プーランク(1899-1963)
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プーランク(1899-1963) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

132件
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  • プーランクはとにかく個性的な作品をいくつも作ってい...

    投稿日:2022/03/06

    プーランクはとにかく個性的な作品をいくつも作っている人で、明らかにドイツ・オーストラリアじゃないノリだし、スラブ系でもないし、新大陸ともちがっていて、やっぱこれってフランスだよね、しかもドビッシーでもラベルでもメシアンでもなく、どう見てもプーランクだわ、という独自の世界を築いている。偉大なる亜流の世界というか、どこまで気に入るかというのはともかく一風変わっているのは確かである。このBOXは、なんといっても、ピアノのタッキーノと指揮者のプレートルと、それぞれ第一人者だった人たちのプーランクの代表的な録音が揃っている。もともと持っているものとかなりダブっているのだが、足りないものを探して買うよりこういうお安いBOXセットを買った方が得なので購入。リマスタリングで音質もいくらか改善しているし。特に声楽・合唱曲をまとめて聴く良い機会になった。

    saitaman さん

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  • ルイ・フレモー指揮、バーミンガム市交響楽団の演奏で...

    投稿日:2022/01/20

    ルイ・フレモー指揮、バーミンガム市交響楽団の演奏で録音、収録されたアルバム。 このコンビはフランス物を得意としたがこれもその一つ。 フランスの管弦楽曲を集めた内容で、プーランクをメインに、サティとオネゲルの代表的な作品を集めた内容となっています。 演奏はフレモーらしい端正で、活気あふれる演奏。 イギリスのオケからフランス的色彩を引き出しているのは見事という他ないでしょう。 年代の割には聴きやすい音質です。

    レインボー さん

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  • プーランクのオーボエソナタが聴きたくて求めて、勿論...

    投稿日:2021/07/27

    プーランクのオーボエソナタが聴きたくて求めて、勿論良かったのだが、他の曲も素敵なものばかりで、すっかりプーランクのことが好きになった。特に管楽器の扱い方が巧みなようで、ホルン、トランペットとトロンボーンの三重奏などはとても洒落ている。奏者は、皆んな達者なので安心して演奏を楽しむことができる。何より、プーランクらしいソノリティは室内楽がいちばん良く味わえるのではないかと思った。文句なしに楽しめるセットであり、おすすめ。

    Ichirokagawa さん

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  • 20世紀初頭の混迷するクラシックの世界で、新しい方向...

    投稿日:2021/07/14

    20世紀初頭の混迷するクラシックの世界で、新しい方向を示したのが若きフランス六人組でした。肥大化・重厚長大化した後期ロマン主義と、形式や規則に行き詰まって「調性」を逸脱する方向に向かいつつあった潮流の中で、「生真面目さ」とか「芸術性」などを脱ぎ捨てて、軽いポップな音楽を目指したのが六人組で、その中で最も「歌心」があったのがプーランクでしょう。 プーランクは「牝鹿」や「田園のコンセール」などの管弦楽曲もよいですが、その機知に富んだ面白さと独特の憂いに満ちた「歌心」を堪能するには室内楽が最も適していると思います。 このル・サージュを中心としたCD集では、ピアノを含む室内楽、ピアノ独奏曲、そしてピアノを含む協奏的作品が収められています。室内楽曲では、フルートのパユなど一流の演奏家が参加していて、数多いプーランクの室内楽の録音の中でも最高の演奏でしょう。「ピアノ協奏曲」もこの曲のよさ・面白さを最大限に引き出した演奏だと思います。

    Tan2 さん

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  • 20世紀初頭の混迷するクラシック音楽界にあって、第一...

    投稿日:2021/07/14

    20世紀初頭の混迷するクラシック音楽界にあって、第一次大戦後に新しい音楽の方向を示したのが若きフランス六人組でした。 重厚長大化するドイツ・ロマン派の流れや、調性の制約を逸脱する「シリアス」な「新芸術」を目指す動きを尻目に、キャバレーやダンスホールの音楽、民族音楽や大衆音楽も取り入れていく軽くてポップな音楽。その六人組の中でも最も「歌心」にあふれているのがプーランクでしょう。 ここにはプーランクの代表的な管弦楽曲を、デュトワが主にフランスのオーケストラを指揮した演奏が収められています。演奏内容や音質は問題ありませんが、オケがモントリオールだったらもう少しニュアンスの違った演奏になったかもしれません。 プーランクには、プレートルの指揮した管弦楽曲や室内楽、ピアノ曲を含めた旧EMI盤(現Warner盤)の曲集もありますが、そちらはやや古い録音が中心なので、音質の面ではこちらのCDの方が聴きやすいと思います。 「クラシック音楽が途絶えた」といわれる20世紀前半にも、こういう音楽が作られ続けていたということを知る意味でも、一度耳を傾けてみることをお勧めします。(できれば、室内楽、ピアノ曲にも手を伸ばしてみてください)

    Tan2 さん

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  • これといった代表作が見当たらないプーランクですが、...

