CD

交響曲第9番 ヘルベルト・ケーゲル&東京都交響楽団(1985年ステレオ)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TBRCD0033
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ケーゲル、1985年、東京都響とのブルックナー9番

ケーゲル+都響の二回目の共演で最後となった1985年のライヴ。あのマーラー『夜の歌』(TBRCD0003)の5日前の大熱演です。ケーゲルのブル9というと、ライプツィヒ放送響とのやはり強烈な演奏が2種類知られていますが、1969年と1975年のライヴでありました。衝撃的な死にまっしぐらの1985年、しかも日本における演奏に興味は尽きません。
 1969年盤が61分、1975年盤が55分、そして当1985年盤は何と53分台! 巨匠がさらに解釈を練り上げたらどうなったのか恐ろしくなります。都響は絶好調で、反応の見事さ音色の透明感は手兵以上。ケーゲルは厳格なリズムを保持し、しかもかなりのスピードで突っ走ります。(TOBU)

【収録情報】
● ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 WAB109
(I. 21:29/ II. 10:11/ III. 21:56)

 東京都交響楽団
 ヘルベルト・ケーゲル(指揮)

 録音時期:1985年6月20日
 録音場所:東京文化会館(都響第217回定期演奏会)
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

ユーザーレビュー

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わたしが東京都交響楽団の年間会員になって...

投稿日:2022/12/09 (金)

わたしが東京都交響楽団の年間会員になってから36年たった。年間会員になったきっかけは前年に聴いた若杉弘の「英雄」に驚かされたことと2月に聴いたメシアンの「トゥーランガラリーラ交響曲」(ピアノ独奏はミッシェル・ベロフ)が好印象だったので。わたしはこのケーゲルのブルックナーやマークのブルックナーは聞いていない。だがマークのベートーヴェンや若杉やベルティーニのマーラー、そして何よりフルネのフランス音楽を聴いている。このケーゲルの演奏はとても正直である。ケーゲルは原子霧や素朴な田舎者などというものには一顧だにしない。彼は自分の感じたそのままに音楽を奏でる。美しいと感じたそのままに、純粋に。そして楽員は必死にその音楽に食らいつき聴衆もまたあんぐりと口を開けたままというのが手に取るようにわかる。 わたしは東京都交響楽団の年間会員になってよかったと心の底から思う。こんなに素晴らしい演奏が聴けるのだから。ブルックナーは決して素朴なだけではない。

Q さん | 埼玉県 | 不明

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テンポが最速の部類で終わりの方までサクサ...

投稿日:2021/03/03 (水)

テンポが最速の部類で終わりの方までサクサクと進んでいく。しかし、3楽章後半の「生への別れ」再現部で突然音楽が濃厚となり世界が一変する。ここの部分を強調したいがためのサクサクだったのか!と思わせる驚天動地の音楽。

海尾水 さん | 神奈川県 | 不明

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ケーゲルだから、それこそ猛スピードで鮮烈...

投稿日:2015/11/30 (月)

ケーゲルだから、それこそ猛スピードで鮮烈なブルックナーをやってくれるのかと思ったが、1985年の都響の限界と言うべきか、弦の縦の線が微妙に怪しかったり、木管がコケたり、素人耳にもわかる技術上の瑕疵が少々気になる。もちろん、悪い演奏ではないし、美しい部分も多々あるのだが、あくまで80年代における都響・ケーゲルの記録として聞くならば、一聴の価値ありである。一番良いのは、なんだかんだフィナーレだと思う。でも、タイミングの割には、そんなに速く聞こえない。☆四つ。

七海耀 さん | 埼玉県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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