プルタルコス英雄伝 上 ちくま学芸文庫

プルタルコス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480083210
ISBN 10 : 4480083219
フォーマット
出版社
発行年月
1996年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
15cm,451p

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読書メーターレビュー

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  • Francis さん

    20年ぶりの再読。テセウス、リュクルゴス、ソロン、テミストクレス、アリステイデス、ペリクレス、アルキビアデス、デモステネスを取り上げる。テミストクレスの狡猾さ、アリスティデスの誠実さへのこだわり、ペリクレスの人心掌握術、アルキビアデスの抜け目のなさとその惨めな最期…、など面白いエピソードが満載。

  • OZAC さん

    上巻のみ読了。テミストクレスとアリステイデスはヘロドトスの歴史におけるギリシア側の二大英雄(性格は真逆だが)だったので、彼らの伝記は大いに楽しめた。だがギリシアの戦争の歴史は、同盟を組んだかと思えばすぐに裏切ったりの連続で、読んでいると茶番のような気さえしてくる。スパルタ側の寡頭制とアテナイの民主制の戦いなのだろうが、決して民主制がよいとは思わなかった。

  • ふぁきべ さん

    長きにわたる積読状態を打破しようやく読了。この巻はテセウスを筆頭に、ギリシャ人のみが登場する。対比列伝として有名な当作品だが、このシリーズでは単なる英雄伝として編集されていることに注意されたい(テセウスはロムルスと並べられていないし、デモステネスもキケロとセットにはなっていない)。さて、内容としてはペリクレスとリュクルゴスが興味深かった。特にリュクルゴスが興味深く、彼は、というかスパルタという国は世界で最初の共産主義国家だなと。そしてあんな机上の空論みたいな国が良く上手く行ったなという意味で、興味深かった

  • ジュンジュン さん

    読み難いものの、前5世紀のギリシャ世界(ペルシャ戦争〜アテネの最盛期〜ペロポネソス戦争)で活躍した偉人テミストクレスやペリクレスなどは理解しやすかった。時折挿入される著者プルタルコスの人生における心得が、2000年前の人なのに共感できる箇所もあった。特に失うことを恐れて挑戦しない心について(110p)。

  • unpyou さん

    上巻はギリシアの英雄たち。…が正直「どこが英雄だよ!」という逸話満載。名望を求めて暴走、嫉妬にかられた大衆の欲望を操り政敵を陶片追放しまくる。キケロ伝でも思ったが、古代世界には「虚栄心ダセえ」という観念はなかったのか?スパルタは狂気のファシズム、アテネは超衆愚政治の国に見える。テミストクレスはアテネが対ペルシア同盟を率いるための秘策として「他のギリシャ同盟艦隊を燃やしてアテネを頼らざるを得なくしよう」と提案するクズっぷり、最早笑う。聖人君子伝ばかり読まされるより人間的で良いとも言えるか?実際面白かったしw

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プルタルコス

45頃―120以降。ローマ帝政期の哲学者、著作家。ギリシアのカイロネイア出身。アテネで数学、自然哲学や修辞学を学び、カイロネイアの使節としてローマにもたびたび滞在して、ローマの上流人士と親交を結んだ

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