ヘンリ・デーヴィド・ソロー

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孤独の愉しみ方 森の生活者ソローの叡智 智恵の贈り物

ヘンリ・デーヴィド・ソロー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781604572
ISBN 10 : 4781604579
フォーマット
発行年月
2010年10月
日本
追加情報
:
19cm,341p

内容詳細

孤独を愉しむ方法、人間らしく生きる方法、シンプルに暮らす大切さについて、森の中の湖の畔で、自給自足の生活をしながら遺した思索家の言葉を、わかりやすく編集。心豊かに生きる秘訣が書かれた1冊。

【著者紹介】
ヘンリー・ディヴィッド・ソロー : 1817‐1862。作家、思想家。アメリカ合衆国マサチューセッツ州コンコードに生まれる。16歳のとき、奨学金を得てハーヴァード大学へ入学。大学卒業後、小学校の教師などを経て、ウォールデン湖の畔で自給自足の生活をはじめる。ギリシャ・ラテン文学やシェイクスピアをはじめとしたイギリス古典文学への深い造詣、そして自らの思索と実践から生み出された『森の生活』『コンコード川とメリマック川の一週間』など数多くの著作がある。アメリカ先住民や民俗学、博物学、生態学への関心を深め、最晩年まで膨大な原稿を書き続けた

服部千佳子 : 同志社大学文学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • U さん

    読友さんの感想をよみ、興味をもったので手にとりました。湖畔で自給自足の生活を送ったソローのことば。右頁にことばがあり、左頁にその解説というよみやすいつくりです。誰にも出し抜かれない生き方、それはゆっくり歩くこと。人生は丁寧に扱わなければ、うまくいかないこと。永続するのは真実だけ。人間らしく生きるために、機械のように働かないこと。などなど、自然と生きた彼が得た思想の数々に癒されました。森での暮らしについて、具体的に述べられている後半は、想像すると楽しくもあり、興味深かったです。

  • Kikuyo さん

    自然を愛し自給自足の森で生活をしたソロ―の言葉たち。「今年、森にクリが実るかどうかをリスがまったく心配しないように(くよくよするのはやめにしよう)」「ホワイト湖とウオールデン湖は地上の大きな水晶、光の湖である。2つの湖が…手でつかめるほど小さかったら、高価な宝石のように奴隷の手で持ち去られ、皇帝の冠を飾っていただろう。だがこれらは液体で巨大であり、市場価値を持つには純粋すぎ、この世の穢れとは無縁だ。」森の写真は深い緑で目に美しい。

  • tapioka さん

    大学卒業後に自然の魅力に引き込まれたソローが、森で1人自給自足の生活する中で大半の時間を精神的なものにあて、その中で生まれた著書「森の生活」などを名言集として分かりやすく編集された作品。ソローの言葉は森という言葉が相応しい程、長い思慮を経て自然の中からふっと湧き出たような静かで包んでくれます。自由に生きることや心豊かに生きることへの言葉は現代にも通じるものがあり、心に染み入るものばかりで、心や人生の栄養となり豊かにする良書でした。アメリカ文学の古典の名著であるソローの他の作品も是非読みたいと思います。

  • skellig@topsy-turvy さん

    どこの頁から開いても大丈夫な名言集。ちょっとソローの思想に触れてみよう、という場合には読みやすいし装丁も綺麗で良いです。無論一番良いのはオリジナルの作品を読むことだけど。余分な富で買えるのは余分なものだけ、魂に必要なものを買うのに金銭は必要ない、などシンプルで力強い文章にすっきりした気持ちになりました。ぼっちだっていいじゃない、ではなくぼっちがいいじゃない。

  • Koichiro Minematsu さん

    森での生活から連想すると、暗い所で周囲から隔絶し、ひっそりと暮らすとイメージしたが、本文にあるソローの言葉には、どれも叡智に満ち溢れている。森へ行った理由をソローは「丹念に生きたかったからだ」と言う。人生とは言えないものを生きたくはなかった、あきらめたくはなかったと言う。もう、深い、深すぎる。

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