DVD 輸入盤

交響曲第7番 チェリビダッケ&ベルリン・フィル(1992)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
2011408
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明

ブルックナー交響曲第7番
チェリビダッケ&ベルリン・フィル
38年ぶりの復帰コンサート


巨匠チェリビダッケがベルリン・フィルを指揮した唯一の映像として知られるブルックナーの交響曲第7番がようやく登場。
 1992年3月31日と4月1日の2日間、ベルリンのシャウシュピールハウスでおこなわれたコンサートは、当時のヴァイツゼッカー大統領直々のはからいで実現したもので、1954年以来38年ぶりにチェリビダッケが、この間関係が決裂していたベルリン・フィルの指揮台に復帰するという意味で特別な出来事でした(このあたりは当公演のリハーサルの模様とかつての楽団員へのインタビューを収めたドキュメンタリーで触れられています)。
 こうした背景もあって会場が異様な空気に包まれるなか、やがて演奏が開始されてゆくのですが、ここでの全曲86分を超える演奏時間は、数あるチェリビダッケによるブルックナーの7番のなかでも破格に長大な部類に入るもので、アダージョに至っては30分を超える時間をかけてたっぷりと歌いぬかれており、まさに耽美的というほかないその美観はあらためて稀有の巨匠の個性的な芸風を強く印象付ける形となっています。
 チェリビダッケ&ベルリン・フィルによるこのブルックナー第7番のライヴ映像はその知名度に比して、長らく視聴困難な状態が続いていただけに、チェリビダッケ生誕100年を迎える2012年のタイミングでのリリースはたいへん価値あるものといえるでしょう。
 なお、このたびのソフト化に際して、オリジナルのビデオ素材にレストアを施し、画面アスペクト比を4:3のスタンダード・サイズから16:9のビスタ・サイズへと変換しています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB.107

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 セルジウ・チェリビダッケ(指揮)

 収録時期:1992年3月31日&4月1日
 収録場所:ベルリン、シャウシュピールハウス

 監督:ロドニー・グリーンベルク
 制作:メトロポリタン・ミュニック

=ボーナス映像=
・ドキュメンタリー「凱旋 (Triumphant Return)」
 監督:ヴォルフガング・ベッカー

【DVD仕様】
収録時間:本編90分+ボーナス54分
画面:カラーNTSC 16:9 (本編), 4:3 (ボーナス) / Region All
音声:PCMステレオ
字幕:日英独(※ドキュメンタリー)

ユーザーレビュー

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【チェリビダッケ好きなら必ず持っている一...

投稿日:2021/03/20 (土)

【チェリビダッケ好きなら必ず持っている一枚だと思いますので、持っていない方に対するレビューです。】オマケに入っているドキュメンタリーが最高の一枚。そのリハーサルにおいて、チェリビダッケがベルリン・フィルに悪口雑言、言いたい放題ですが、ベルリン・フィル側も何を言ってるんだ?このおっさん?的な反応。ベルリン・フィルにとってはあまり名誉にならないこの映像がよく市販化されたものだと思う反面、チェリビダッケのブルックナーの秘密が垣間見れて良かった。尚、本番では指揮者のものでもオケのものでもない超特殊な演奏が展開。第2楽章の美しさを愛でることが出来れば、チェリビダッケを好きになる素養十分だと思います。

R35sT さん | 熊本県 | 不明

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ようやくこの録音が販売されることになり、...

投稿日:2012/05/22 (火)

ようやくこの録音が販売されることになり、とてもうれしいです。是非皆さんに聴いてほしいです。海賊版では有名でしたがね。 昔、取引き先メーカーの音楽好きな担当者からS-VHSテープをもらい、何度も何度も聴きました。特に第2楽章は小生のベストです! やっぱりテンポは遅いです!ベルリン・フィルの演奏とチェリビダッケの感覚があっていないところもあるように思われます。しかしベルリン・フィルのメンバーはチェリビダッケを支えようとしているように感じます。 時々、チェリビダッケは不機嫌な顔をしているような気がしますが、カラヤンが育てたBPOの音が気に入らないのか、逆に音がきれいで心の中で舌を巻いているのか。 チェリビダッケが醸し出す、弦楽器と金管楽器のバランス!、弦楽器内での絶妙なバランス!BPOの音の美しさ、合奏能力、集中力。やっぱり演奏はBPOの支配力が強いかな・・・ でもこれはこれで凄い演奏です。

ももパパ さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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