ヘニング・マンケル

人物・団体ページへ

ファイアーウォール 下 創元推理文庫

ヘニング・マンケル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488209155
ISBN 10 : 4488209157
フォーマット
出版社
発行年月
2012年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
406p 15cm(A6)

内容詳細

タクシー運転手殺害で逮捕された少女が脱走、死体となって発見された。単純なはずの事件が一気に様相を変える。一方、病死だと思われたITコンサルタントの死体がモルグから盗まれ、代わりに少女との繋がりを疑わせるものが。調べ始めたヴァランダーは、コンピュータに侵入するため、天才ハッカー少年の手を借りる。新しい時代の犯罪に苦しむヴァランダー。人気シリーズ第八弾。

【著者紹介】
柳沢由実子 : 1943年岩手県生まれ。上智大学文学部英文学科卒業、ストックホルム大学スウェーデン語科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 紅はこべ さん

    ずっとヴァランダーが苛ついているのが気になった。チームワークが良いイメージがあったんだけど。理解できない殺人と思えた少女の犯行が、実は一番理解できる動機だった。欧米のミステリって、たまに犯人の動機が壮大すぎて、ついて行けないことがある。

  • ケイ さん

    犯行を計画している者達の様相が見えて来ても、最初のきっかけが不明なまま。そして、のちにヴァランダーが事件を回想する形での語りは、物事の展開に不安を掻き立て、マンケルの語り手としてのうまさに翻弄された。そして、人というのは、いい面も悪い面も持つということ、あの人は悪人だと簡単に割り切れるものでは無いという事を、今回の犯人やイースタの警察の人々の行動を通じて感じた。何よりヴァランダー自身がそうなのだから。その割り切れなさが、マンケル作品の醍醐味かも。

  • 巨峰 さん

    まあ、出会い系でいきなりそんなにおいしいことはおこらないということでしょうか。しかし、こんな難事件の間に、余裕がないないというわりには、活力?があるなぁと思ってしまった。それから、このシリーズ、オリジナルメンバーが手厳しい扱いを受けています。マーティソンお前迄・・・でも、ヴァランダーも携帯の電池切れですぐ連絡が取れなくなったり、手がかりを話さなかったり、暴走したりだからお互い様のような気もしますねえ。でもでも、とっても面白かったです。

  • KAZOO さん

    最初の頃に比べると、年をとったせいなのかヴァランダーがわがままになっていくような気がしました。同僚との確執なども出てきたり、署長とのやり取りもちぐはぐしてきたりということです。事件は最後には解決するのですが、今回は結構自分のさびしさなどを中心としたりということがあったりして原作者もシリーズの終わりを考え始めた気がします。娘も警察官志望になったりすることもあり。

  • タツ フカガワ さん

    相変わらず結末に向かってのスピード感が素晴らしい。それにヴァランダーお馴染みの「忘れる、汚れる、コケる」にはいつも以上にヤキモキさせられましたが、同時にこのシリーズの満足度の高さを改めて実感しながら読み終えました。今回捜査陣のなかに生まれたシコリが次作(最終巻)にどう影響するのか。また娘リンダが警察官を目指すというエピローグ。ヴァランダーの続きが楽しみです。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ヘニング・マンケル

1948年スウェーデン生まれ。作家、舞台監督、劇作家。“刑事ヴァランダー・シリーズ”の第1巻『殺人者の顔』でガラスの鍵賞を、第5巻『目くらましの道』でCWA賞のゴールドダガーを、『スウェーディッシュ・ブーツ』でCWA賞のインターナショナルダガーを受賞。他に児童書やエッセイなども書いた、人気実力ともに

プロフィール詳細へ

ヘニング・マンケルに関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品