ヘイドン・ホワイト

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歴史の喩法 ホワイト主要論文集成

ヘイドン・ホワイト

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784861826351
ISBN 10 : 4861826357
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20

内容詳細

“メタヒストリー”によって歴史学に革命的転換をもたらしたヘイドン・ホワイト―その全体像を理解するための主要論文を一冊に編纂。

目次 : 第1章 歴史という重荷/ 第2章 文学的製作物としての歴史的テクスト/ 第3章 歴史の喩法―『新しい学』の深層構造/ 第4章 現実を表象するにあたっての物語性の価値/ 第5章 歴史的解釈の政治―ディシプリンと脱崇高化/ 第6章 歴史のプロット化と歴史的表象における真実の問題/ 第7章 アウエルバッハの文学史―比喩的因果関係とモダニズム的歴史主義

【著者紹介】
ヘイドン・ホワイト : 1928年生まれ。米国の歴史家・批評家。『メタヒストリー―十九世紀ヨーロッパの歴史的想像力』(1973年)によって、世界の歴史学界に衝撃を与えたことで知られる。ロチェスター大学、カリフォルニア大学ロスアンジェルス校の歴史学部で教鞭を執り、1973年、同校の人文学センター長に就任。1976年、ウェズレアン大学で歴史・文学教授を務めたのち、1978年、カリフォルニア大学サンタ・クルーズ校人文科学部に新設された「意識の歴史(History of Consciousness)」コースの教授に就任。現在カリフォルニア大学サンタ・クルーズ校名誉教授

上村忠男 : 1941年生まれ。東京外国語大学名誉教授。専門は学問論・思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • roughfractus02 さん

    歴史学は、唯一の事実を独占するために、その語法から変化を記述する物語的喩法を排除するディシプリンを自らに課した。が、ファシズムが歴史を神話的なフィクションにまで拡張したとき、歴史学のディシプリンと真理の権力が露わになった。本書は、歴史学成立以前、事実とフィクションを同時に保持する18世紀までの年代記に注目し、歴史がファシズムに組み込まれる可能性を歴史文における修辞とその物語(ナラティブ)において検討する。物議をかもしたアウシュヴィッツに関する論文では、唯一の事実を主張する歴史の語りの困難が暴き出される。

  • 象 さん

    第3章 歴史の喩法 だけ読んだ。

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