CD 輸入盤

三部作 アントニオ・パッパーノ&ロンドン響、フィルハーモニア管、グレギーナ、ガイヤルド=ドマス、ゲオルギュー、他(1997 ステレオ)(3CD)

プッチーニ (1858-1924)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
9029590063
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


豪華歌手陣を率いたパッパーノの傑作『三部作』が復活!
プッチーニのヴェリズモ名作をセッション録音ならではの高音質で!


イギリスのリンドハーストホールのエアー・スタジオでのセッション録音。サウンドトラック制作でもおなじみのこのホールは、教会を改修してレコーディング・スタジオとしたもので、『ロード・オブ・ザ・リング』、『ハリーポッター』などワイドレンジで迫力のある高音質アルバムでも知られています。パッパーノはライヴ盤が多いので、彼のダイナミックなドラマ構築を堪能できるクオリティの高いセッション・レコーディングは歓迎されるところです。

【外套】
1910年代のセーヌ川が舞台。船長、50歳のミケーレは、20代の若い娘ジョルジェッタを妻にしました。ジョルジェッタは、夫との共通の話題がないことや仕事に追われる毎日に不満を持っています。ある日、ジョルジェッタは、若い人夫のルイージと仲良くなり、深夜に密会しようとしますが、忍び込んできたルイージとミケーレが鉢合わせしてしまいます。激昂したミケーレはルイージを絞め殺してしまいます。ジョルジェッタが戻ってくると、ミケーレはルイージの死体を外套の中に隠します。ミケーレはジョルジェッタを優しく迎えると外套の中に包み込み、ルイージの死体に彼女の顔を押し付けて終わります。

● 歌劇『外套』全曲
ミケーレ:カルロ・グエルフィ(バリトン)
ジョルジェッタ:マリア・グレギーナ(ソプラノ)
ルイジ:ニール・シコフ(テノール)
恋人たち:ロベルト・アラーニャ(テノール)
恋人たち:アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノ)
ロンドン・ヴォイシズ
ロンドン交響楽団
アントニオ・パッパーノ(指揮)

録音時期:1997年7月
録音場所:ロンドン、リンドハーストホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

【修道女アンジェリカ】
1600年末のイタリアの女子修道院が舞台。貴族の娘アンジェリカは、未婚の母となったため修道院に入れられました。ある日、修道院を訪ねてきた伯母の公爵夫人から、2年前に娘が死んだことを聞かされ彼女は毒薬を飲んで自殺を図りますが、自殺の罪に気付き、聖母に詫びて救いを求めます。すると、奇蹟が起こり子供を抱いた聖母が登場。アンジェリカは安らかに息を引き取ります。『三部作』第2部となる作品。

● 歌劇『修道女アンジェリカ』全曲
アンジェリカ:クリスティーナ・ガイヤルド=ドマス(ソプラノ)
公爵夫人:バーナデット・マンカ・ディ・ニッサ(アルト)
修道院長:フェリシティ・パーマー(メゾ・ソプラノ)、他
ティッフィン少年合唱団
ロンドン・ヴォイシズ
フィルハーモニア管弦楽団
アントニオ・パッパーノ(指揮)

録音時期:1997年8月
録音場所:ロンドン、リンドハーストホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

【ジャンニ・スキッキ】
1299年のフィレンツェが舞台。大富豪ブォーソが遺した遺産をめぐって物語。遺産をものにしようと集まった親類たちは、遺書に全財産を修道院に寄付すると書かれているのを知り落胆。リヌッチオはジャンニ・スキッキの知恵を借りようとしますが、スキッキは他の親戚から馬鹿にされたことで協力を断ります。ですが、娘でリヌッチオの恋人のラウレッタに「助けてくれないなら私死んじゃう」と半ば脅され(このアリアが有名な「私のお父さん」です)、考え直します。スキッキはブォーゾになりすまして、公証人の前で嘘の遺書を口述することを提案。全員この計画に賛成しますが、いざ公証人を前にスキッキは「財産はすべてスキッキへ与える」と言い、見事に遺産を手にしてしまいます。
『三部作』の第3部にあたる作品。

● 歌劇『ジャンニ・スキッキ』全曲
ジャンニ・スキッキ:ジョゼ・ヴァン・ダム(バリトン)
ラウレッタ:アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノ)
リヌッチオ:ロベルト・アラーニャ(テノール)
ツィータ:フェリシティ・パーマー(メゾ・ソプラノ)、他
ロンドン交響楽団
アントニオ・パッパーノ(指揮)

