ヘニング・マンケル

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霜の降りる前に 下 創元推理文庫

ヘニング・マンケル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488209179
ISBN 10 : 4488209173
フォーマット
出版社
発行年月
2016年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
373p;15

内容詳細

白鳥が燃やされる事件、子牛が焼き殺される事件。イースタの周辺では奇妙な事件が重なっていた。頭のおかしい人間の仕業なのか。動物虐待か。さらに女性が行方不明になったとの通報が入る。だが驚いたことに、リンダの消えた友人の日記に、行方不明の女性の名前が記されていたのだ。リンダの不安は増すばかり。一方娘の勝手な行動にクルトは怒りを爆発させる。人気の刑事クルト・ヴァランダーが父娘で難事件に挑む。シリーズ第9弾。訳者あとがき=柳沢由実子

【著者紹介】
ヘニング・マンケル : 1948年スウェーデン生まれ。作家、舞台監督、劇作家。“刑事ヴァランダー・シリーズ”の第1巻『殺人者の顔』でガラスの鍵賞を、第5巻『目くらましの道』でCWA賞のゴールドダガーを受賞、他に児童書やエッセイなども書いた、人気実力ともに北欧ナンバーワンの作家である。2015年没

柳沢由実子 : 1943年岩手県生まれ。上智大学文学部英文学科卒業、ストックホルム大学スウェーデン語科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    この主人公と父親ヴァランダーとのやり取りがかなりあり、最近の若い娘の傾向を示しているのでしょうか?主人公の行方不明だった娘も見つかりますが、事件は最終決着までなかなか行かずじっくりと読ませてくれます。ただいままで読んだシリーズ物とは若干異なり水準がどうもという気がしました。

  • 紅はこべ さん

    リンダは粗忽者。よく転ぶし、物は落とすし、相手に意に染まない返答されると逆上するし。そんなで警官として現場検証や被疑者への聴取や公判での証言とかうまくこなせるんだろうか。他人への好き嫌いも激しいしね。ヒロインとしては好感を持てなかったな。クルトは欠点を補う刑事としての能力があったが、リンダはどうだろう。事件が起きたのが911の直前なのは作者が意図してのことか。逃亡中の犯人は異教徒に先を越されたとほぞを噛んだろうか。

  • 巨峰 さん

    ヴァランダーと娘のリンダ。この二人凄く似てる、瞬間的に沸点に達するけどそれが長続きせずにまた理性的に物事をこなされるところ。そりゃヴァランダーの妻はこの二人に挟まれたら逃げたくなるよw事件は宗教からみの展開をみせます。まぁオウム真理教事件をリアルでみてるからこういうことがあってもおかしくないだろう、とは思う。前作で生じたヴァランダー班内外の亀裂はこの作品では目立たなかったので安心した。リンダの目からは見えなかっただけかもしれないけど。

  • ふう さん

    神の名を借りた異常な犯罪にはどこにも救いがなく、我が子まで殺してしまうという悍ましい結末に。リンダの引き返すことを知らない捜査(?)に父親もハラハラしたでしょうが、読み手も十分ドキドキさせられました。事件は解決しても、悲しみや恐怖が終わるわけではありません。スウェーデンに冬が訪れ、人々は寒さに耐えるように、その悲しみにも耐えて生きていきます。そしてまた次の事件が起こり、次の悲しみが押しよせる…。そこでもうヴァランダー親子の活躍が見られないのは寂しいですね。チームのみんなに会えないのも。

  • タツ フカガワ さん

    カルト集団のテロを背景に娘リンダの目を通して見るクルト・ヴァランダーが結構新鮮だった。それにしてもリンダの性格がいや凄まじい。父親にガラスの灰皿を投げつけたかと思えば親友の母親にパンチを浴びせ、消えた通報者の録音テープの替わりに声音を真似るという特技も披露。読了後、本作のハラハラ感の半分はこの娘の行動だったのではないかと思い至りました。

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ヘニング・マンケル

1948年スウェーデン生まれ。作家、舞台監督、劇作家。“刑事ヴァランダー・シリーズ”の第1巻『殺人者の顔』でガラスの鍵賞を、第5巻『目くらましの道』でCWA賞のゴールドダガーを、『スウェーディッシュ・ブーツ』でCWA賞のインターナショナルダガーを受賞。他に児童書やエッセイなども書いた、人気実力ともに

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