CD

『ドメーニコ・ベッリとフィレンツェの新様式』 ル・ポエム・アルモニーク

ベッリ(1590?-1627)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALPHA002
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ドメーニコ・ベッリとフィレンツェの「新様式」

古楽歌手とフラメンコ歌手のはざまのような(?)ギユメット・ロランスの情念うずまくユニークな歌唱が、これほどぴったり作品の芸術性と合致して相乗効果のあがったアルバムも少ないでしょう。Alpha第2弾にしてル・ポエム・アルモニーク第2弾。第1弾のカスタルディよりもっと無名だったドメーニコ・ベッリ(1590?〜1627)なるバロック初期の作曲家に光をあてて、きわめて高次元の古楽サウンドを体現した忘れがたいアルバムです。
 ベッリという名の作曲家は1600年前後にかなりたくさんいるようですが、ここで紹介されているのはフィレンツェのメディチ家に仕え、カッチーニやペーリといった最初期のオペラ創始家たちの周辺で活躍していたドメーニコ・ベッリ。折しも通奏低音をもとにしたバロック歌唱芸術が、伝統的なポリフォニー音楽のくびきを脱して花開きはじめた頃だったとはいえ、ベッリの作風はさらに破格的詩句のことばのリズムを尊重して、しばしば常道を大いに逸脱した不協和音だらけの移植楽曲に走ることもあったとされています。鬼才のそうした大胆きわまる書法を、恐ろしいまでの迫真の表現力を誇るロランスの歌唱がみごと説得力あふれる表現語法として歌いつくすのですからたまりません。かそけきたおやかなヴィオール合奏、アクセント豊かなリュートの撥弦音...イタリア時代のリュリが模範としたかもしれない、と言われる歌のないバッロ(舞曲)も嬉しい発見。玄人もビギナーもまずこのアルバムを聴いたほうが絶対、エキサイティング&感動的であること請け合いです!(マーキュリー)

・ブオナメンテ(1600〜43):フィオレンツァのアリア
・ベッリ:焼けつくように
・ベッリ:美しい眼差し、清らかな眼差し
・ベッリ:ああ、わが生の日々ぞ儚し
・アレグリ(1573〜1648):シンフォニア
・ベッリ:太陽をまとった美しい乙女よ
・アレグリ:ニンファたちのバッロ
・ベッリ:わが魂よ、ああ何を思うか、ああ何をするのか
・ベッリ:このおれを見放そうとするのか
 ギユメット・ロランス(メゾ・ソプラノ)
 ル・ポエム・アルモニーク
 総指揮:ヴァンサン・デュメストル(リュート、バロックギター)

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