録音時期:1997年8月
録音場所:ロンドン、リンドハーストホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


【パッパーノ・プロフィール】
2005年のシーズンからローマ・サンタ・チェチリア音楽院管弦楽団の音楽監督を務めるアントニオ・パッパーノは、1959年12月、イタリア人の両親のもとロンドンに誕生しています。米国で、ピアノをノーマ・ヴェリッリに、作曲をアーノルド・フランケッティに、指揮をグスタフ・マイヤーに師事。キャリアの初めからオペラや劇作品に特別の愛着を示し、コレペティやアシスタント・コンダクターを務めながら、ニューヨーク・シティ・オペラ、バルセロナ・リセウ劇場、フランクフルト歌劇場、シカゴ・リリック・オペラ等の世界中の歌劇場との関係を瞬く間に築きます。バイロイト音楽祭では『トリスタンとイゾルデ』『パルシファル』『ニーベルングの指環』の上演でダニエル・バレンボイムのアシスタントを務めました。
 1987年、パッパーノはオスロ国立歌劇場で『ラ・ボエーム』で正式に指揮者デビューし、1990年に音楽監督に任命。この間、コヴェント・ガーデン歌劇場(1990年6月『ラ・ボエーム』)、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、サンフランシスコ・オペラ、シカゴ・リリック・オペラ、パリ・シャトレ座、ベルリン国立歌劇場でデビューを果たしています。
 パッパーノは32歳でベルギー・王立モネ劇場の音楽監督に任命されました。任期中に『サロメ』『仮面舞踏会』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』『カルメン』『オテロ』『ヴェルディ』『ピーター・グライムズ』『椿姫』『トリスタンとイゾルデ』『フィガロの結婚』『バラの騎士』『三部作』『期待/浄夜』『ペレアスとメリザンド』『ドン・カルロ』『アイーダ』等数多くのオペラを制作。またピアニストとしての活動も継続し、同劇場のリサイタル・シリーズで多くの国際的歌手の伴奏を務めてもいます。
 1993年には、ウィーン国立歌劇場で、クリストフ・フォン・ドホナーニの代役としてワーグナー『ジークフリート』の新演出を振り注目すべきデビューを果たし、絶賛されました。1997年にはニューヨークのメトロポリタン歌劇場で『エフゲニー・オネーギン』の新演出でデビュー。同年、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者に就任。1999年には『ローエングリン』の新演出を指揮してバイロイト音楽祭デビューを果たしています。
 パッパーノはオーケストラ・コンサートにも熱心で、これまでに、ベルリン・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響、ボストン響、クリーヴランド管、ロサンジェルス・フィル、ロンドン響、フィルハーモニア管、パリ管、オスロ・フィル、ベルリン・ドイツ響、フランクフルト放送響、スカラ座管、フランス放送フィル、リヨン管など様々なオーケストラを指揮しています。
 アントニオ・パッパーノは、指揮者としてEMIクラシックス専属でレコーディングを行っています。これまで収録されたオペラ作品には、『トリスタンとイゾルデ』『ラ・ボエーム』『ドン・カルロ』『つばめ』『トスカ』『ウェルテル』『マノン』『イル・トロヴァトーレ』『三部作』等があり、中でも『つばめ』は英国のグラモフォン誌の最優秀オペラ録音賞と年間最優秀レコード賞、フランスのル・モンド・ド・ラ・ミュジーク誌のショック賞と2つのディアパゾン・ドール賞、ベルギーのセシリア賞、ドイツのシャルプラッテン批評家賞、イタリアのムジカ・エ・ディスキ誌賞、米国の批評家賞等を受賞するなど多くの批評家から高い評価を受けていました。
 その他では、プッチーニの『ミサ・ディ・グローリア』や、オペラ・アリア集といった歌物のほか、ヴェンゲーロフとのスペイン交響曲、ハンナ・チャンとのプロコフィエフ『協奏交響曲』、ショスタコーヴィチ、アンスネスとのラフマニノフなどコンサート物も評価が高く、また、ピアニストとしても、得意の歌曲伴奏に加え、室内楽の分野でもその豊かな天分を大いに発揮しています。 (HMV)

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