タンゴステップ 上 創元推理文庫

ヘニング マンケル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488209087
ISBN 10 : 4488209084
フォーマット
出版社
発行年月
2008年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,366p

内容詳細

男は54年間、眠れぬ夜を過ごしてきた。森の中の一軒家、人形をパートナーにタンゴを踊る。だが、その夜明け、ついに影が彼をとらえた…。ステファン・リンドマン37歳、警察官。舌がんの宣告に動揺する彼が目にしたのは、新米のころ指導を受けた先輩が、無惨に殺されたという記事だった。CWA賞受賞作『目くらましの道』に続く、スウェーデン推理小説の記念碑的作品ついに登場。

【著者紹介】
柳沢由実子 : 1943年岩手県生まれ。上智大学文学部英文学科卒業、ストックホルム大学スウェーデン語科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 巨峰 さん

    クルト・ヴァランダーシリーズ以外の、ヘニンク マンケルは初めてです。面白いー。一気読みしてしまう。過去から差し込む光が人々の運命をかえてしまう。彼らはまだ、WWU以前に閉じ込められたままなのだ。

  • 紅はこべ さん

    読む前に合掌した。これから限られた数のマンケル作品、大事に読もう。スウェーデンにナチに共鳴して、ドイツ軍に入隊した若者が大勢いたという歴史に驚愕。一度ナチに染まった者は一生ナチなんだな。ヨーロッパの作家は国は違えど、いずれはナチに取り組むという使命を帯びているのかも知れない。ステファンはもしガンになっていなければ、いくら被害者が世話になった先輩とはいえ、管轄外の事件にここまで入れ込むことはなかったろうな。

  • タツ フカガワ さん

    新人警官時代に指導を受けたモリーンの殺害記事を見たステファンは、病気治療の休暇を利用してスウェーデン北部の現場へ駆けつける。当時から人付き合いを避けていたモリーンだったが、退職後はまるで隠遁生活だったらしく、鞭で打たれた遺体は凄惨そのものだった。ヴァランダー・シリーズの番外編『霜の降りる前に』でイースタ署に異動して来る前のステファンが主人公の警察小説。37歳で舌がんと診断されて苦悩する彼がモリーンの過去を調べるうち、驚愕の事実に行き当たる。その彼が警官としての危険度レッドゾーンに入ったところで下巻へ。

  • azukinako さん

    ヴァランダーは出てこないが、相変わらず一気に読ませる。邦題の「タンゴステップ」もそれだけで哀愁のあるメロディが鳴り、アルゼンチンはナチスの逃亡先としてもすぐに連想させる。原題が気になってグーグルでスウェーデン語翻訳かけたら「ダンサーの帰還」と出た。これもまたいいタイトル。マンケルの取り上げるテーマはスウェーデンから世界へと広がる。後半行きます。

  • オーウェン さん

    先輩刑事だったヘルベルトが無残に殺される事件が発生。 ステファン・リンドマンは事件解明のため現地に向かうが、そこは人が避けるような田舎町。 隣人や友人から調査をするが、現地の警察官は反発する。 実はこの上巻で誰がヘルベルトを殺したのかが分かる。 問題は何故かという部分と、死んだヘルベルトの過去。 これによって自身のアイデンティティにも迫ることになる。

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