プッチーニ (1858-1924)

SACD

『トスカ』全曲　プレートル＆パリ音楽院管、カラス、ベルゴンツィ、ゴッビ、他（１９６４～６５　ステレオ）（２ＳＡＣＤ）

評価 : 4.5

(3)

レビューを見る

基本情報

ジャンル

クラシック

カタログNo

WPCS13184

組み枚数

レーベル

WARNER MUSIC JAPAN

発売国

日本

フォーマット

SACD

その他

ハイブリッド

商品説明

プッチーニ：『トスカ』（２ＳＡＣＤ）
カラス、ゴッビ、ベルゴンツィ
プレートル＆パリ音楽院管弦楽団

1965年、カラスがオペラ・ステージ登場の最後となった年に、収録されたカラス最後のオペラ全曲録音。12年前のモノラル録音と同様、ティト・ゴッビ、さらにテノールにはベルゴンツィを迎えての新録音は、音質の向上も含め、旧盤と甲乙を付けがたい録音史上に残る傑作となりました。（WARNER）

【収録情報】
● プッチーニ：歌劇『トスカ』全曲

　フローリア・トスカ／マリア・カラス（ソプラノ）
　マリオ・カヴァラドッシ／カルロ・ベルゴンツィ（テノール）
　スカルピア／ティト・ゴッビ（バリトン）
　チェーザレ・アンジェロッティ／レオナルド・モンレアーレ（バス）
　スポレッタ／レナート・エルコラーニ（テノール）
　堂守／ジョルジョ・タデオ（バス）
　シャルローネ／ウーゴ・トラーマ（バス）
　牢番／レオナルド・モンレアーレ（バス）
　羊飼い／ダヴィッド・セラー（ボーイ・ソプラノ）
　パリ・オペラ座合唱団（合唱指揮：ジャン・ラフォルジュ）
　パリ音楽院管弦楽団
　ジョルジュ・プレートル（指揮）

　録音時期：1964年12月、1965年1月
　録音場所：パリ、サル・ワグラム
　録音方式：ステレオ（アナログ／セッション）
　Producer: Michel Glotz
　Balance engineer: Paul Vavasseur
　Digital remastering 2014

　SACD Hybrid
　CD STEREO/ SACD STEREO

内容詳細

正規盤としては二度目となるカラスの「トスカ」。1953年録音のデ・サバタ盤が有名だが、こちらはステレオで。声は少し衰えたとはいえ、カラス、ゴッビの表現力の深さは素晴らしく、名盤の一つといえる。(CDジャーナル　データベースより)

その他のバージョン

Tosca: Callas, Bergonzi, Gobbi, Pretre / Paris Conservatory.o のバージョン一覧へ

CD

『トスカ』全曲　ジョルジュ・プレートル&パリ音楽院管弦楽団、マリア・カラス、カルロ・ベルゴンツィ、ティト・ゴッビ、他(1964-65　ステレオ)(2CD)

￥2,871 EUR 盤限定盤輸入盤 2016年09月23日発売

収録曲

ディスク 1

ディスク 2

ユーザーレビュー

総合評価

4.5

レビューを書く

世評が高いモノ盤より素人の私が聴くには、...

投稿日：2020/01/21 (火)

世評が高いモノ盤より素人の私が聴くには、このカラスの数少ないステレオ盤の方がありがたかったです。

古き良き時代さん | 大阪府 | 不明

マリア・カラスはプッチーニの『トスカ』を...

投稿日：2015/05/12 (火)

マリア・カラスはプッチーニの『トスカ』を2度録音している。1度目は1953年、カラス30歳の時のもので、巨匠サーバタの万全のサポートのもと全盛期のカラスが炎と燃え上がるような凄まじい歌唱を披露していて、『トスカ』の古典的名盤として名高い。しかしカラスの全盛期は長くは続かず、自身の声の衰えを自覚した彼女は1965年にオペラからの撤退を表明する。彼女が最後のオペラとして選んだのは愛着のある『トスカ』で、2度目の録音も実施された。 1964年12月＆1965年1月、パリ、サル・ワグラムでのセッション収録で、カラスとしては数少ないステレオ録音である。相手役カヴァラドッシはカルロ・ベルゴンツィ、敵役スカルピアは旧盤と同じくティート・ゴッビ、指揮は若き日のジョルジュ・プレートルと共演者も豪華である。カラスの歌声は旧盤ほどの輝きはないのだが表現力の巧緻さ、演技の陰影の深さはさすがで、歌声だけでなく美貌や演技力においても抜群の存在だったカラスの貫禄である。ベルゴンツィの清新なカヴァラドッシ、カラスの公私にわたる友人であった「名優」ゴッビの重厚なスカルピアも聴き応えあり。当時40歳のプレートルの指揮は明晰で熱気があり、後年の大成を予感させるもの。音質も当時の旧EMI録音としてはまずまずのレベル。マリア・カラスは1965年7月5日のコヴェントガーデン王立歌劇場における『トスカ』を最後にオペラから去った。伴奏指揮を担当したのは彼女のお気に入りのプレートルだった。

金山寺味噌さん | 愛知県 | 不明

カラスは独特の癖のある声ですが、トスカの...

