ベリオ、 ルチアーノ(1925-2003) レビュー一覧
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投稿日:2023/12/08
私のようなベリオ入門者には最適だ。
kentaroh さん
投稿日:2021/07/09
ベリオの「セクエンツァ」は、14の楽曲からなる一群の作品の総称。各作品はそれぞれソロ(フルート、ハープ、女声、ピアノ、トロンボーン、ヴィオラ、オーボエ、ヴァイオリン、クラリネット、トランペット、ギター、ファゴット、アコーディオン、チェロ、サクソフォン)楽器のために書かれている。それだから、全集としてリリースするためには14人の奏者が個別に曲を録音することになる。また、ベリオの狙いとして、それぞれの楽器の奏法の「新しい技術」を求めたため、どの曲も相応のテクニシャンでなければ太刀打ちできない代物である。ナクソスのような廉価レーベルがこの全集を出してくれたことは、とてもうれしいが、聴いてみて驚いたのは、その質の高さである。そもそも、ジャケットのデザインからしていつものナクソス・レーベルに比べて抽象度が高く、内容を期待させるセンスのよいものだったが、実際中身は負けていなかった。それにしても奏者の名前は正直言ってまったく聞いたことがない人ばかりである。そのメンバー全員が、一人のはずれもなくこれほどの演奏をしているのだから、その企画力の見事さにまず脱帽するほかない。楽曲は聴いてみるのが一番だが、とても面白い。様々な音色を一つの楽器に求めるが、決して破壊的ではなく、音楽としての求心性を保っている。とはいえ、その旋律は簡単に口ずさめるものではないし、現代音楽が一切ダメという人には向かないが、偉大な芸術家のライフワークを聴く貴重な機会を提供したアルバム。
ココパナ さん
投稿日:2014/07/04
僕個人の感想ですが、このピアニストはお洒落に弾いているように感じ、聞いてる途中で、コレ名盤じゃん!!と感じ、より深くこのCDにハマっていきました!現代音楽は不協和音だらけで嫌い! と言う人も、ベリオの曲は、不協和音だらけでも、汚い響きではなく、ユーモラスなところがあったり、不協和音を楽しく美しく聞かせるところがあったりしていて、意見が変わるかもしれません。そういった楽しさ、美しさ、などのところを、このピアニストは見事に表現してます!
二へイ さん
投稿日:2014/07/03
とても楽しいベリオの音世界!時に美しく、時に厳しく、しかし、全体的にユーモラスで、それを絶妙なタッチで目まぐるしく表現しているから聞いててとても楽しい!そして、聞いてる人にそう感じさせる演奏者も凄い!と感じてしまいました!
ひ〜ちゃん さん
投稿日:2013/06/19
一曲一曲、バラエティーに富んでいて、聞いててとても面白い。僕は楽器の演奏方法は良く知らないのですが、それでも凄い技法が必要な曲だと分かります! ただ、楽器の演奏技術を知ってる人は、凄いと思うでしょうが、全ての曲そのものがそれぞれ面白いので、演奏技術を知らなくても、面白い音楽として十分楽しめると思います。そもそも、演奏技術を知ってる人しか楽しめないような曲は名曲とは呼べないと思うのですが、この曲群はそうでは無いと思うので、このアルバムは名盤と呼べるのではないでしょうか!!
ひ〜ちゃん さん
投稿日:2013/06/08
楽器や人の声からこうもたくさんの音や音に似たものがでるのかと感心させられるCDだと思う。「曲」と呼んでいいのか「楽器の奏法カタログ」と呼んだらいいのか分からないが、持っていて損はないかなといった感じ。 私はこのCDを全て通して聴くことがなかなかできないため、i-Podなどで「○○協奏曲」の前に「○○のためのセクエンツァ」を置いたりしているのがもっぱらの聴き方。最近のベルリン・フィルでもセクエンツァをプログラムに置いたりして面白い効果をあげているし、聴き方の一つとして提案してみたい。
うーつん さん
投稿日:2012/05/21
皆が興味本位で聴いてみたくなるディスクという位置づけと思うが、その意味では演奏は水準をクリアしている。ただ、何らかの音楽的感銘を得ようとするならば、不充分ということだろうか。メインはシューベルトということになると思うが、ベリオのオーケストレーションだけあって一捻りあるので、純粋にシューベルトを楽しむものか?といわれれば、そうでもない。
フルシチョフ さん
投稿日:2011/12/24
オリジナルのCDには奏者の顔写真が出ていて、いかにも奏法マニア という感じの顔が笑えます。演奏も凄いの一言です。 でも音楽としてはあくまで演奏者向けで、一般向けではないでしょう。
フルシチョフ さん
投稿日:2010/09/08
ブー爺は大好きだが、彼の同時代音楽の表現に限っては苦手だ。何をやってもブー爺本人の曲に聴こえてしまうから。その点エトヴェシュはなんとも力の抜けた快適極まりない音響空間を作り出している。この賑やかしくも切ない虚無感がいつまでも終わらないで欲しいと願ってしまう。
いぬころり さん
投稿日:2009/12/05
シューベルトは第6番の交響曲と交響曲ロ短調 D759:所謂「未完成交響曲」との間に3曲の未完成の交響曲を書いています。 交響曲ニ長調 D615, 交響曲ニ長調 D708A, 交響曲ホ長調 D729の3曲です。 その後、「ザ・グレート」を書き、さらにその後にもう一つ交響曲ニ長調 D936Aを途中まで書いていました。 このCDで演奏されています「レンダリング」は、最後の未完成に終わった交響曲ニ長調 D936Aのスケッチを、20世紀イタリアの作曲家ベリオが、そのほぼ全素材を使いつながりの所を現代音楽的な手法の音楽で構成したものです。 ベリオ以外にエッシェンバッハ(2回)、シャイー、ユベール・スダーンが演奏し録音しています。 このページで紹介されているCDはベリオが演奏したもので、他の指揮者の演奏では現代音楽的な実験という印象が強くシューベルトの遺産を楽しんで味わうという趣ではないのですが、ベリオの演奏はまさに『あくまで「復元」ではなく「補修」』という発言を実践したものとなっています。
桐嶋屋勝造 さん |40代
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ありがとうございました
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