少年の日の思い出 ヘッセ青春小説集 草思社文庫

ヘルマン・ヘッセ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794221834
ISBN 10 : 4794221835
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
218p;16

内容詳細

1947年以来、現在も日本の中学国語教科書に掲載されている「少年の日の思い出」の新訳を中心に青春小説の傑作「美しきかな青春」など、全四作品を集めたヘッセの青春短編集。『車輪の下』と同時期に書かれ、甘く苦い少年時代、青年時代への追憶が詰まったヘルマン・ヘッセ独特の繊細で美しい世界が描かれる。

【著者紹介】
ヘルマン・ヘッセ : 1877〜1962年、ドイツ、バーデンヴュルテンベルク州生まれ。詩人、作家。1946年ノーベル文学賞受賞

岡田朝雄 : 1935年東京生まれ。ドイツ文学者。東洋大学名誉教授。日本昆虫協会前副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アナーキー靴下 さん

    美智子さまが新美南吉の「でんでんむしのかなしみ」に寄せる想い、それは美智子さまご自身のお姿に近いのではないかと感じ、私にとって何度も甦る話は何かと思い至ったのが、中学の教科書にあった表題作である。当時はエーミールカッコイイだったのが、謝って許してもらえる時代は終わり、という情操教育だったのだと後に理解し、さらに年月を経て、信頼できない語り手に注意、という意識が強くなった。追想に改悛の想いは感じられず、むしろエーミールをどこまでも嫌なやつに仕立てようという印象操作。この吐き気がするほどのクズが私自身なのか。

  • 馨 さん

    中学時代に読んだ気がします。蝶をポケットに入れ粉々になるシーンは当時強く残っていた記憶があります。少年時代収集していた蝶から苦い思い出を回想し浮かび上がる後悔。私も幼き頃の思い出に今となってはしょうもないエピソードかもしれないが誰にも言えず自分の中だけの苦い記憶として残っているものがあります。あの時はああするしかなかったからついた嘘、態度。大人になった今も思い出すと後ろめたさが少しあり、記憶のほんの一部、だがすごい存在感で頭の中にあります。いつの日か誰かと懐かしみ語らう位軽くなると良いなと思います。

  • けいた@読書中はお静かに さん

    本日7月2日はヘルマン・ヘッセの誕生日ということで教科書にも載っていた少年の日の思い出を読みました。中学生のころ読んだときもそうだったけど、なんかモヤモヤ〜っとするどす黒いタールのようなものが心にはりつくような話でした。世の中にはどんなに誠実に謝っても取り返しがつかないことがある。

  • コージー さん

    ★★★★☆青春時代を描いた短編集。『少年の日の思い出』『ラテン語学校生』『大旋風』『美しきかな青春』の4編が収録。『ラテン語学校生』と『美しきかな青春』は、新潮文庫『青春は美わし』にて高橋健二訳でも掲載されている。相変わらずどの作品においても、ヘッセの自然の観察力と表現力に感嘆させられる。

  • puu さん

    子供に「『そうか、そうか、つまりきみはそんなやつなんだな。』って知ってる?」と聞かれ、全然知らなかったので読んでみた。自分の時の教科書にも載っていたはずだかがぜんぜん記憶にない…。ネットミームとしても有名なのも知らなかったな…。 確かになかなかに心にくる台詞ではある。ヘッセといえば「車輪の下」も読んだ記憶はあるが内容は覚えてないなぁ。 暗い話だった気がするくらい。 この話も暗いが情景描写と行間にある心理描写がヘッセっぽく、だから長年教科書に採用されてるんだろうか。

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ヘルマン・ヘッセ

1877〜1962年。ドイツ・バーデンヴュルテンベルク州生まれ。詩人、作家。1946年ノーベル文学賞受賞。代表作に『青春彷徨』(「郷愁」)『車輪の下』『デーミアン』『シッダールタ』『荒野の狼』『ガラス玉遊戯』などがある

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