投稿日：2005/01/01 (土)

カラスは独特の癖のある声ですが、トスカの個性を発揮する為にはうってつけだとおもいます。ディ・ステファノとの録音の時の方が、ずっと良いと思います。特筆すべきは、テノールに転向してからそれほど時を経ていない、ベルゴンツィのカヴァラドッシです。やや荒削りな歌い方ですが、その端正な歌唱は後の大活躍を十分に予感させてくれます。ゴッビはスカルピアのいやらしい性格を見事に表現していると思います。

ナブッコさん | 奈良県香芝市 | 不明

プッチーニ (1858-1924)に関連するトピックス

【LP】プッチーニ没後100周年記念、管弦楽伴奏歌曲シャハトナーによる管弦楽伴奏歌曲を今を時めくテノール歌手の一人、カストロノヴォの美声で聴く。 HMV&BOOKS online|2024年01月18日 (木)　09:00
【LP】アンジェラ・ゲオルギュー最新ソロ・アルバム歌曲伴奏の世界的名手ヴィンチェンツォ・スカレーラのピアノで、プッチーニの歌曲とオペラ・アリアの素晴らしいコレクション... HMV&BOOKS online|2023年11月20日 (月)　19:00
【LP】マリア・カラス名盤「トスカ」がLP復刻マリア・カラス全盛期の録音として名高い名盤が、2014年リマスター音源を使用し、アナログLP盤として限定発売。 HMV&BOOKS online|2023年10月13日 (金)　10:00
【LP】マリア・カラス生誕100周年記念リュウ役を歌うエリザベート・シュワルツコップとの唯一の共演盤でもあるプッチーニの「トゥーランドット」が180g重量盤... HMV&BOOKS online|2023年09月08日 (金)　10:00
【LP】プッチーニ没後100年、トリビュート・アルバムプッチーニ没後100年。世界で活躍するテノール歌手によるトリビュート・アルバム《ジョナサン・テテルマン～The ... HMV&BOOKS online|2023年08月18日 (金)　10:03
豪華歌手陣を率いたパッパーノの傑作『三部作』が復活イギリスのリンドハーストホールでのセッション録音。『ロード・オブ・ザ・リング』サウンドトラックでもおなじみのこのホー... HMV&BOOKS online|2017年01月10日 (火)　12:50

オペラに関連する商品情報

フルトヴェングラー＆ローマRAI響／ワーグナー：『ワルキューレ』第1幕 1952年1月、フルトヴェングラー＆ローマRAI響のワーグナー：『ワルキューレ』第1幕の放送用ライヴが、世界初出LP... |2024年04月18日 (木)　10:00
【映像】ティーレマン＆ベルリン国立歌劇場／ワーグナー：『ワルキューレ』日本語字幕付き。2022年10月ベルリン国立歌劇場での収録。バレンボイムの代役として指揮台に立ったティーレマンによる... |2024年04月15日 (月)　18:00
【映像】ビシュコフ＆ロイヤル・オペラ／ドヴォルザーク：『ルサルカ』日本語字幕付き。2023年、コヴェント・ガーデンの新制作として登場した『ルサルカ』の映像。アン・イー＆ナタリー・アブ... |2024年04月05日 (金)　17:15
H・シュタイン＆ウィーン・フィル／R.シュトラウス：『カプリッチョ』（... ホルスト・シュタイン＆ウィーン・フィルによるR・シュトラウス：歌劇『カプリッチョ』、1985年ザルツブルク音楽祭での... |2024年03月29日 (金)　18:00
マナコルダ＆フランクフルト歌劇場／マイアベーア：『アフリカの女』（3C... 2018年、フランクフルト歌劇場でのライヴ録音。バリトンからテノールまで広い音域を持つ「バリテナー」として人気を集め... |2024年03月28日 (木)　18:00
【映像】ティーレマン＆ベルリン国立歌劇場／ワーグナー：『ラインの黄金』日本語字幕付き。2022年10月ベルリン国立歌劇場での収録。バレンボイムの代役として指揮台に立ったティーレマンによる... |2024年03月27日 (水)　18:00