ヘニング・マンケル

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北京から来た男 上 創元推理文庫

ヘニング・マンケル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488209186
ISBN 10 : 4488209181
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
370p;15

内容詳細

凍てつくような寒さの未明、スウェーデンの寒村に足を踏み入れた写真家は、信じられない光景を目にする。ほぼ全ての村人が惨殺されていたのだ。ほとんどが老人ばかりの村が、なぜ。休暇中の女性裁判官ビルギッタは、亡き母が事件の村の出身であったことを知り、ひとり現場に向かう。事件はビルギッダを世界の反対側へ、そして過去へと導く。刑事ヴァランダー・シリーズで人気の北欧ミステリの帝王ヘニング・マンケルの集大成的大作。


【著者紹介】
ヘニング・マンケル : 1948年スウェーデン生まれ。作家、舞台監督、劇作家。“刑事ヴァランダー・シリーズ”の第1巻『殺人者の顔』でガラスの鍵賞を、第5巻『目くらましの道』でCWA賞のゴールドダガーを受賞、他に児童書やエッセイなども書いた、人気実力ともに北欧ナンバーワンの作家である。2015年没

柳沢由実子 : 1943年岩手県生まれ。上智大学文学部英文学科卒業、ストックホルム大学スウェーデン語科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    ある冬の朝、スウェーデンの過疎の村のほぼ全ての人が殺された。残忍なやり方で。活躍するかと思った女性刑事は無能に見え、ミッドライフクライシスの渦中にある女性裁判官は自らの系譜から独自の推理をする。マンケルが荒唐無稽な因果関係を理由にするとは思えないが...、どうなんだろ。

  • ふう さん

    凄惨な事件、陰鬱な人間関係。そして、想像を超える時間と距離が織り込まれたつらい物語です。北欧ミステリーによくあるように、事件を追う側も個人的な問題や悩みを抱えていて、重ねて重い気持ちになります。でも、おもしろくてページをめくる手が止まりませんでした。キッチンドリンカーならぬキッチン立ち読み。これ以上ひどいことが起きないようにと願いながら(下)に行きます。

  • 巨峰 さん

    スウェーデンの寒村でおこった村民の大量虐殺事件。生き残った村人に共通点はあるのか。村にルーツのある女性裁判官の追及が始まる。この作家らしく多くの謎が語られており、推理物というより大河小説の様相

  • NAO さん

    スウェーデンの寒村で起きた惨殺事件。その村に縁のある女性裁判官が個人的に調査することで、事件の見えない部分が明らかになっていく。スウェーデンの事件とは全く関係なさそうな、19世紀の貧しい中国人農民の壮絶な人生を描いた挿入部分が、事件とどのように関わってくるのか。何とも重い社会派ミステリ。

  • キムチ27 さん

    出だしから引き込まれた。スウェーデンの無名の寒村が舞台。家々に転がる夥しい死体・・犬や猫、オウム‥12歳の少年すらも無残な結果に。そして謎解きが始まるのだが牽引役は女性裁判官ビルギッタ。ダークな世界に陥ろうとする時、突然19世紀半ばの中国に舞台が移る。何やら「大地」の展開を思い出させられる。あまたの最下級貧困層が新天地アメリカへわたり困窮の果てにぼろくずの如く死んで行った(移民国家アメリカの恥部は歴史的叙述そのもの)やがて21世紀に時が流れ、冒頭の事件に連なって行くのだが。息苦しい程の暴力の渦は読ませる

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ヘニング・マンケル

1948年スウェーデン生まれ。作家、舞台監督、劇作家。“刑事ヴァランダー・シリーズ”の第1巻『殺人者の顔』でガラスの鍵賞を、第5巻『目くらましの道』でCWA賞のゴールドダガーを、『スウェーディッシュ・ブーツ』でCWA賞のインターナショナルダガーを受賞。他に児童書やエッセイなども書いた、人気実力ともに

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