SACD

交響曲第4番『ロマンティック』 上岡敏之&ヴッパータール交響楽団

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OVCL00546
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

新時代の巨匠指揮者、上岡敏之。エクストン移籍第1弾アルバム登場!
悠然たる響き。天上へと導く歌が溢れる究極のブルックナー!


日本での公演すべてが高い評価を得、新たな巨匠指揮者へ登りつめようとしている上岡敏之の、エクストンでの初アルバムの登場です。
 注目の移籍第1弾はブルックナー:交響曲第4番『ロマンティック』です。すでに第7番は他社にてリリースされ、その演奏時間の遅さと独特の世界観で大きな話題となりました。今回も演奏時間は70分強と通常より長めですが、その長さを全く感じさせない歌に溢れる演奏です。一音一音丁寧に紡ぎだされる美しいブルックナーの世界。究極に美しいピアニッシモの響きは上岡敏之しか表現できない世界観です。この演奏は、聴く者を崇高な天上へと引きずり込むかのような、強烈なパワーと魅惑的な美しさを持ち合わせています。
 上岡敏之の手兵ヴッパータール交響楽団も、上岡の要求一つ一つを確実に具現化してゆきます。ブルックナーの雄大な響きがホールを包み、歌に溢れるメロディたちが聴衆の心を包みこみます。これぞ上岡の世界、ブルックナーの極致です。(EXTON)

【収録情報】
・ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 WAB104『ロマンティック』(ハース版)

 ヴッパータール交響楽団
 上岡敏之(指揮)

 録音時期:2014年3月7-10日
 録音場所:ヴッパータール、ヒストーリッシェ・シュタットハレ
 録音方式:ステレオ(DSD)
 SACD Hybrid
 2ch HQ (CD STEREO/ SACD STEREO)

【上岡敏之(指揮)】
上岡敏之は、2004/05年のシーズンより、ヴッパータール市の音楽総監督として、オペラ、コンサートの両面において、大きな成功を収め、彼の高い音楽性と、きめ細かい解釈が、マスコミと聴衆双方に絶賛された。2007年10月には手兵を率いて日本ツアーを行い、その成果を披露した。2009/10年シーズンからは、ヴッパータール響の首席指揮者を継続しつつ、ザールブリュッケン市にあるザールランド州立歌劇場の音楽総監督に転進、更なる活躍が期待されている。
上岡は、東京芸術大学で、指揮、作曲、ピアノ、そしてヴァイオリンを並行して学んだ。1982年、安宅賞を受賞。2年後には、ロータリー国際奨学生として、ハンブルク音楽大学に留学し、クラウスペーター・ザイベルに指揮を師事。キール市立劇場のソロ・コレペティトール、およびカペルマイスターとして、歌劇場でのキャリアをスタートさせた。1992年から1996年まではエッセンの市立アールト劇場の第一カペルマイスターを務め、その後、8年間にわたり、ヴィースバーデンのヘッセン州立歌劇場の音楽総監督として、成功を収めた。
1998/99年のシーズンより、ヘアフォートの北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者も歴任。また、国内外で数多くのオーケストラに客演。2008年6月には、新国立劇場においてヴェルディ作曲『椿姫』を、11月には、日生劇場においてモーツァルト作曲『魔笛』を指揮し、絶賛を博した。
後進の育成にも力を注いでおり、ドイツ音楽協議会の指揮者フォーラムの主宰、ハンブルク音楽大学では室内楽と伴奏の講師を務め、2000/01年には、フランクフルト音楽大学のオペラクラスの代理教授を引き受けた。2004/05年の冬学期からはザールブリュッケン音楽大学の指揮科正教授の要職にある。2007年6月、第15回渡邊暁雄音楽基金 音楽賞・特別賞を受賞。(EXTON)

内容詳細

上岡敏之&ヴッパータール響のブルックナー交響曲第4番はかなり個性的な演奏といえるだろう。楽器間の音量のバランスやテンポの設定などに今まで聴いたことのないような解釈がしばしば現れる。上岡がどれだけスコアを深く読み、それを自分の音楽として再構築しているかがわかる。(治)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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つれて行かれるのは淡色の細密画のような風...

投稿日:2014/10/05 (日)

つれて行かれるのは淡色の細密画のような風景。ゆったりとしたテンポで向かうのは、見掛け上、彼岸の門前。71年のEMIカラヤンと大枠は近い。弦も官もオケの実力は数段落ちるが、スコアの細部の読みの整合性はこちらのほうが上かもしれない。上岡のこの志向性はどこから来るのか。自在な遊戯と謹厳な求道の精妙な絡み合い。ブルックナーの潜在力を十全に引き出せるのは、やはり信仰のねじれを辿ったものだけなのでしょうか。

無純音 さん | 不明 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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