    投稿日:2021/03/28

    これといった代表作が見当たらないプーランクですが、いずれも洗練された詩情の中にエスプリが散りばめられた、いかにも古き良きパリを感じさせる素晴らしい曲ばかりで、演奏も当時のフランスにおけるベストメンバーによる名演揃い。個人的には木管の響きにとても惹かれます。録音にも不満はなく、この値段でプーランクの全てを知ることができるお薦めセットです。

    nocturnes さん

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  • 個人的にはロジェの最高傑作!美しい透明感と「間」の...

    投稿日:2021/03/18

    個人的にはロジェの最高傑作!美しい透明感と「間」の表現が秀逸! ロジェというとラヴェル、ドュビッシー、サティ、フォーレの演奏で定番とされる名盤を残しており、特にモニク・アースと同様、フランス音楽のピアノ演奏では揺ぎ無き評価がある。 昔から「フランス音楽でロジェのピアノにハズレなし」と云われるが、ラヴェル、ドュビッシー、サティについては近年、芸術性を重視した名演が量産され立ち位置が微妙ではあるが、フランス音楽を楽しく聴かせるという点については今でも定盤たる位置づけは変らないと思う。 最近名演とされるフランス音楽のピアノ演奏は機械のようにパーフェクトな演奏技術と芸術的表現という点では驚嘆に値するし、評価すべきものではあるが、反面、音楽で最も重要な要素である「楽」の部分が脆弱に感じることがある。 その点、ロジェの一連の作品は演奏における「知」と「情」のバランス、フランス音楽に欠かすことのできない「陽気」さと「翳」が見事に表現されている。 そういった理由で数あるロジェの作品群の中ではこちらとフォーレが個人的には最上位の位置づけとなっている。 ロジェのプーランクは1枚ものとこちらの2枚組のものがあるが、1枚では収まりきらない名曲・名演が多いので入手されるのであれば、是非こちらの2枚組をオススメいたします。必ず素敵な宝物になりますよ!

    I.O.U さん

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  • この「牝鹿」は、数あるこの曲の演奏の中で最も「はじ...

    投稿日:2021/03/09

    この「牝鹿」は、数あるこの曲の演奏の中で最も「はじけて」いて楽しい。プレートルにはフィルハーモニア管を指揮したバレエ全曲録音(といっても約35分)もありそちらも模範的でよい演奏だが、こちらのパリ音楽院管の組曲版の演奏の方が断然楽しい。マリー・ローランサンの絵に触発されて作られたという、1923年に作曲されたプーランク24歳のときの代表作。 「狼」はアンリ・ディティユーが1953年に作曲したバレエ音楽で、軽々で華麗な音楽。 「世界の創造」はミヨーの代表作の一つであり、ジャズの要素を取り入れた1923年作のバレエ音楽。 いずれも、これらの曲の代表的な演奏とされる本家、本場、本ものの名演です。

    Tan2 さん

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  • この録音は今から半世紀ほど前LPで聴いた。デュヴァ...

    投稿日:2021/03/07

    この録音は今から半世紀ほど前LPで聴いた。デュヴァルの熱唱がしばらく耳にこびりついていたのを覚えている。長らくCD化を待ち望んでいたが、やっと入手できて喜んでいる。70年余前の録音だが、今聴いても新鮮だ。

    禅済 さん

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  • プーランクの曲を一網打尽にできるお得なボックス。ピ...

    投稿日:2021/02/23

    プーランクの曲を一網打尽にできるお得なボックス。ピアノ曲は詰め込み過ぎている感もあり、手に取る機会は多いとは言えませんが、室内楽の方は飽きもせずに、よく聴いております。プーランク入門編としておススメ。

    いえつん さん

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ありがとうございました

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