
小澤&ボストン響の『ファウストの劫罰』が登場!


SACDハイブリッド盤。この『ファウストの劫罰』は小澤征爾がボストン交響楽団の音楽監督に就任した1973年のセッション録音で、小澤の代表盤のひとつに数えられます。瑞々しく躍動的な小澤征爾らしい感性あふれる快演は今も色褪せることなく、同作品の名録音の一つと申せましょう。
 フランス・ロマン派音楽の確立者ベルリオーズが作曲した劇的物語『ファウストの劫罰』は1845〜46年に作曲された作品。管弦楽に声楽と合唱が加わった大作で、ドイツの文豪ゲーテの代表作『ファウスト』に基づきます。
 今回のリマスタリングもPentatoneレーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しており、万全のリマスタリングと言えます。また、80ページをこえるブックレットには仏語歌詞と英語歌詞対訳付、そしてDGのオリジナル・ジャケットが掲載されております。(キングインターナショナル)

【収録情報】
● ベルリオーズ:劇的物語『ファウストの劫罰』Op.24

 ファウスト:ステュアート・バロウズ(テノール)
 メフィストフェレス:ドナルド・マッキンタイア(バス)
 マルグリート:エディト・マティス(ソプラノ)
 ブランデル/「地上のエピローグ」のソロ:トーマス・ポール(バス)
 「天国にて」のソロ:ジュディス・ディキスン(ソプラノ)
 タングルウッド祝祭合唱団
 ボストン少年合唱団
 ボストン交響楽団
 小澤征爾(指揮)

 録音時期:1973年10月
 録音場所:ボストン、シンフォニー・ホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

 A&Rプロデューサー:トーマス・モーリー、C.ウルフ
 レコーディング・プロデューサー:トーマス・モーリー
 バランス・エンジニア:クラウス・ヒーマン、ヨアヒム・ニス
 レコーディング・エンジニア&エディティング:ゲルト・ヴェストホイザー、ヨアヒム・ニス
 リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル
 リマスタリング:2014年10月、バールン、オランダ

 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

【PENTATONE - Remastered DG quadraphonic recordings】
「RQR (Remastered Quad Recordings) series」では、これまで、フィリップスのカタログ音源(4チャンネルステレオ quadraphonic recordings)をライセンス使用して、DSDマスタリングを施して復刻してきましたが、この度、1970年代のドイツ・グラモフォン音源のDSDマスタリング復刻を開始致しました。今回もリマスタリングはオランダのポリヒムニア・インターナショナル(1998年にフィリップス・クラシックスの技術チームが独立して立ち上げた会社)が担当しており、万全のメンバーで行われました。名盤中の名盤が高音質のSACDで再リリースされるという大歓迎のシリーズと言えましょう。(キングインターナショナル)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 01-03. Part I
  • 02. 04-14. Part II
  • 03. 01-09. Part III
  • 04. 10-16. Part IV
  • 05. Christ Vient De Ressusciter!
  • 06. Pure motion! Enfant Du Saint Parvis!
  • 07. A Boire Encor! Du Vin
  • 08. Certain Rat, Dans Une Cuisine
  • 09. Fugue Sur Le Thme De La Chanson De Brander: Amen
  • 10. Une Puce Gentile
  • 11. Voici Des Roses
  • 12. Dors! Heureux Faust
  • 13. Margarita!
  • 14. Villes Entoures - Jam Nox Stellata Velamina Pandit

ディスク   2

  • 01. Tambours Et Trompettes Sonnant La Retraite
  • 02. Merci, Doux Crpuscule!
  • 03. Que L'air Est touffant!
  • 04. Autrefois Un Roi De Thul
  • 05. Esprits Des Flammes Inconstantes
  • 06. Maintenant, Chantons Cette Belle...
  • 07. Devant La Maison
  • 08. Grand Dieu!
  • 09. Allons, Il Est Trop Tard!
  • 10. D'amour L'ardente Flamme
  • 11. Au Son Des Trompettes
  • 12. Nature Immense, Impntrable Et Fire
  • 13. A La Vote Azure
  • 14. Dans Mon Coeur Retentit Sa Voix
  • 15. Has! Irimiru Karabrao! Has! - Alors, L'Enfer Se Tut
  • 16. Laus! Hosanna! - Remonte Au Ciel, me Nave

総合評価

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PENTATONE のリマスターシリーズ。「幻想交...

投稿日:2021/03/15 (月)

PENTATONE のリマスターシリーズ。「幻想交響曲」も素晴らしかったが、この「ファウストの劫罰」はそれ以上に鮮烈。小澤にとってベルリオーズは最も相性の良い作曲家だと思うが、いつの間に勉強したのだろう。ミュンシュとの接点だけでこれ程ののレヴェルに至るとは思えないし。やはりベルリオーズは小澤の感性に余程ピッタリと合う音楽なのだろう。しかし70年代の小澤の音楽は活き活きと鮮度満点で、素晴らしく精彩がある。ボストン響も若き小澤を盛り立て、全能力で支えているようだ。PENTATONE のリマスター SACD で、あの時代の名演が蘇ることに感謝。小澤 / BSO の「ファウストの劫罰」。プレートルやインバルの名盤を遥かに凌駕していると思える程にこの演奏は素晴らしい。皆さんにも一聴をおすすめします。

rela-cla88 さん | 愛知県 | 不明

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80年代から小澤のライヴは随分聴いたが、私...

投稿日:2015/02/27 (金)

80年代から小澤のライヴは随分聴いたが、私の求める音楽とは違うという結論になり、最近はご無沙汰である。(「ヴォツェック」は私の聴いたワーストオペラ公演)ところが、今回なんとなく買った「ファウストのごう罰」を聴いて本当に驚いた。70年代の小澤はなんという精彩ある音楽をやっていたのか。俊敏で豪快で繊細。名盤といわれるミュンシュをはるかに凌ぐ。ボストン交響楽団がまた素晴らしい。この頃は、アメリカ・オーケストラの黄金時代だが、クリーヴランド、シカゴ、フィラデルフィアとはまた違った魅力に満ち一歩も引けを取らない。この後小澤は、ドイツ的なもっと濃く深い音を求め、シルヴァースタインらと対立、頸にするのだが、その結果私が聴いてきた80年代からのマーラーやリヒャルト・シュトラウスでのボストンの音は、もうここでの音ではなくなっていた。小澤という音楽家とドイツ後期ロマン派との相性も含め、彼の進んだ道は正解だったのだろうか。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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この曲はこれまではプレートル盤を聞いてい...

投稿日:2015/02/16 (月)

この曲はこれまではプレートル盤を聞いていましたが、ベーカーの声がこの役にしてはやや濃すぎるのと録音が今一つなので、本盤を購入してみました。前者とは数年違いの録音なのに格段と鮮明な音で各楽器のニュアンスが伝わり、そのためもあってか小澤の指揮が他の演奏では経験したことがないくらい鮮烈に感じました。ソリストはいずれも好演。モーツアルトでは今一つ凛とした趣が欲しくなるバーローズですが、ここではそのようなもの足りなさはなく当たり役と言っていいと思います。マティスのマルガリ―トはメゾでうたわれた時のような中低音域の粘りはなく、清澄な声で私のイメージにはあっています。マッキンタイアも重くなりすぎず充実した歌唱と言っていいと思います。ただ私の好みから言うと、この役にはもう少しだけ洒脱さのようなものが欲しいのですが、抜粋版のスゼー以後そのようなメフィストは聞いていないので、それはないものねだりでしょう。

Ochs さん | 神奈川県 | 不明

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