CD 輸入盤

交響曲第6番 ケーゲル&ライプツィヒ放送交響楽団(1972)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SSS0117
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ケーゲルのブルックナー
待望の再発売! 新リマスタリング!


1999年にドイツのODE CLASSICSより発売されたヘルベルト・ケーゲルのブルックナー・シリーズは、演奏内容の面白さで話題になりましたが、その後、レーベルが解散してしまったため入手できない状態となっていました。
 今回、ヴァイトブリック・レーベルでは、ケーゲル未亡人承諾のもと、中部ドイツ放送からライセンスを得て、新たにマスタリングしなおして再発売の運びとなり、先の交響曲第3番と第4番に続いて第5番と第6番がリリースされることとなりました。
 演奏はすべてライプツィヒ放送交響楽団。状態良好なステレオ録音です。ホールはライプツィヒのコングレスハレで、残響は長めにも関わらず各パートの明晰さは十分に保たれており、ブルックナーに必須の条件がきちんと備えられています。


【交響曲第6番】
第1・3・4楽章でのリズムが特徴的な音楽では、ケーゲルらしい直線的なアプローチが作品のユーモラスな雰囲気をあまり感じさせないのが興味深いところです。そうした傾向は第2楽章ではツボにはまり、シリアスで哀しみを湛えた雰囲気はなかなかの聴きもの。特に第3主題における葬送の気分にはケーゲルならではの魅力が感じられます。

【収録情報】
・ブルックナー:交響曲第6番イ長調
 第1楽章 (16:17)
 第2楽章 (15:59)
 第3楽章 (08:36)
 第4楽章 (14:56)

 ライプツィヒ放送交響楽団
 ヘルベルト・ケーゲル(指揮)

 録音時期:1972年12月12日
 録音場所:ライプツィヒ、コングレスハレ
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

ユーザーレビュー

総合評価

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DRAからKegelのブルックナーシリーズが発売...

投稿日:2017/02/25 (土)

DRAからKegelのブルックナーシリーズが発売されて話題になったのは、もう20年も前のことだっただろうか。3番から9番まで、4番7番9番がそれぞれ2種類の、計10枚に及ぶシリーズだったが、とにかく聴いていて面白く、興味深く、気が付くとたちどころに10枚揃ってしまったのを憶えている。 あれから20年以上たった今でも、4番(‘60年)と、9番(‘69年)は最高の愛聴盤であるが、最初に「中でも最高の一枚」に感じられたのは第5番であり、次いでこの第6番だった。 いま久々に聴きなおしてみると、なるほどやはりすごいと思ったのはうなづける演奏だと思う。幻想性を感じない、クリスタルなブルックナーであるというだけで充分異様だ。ただ、第5番ならともかく、第6番に幻想性がないのでは、やはり気楽に「聴いてみるか」という気になれない。そこらへんがこの演奏の限界なのだろう。よって★一つ落としてW評価となった。

ヒューブーン さん | 静岡県 | 不明

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あのG線上のアリア風の悲痛な音色を第2楽...

投稿日:2012/02/05 (日)

あのG線上のアリア風の悲痛な音色を第2楽章に予想していましたが(確かCD帯にもそのような記載が)、実は全くそうではなく、全曲を通して流麗な演奏でした。金管の分離も良く見通しの良い音楽となっています。6番という曲はこれといった比較が思いつきませんが、リズムを強調しつつも重々しい歩みが印象的なクレンペラーや、4楽章を通した構築性を感じさせるヴァントなどとはかなり異なった解釈のように思います。むしろ明快な点ではナガノを思わせるところもあり、意外に現代性のある演奏だったのかもしれません。

fuka さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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