プロコフィエフ(1891-1953)

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CD

プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1、2番 庄司紗矢香

プロコフィエフ(1891-1953)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG1183
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

庄司紗矢香、待望の第3弾!
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番、第2番、他

パガニーニの協奏曲、《ルーヴル・リサイタル》に続く庄司紗矢香のサード・アルバムの発売が決定。昨年末のリサイタルでも演奏したプロコフィエフとショスタコーヴィチの作品を収録。批評でも「難曲プロコフィエフを、あの華奢な身体で一気に弾ききるだけのエネルギーと確信」と絶賛されました。

・プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 OP.80
・プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調 OP.94bis
・ショスタコーヴィチ:4つのプレリュード
・ショスタコーヴィチ:10のプレリュード

庄司紗矢香(ヴァイオリン)、イタマール・ゴラン(ピアノ)

録音:2003年12月、ベルリン(4Dオーディオ・レコーディング)

庄司紗矢香のプロフィール

5歳からヴァイオリンを始める。国内外の多くのコンクールに優勝し、1997年にはヴィエニアフスキ国際コンクール<17歳までの部門>に日本人として初めて優勝。1999年6月にはヴィオッティ・ヴァルセシア国際コンクールで優勝。同年10月には第46回パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールにコンクール史上最年少、かつ日本人として初めて優勝し、一躍世界中から注目を集めるところとなった。
 これまでに国内外の数多くの演奏会に出演。14歳でルツェルン国際音楽祭にバウムガルトナー指揮ルツェルン祝祭管のソリストとして出演。この公演の成功により、同オーケストラのオーストリア・ドイツ・ツアーのソリストに抜擢される。権威あるウィーン楽友協会主催によるウィーン・ムジークフェライン・ザールでの公演は大絶賛された。その後、エビアン音楽祭、ヴェルビエ音楽祭、ガルダ湖音楽祭などにも出演、ボローニャ歌劇場管弦楽団、サンクトペテルブルク・フィル、イタリア国立放送響、イスラエル・フィル、ドレスデン・フィルなどとの共演も果たしている。2001年はメータ指揮バイエルン国立管、ベリオ指揮トスカーナ響、アシュケナージ指揮フィルハーモニア管、レック指揮フィレンツェ歌劇場管、バシュメット指揮モスクワ・ソロイスツ、テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルク・フィルなどと共演、ヴェルビエ音楽祭においてサヴァリッシュ指揮による演奏会やレーピン、イッサーリス、プレトニョフらとの室内楽演奏会に出演した。また、11月にはテミルカーノフ指揮ボルティモア響のイギリス公演のソリストに抜擢され、ロンドン・デビューを果たすことになっており、12月にはモスクワでスピヴァコフ指揮ロシア・ナショナル管と共演する。2002年には、ポラストリ指揮ミラノ・ヴェルディ管、ローマ・サンタチェチーリア国立アカデミー管、ベルティーニ指揮東京都響、デュトワ指揮NHK響、クライツベルク指揮チェコ・フィルなどとの共演を予定している。
 録音では、巨匠ズービン・メータに認められ、ドイツ・グラモフォンからズービン・メータ指揮イスラエル・フィルとの共演によるCDをリリースし、今年9月に行われたパリのルーブル美術館におけるリサイタルが、ライブ録音されてリリースされた。
 庄司紗矢香は、次代の世界のヴァイオリン界を担う演奏家として、すでに国際舞台で活躍し、多方面で注目を集めている。1995年以降キジアーナ音楽院においてヴァイオリンをウート・ウーギ氏、室内楽をリッカルド・ブレンゴラ氏に学び、1997年には奨学金をイスラエルより得てシュロモ・ミンツ氏に学んだ。これまでに原田幸一郎氏、海野義雄氏らに師事。現在、ケルン国立音楽大学において、ザハール・ブロン氏に師事している。1999年度都民文化栄誉章、2000年出光音楽賞受賞。

内容詳細

作品をまっすぐに見つめ、その本質を射抜く凄さ。庄司紗矢香のプロコには、選ばれた女性だけがもつ純粋な視線を感じる。ナウシカやシータのような……。強くて美しい音色、しなやかなフレージング。彼女のいまが、どれほどすばらしいかを証明する演奏だ。★(長)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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テクニックは彼女の歌心を支えるもんだ、と...

投稿日:2011/02/18 (金)

テクニックは彼女の歌心を支えるもんだ、といわんばかりの歌いっぷり。もちろんロシアの音楽のスタイルを尊重してるが故の演奏。拍手がないのでやっとスタジオ録音とわかるぐらいの熱い演奏。流れも全くほとんどスムーズで切り貼りしてる所はないでしょう。とにかく聞いてみてください。内田光子さんと同じように日本人として世界に誇れる芸術家の一人にこれからなっていくはずです。最近、世界でも再評価が進んできたようでうれしいばかりです。これからの活躍に期待しています。ピアノのサポートもすばらしいです。

rw711f さん | UNITED STATES | 不明

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これは買って良かったと思うCDの一つだ。...

投稿日:2008/06/28 (土)

これは買って良かったと思うCDの一つだ。昔の日本の演奏家には「先生に教わったとおり一生懸命弾きました」といった演奏が多かった。ところが最近の、特に女性奏者には、自分の感性で弾いている例が目立つ。庄司沙矢香もその一人だ。内容は少し渋いかもしれないので、誰にもお勧めというわけではないが、休日にこうした青黒く憂鬱な音楽をグラス片手にじっくり聴くのも、皮肉ながら人生の楽しみである。ショスタコーヴィチを併録した選曲も良く、「CD作品」としてすばらしく充実したできばえになっている。

めかぶ さん | 京都市西京区 | 不明

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