CD

交響曲第3番 西脇義訓&デア・リング東京オーケストラ

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
NF25801
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


ブルックナー交響曲第3番
西脇義訓&デア・リング東京オーケストラ
N&Fがオーケストラを創設!


高品位録音で高い評価を得ているN&Fが、録音を主体とした「デア・リング東京オーケストラ」を創設しました。「デア・リング」の名称は、改革者ワーグナーの代表作『ニーベルングの指環 Der Ring das Niberungen』に因んでおり、従来のオーケストラの常識にとらわれることなく、実験的試みにも挑みながらあらたな響きの創造を目指しています。
 ワーグナーはその先進性、独創性、開拓者精神でバイロイト・フェスティバル開催以降またたくまに世界を席巻し、日本でも明治初頭にはすでに「ワグネル」の呼称で親しまれていました。
 デア・リング東京オーケストラの第1弾は、ブルックナーが終世敬愛したワーグナーに献呈した交響曲第3番です。ワーグナーの聖地、バイロイト祝祭劇場の至福の響きを理想として、オーケストラ配置にも工夫をこらして録音しています。
 第1弾の特色は以下の通りです。

【常識に挑む!】
1. 弦はクァルテット6つ分とコントラバス4人で編成。
2. 指揮者を中心とした半円形ではなく、全員客席に向いて演奏。
3. バイロイト祝祭劇場の楽器配列を参考に、第1ヴァイオリンは右翼に配置。

収録は、響きの良さと、内装の美しさを誇る所沢のミューズ、アークホール。(fine NF)

【収録情報】
ブルックナー:交響曲第3番ニ短調(改訂版)

 デア・リング東京オーケストラ
 西脇義訓(指揮)

 録音時期:2013年4月16日〜18日
 録音場所:埼玉県、所沢市民文化センター ミューズ、アークホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

【デア・リング東京オーケストラ】
N&Fの、録音を目的に編成されたオーケストラ。2013年に発足。従来のオーケストラの常識にとらわれることなく、実験的試みにも挑みながら、あらたな響きの創造を目指す。
「デア・リング」の名称は、先進性、独創性、開拓者精神で世界を席巻し、日本でも明治初頭よりワグネルの名で親しまれてきた、ワーグナーの代表作『ニーベルンゲンの指環』に因んでいる。(fine NF)

【西脇義訓(指揮)】
1971年、日本フォノグラム(株)(現ユニバーサル ミュージック)に入社。フィリップス・クラシックスに18年在籍。1999年にフリーとなり、2001年録音家・福井末憲と共にエヌ・アンド・エフ社を創立し、長岡京室内アンサンブル、青木十良(Vc) 、宮田 大(Vc)、ジョセフ・リン(Vn)、神谷郁代(Pf)、東京交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団などの録音・CD制作に携わる。2001年、ミシェル・コルボ氏にアベイ・ドゥ・ノアラック(フランス)の講習会で、指揮と発声法の指導を受けた。2013年、デア・リング東京オーケストラを創立、自ら音楽プロデューサーと指揮者を兼ねる。(fine NF)


【交響曲第3番全曲版のヴァージョン一覧と主な録音】

第1稿ノヴァーク版(1873)
ブロムシュテット、飯森、インバル、ナガノ、ノリントン、ノット、ロジェストヴェンスキー、ティントナー、ヴィルトナー、ヤング

第1稿キャラガン版(1874)
シャラー

第2稿ノヴァーク版(1877)
朝比奈、ギーレン、ハイティンク&VPO、アーノンクール、ヘレヴェッヘ、シノーポリ、ショルティ、ヴァンスカ、ヴィルトナー、ズヴェーデン

第2稿エーザー版(1878)
朝比奈、バレンボイム、ドホナーニ、ハイティンク&RCO、ホーレンシュタイン、クーベリック、マタチッチ、ロジェストヴェンスキー、スイトナー

第3稿ノヴァーク版(1889)
朝比奈、ベーム、ボルトン、カンブルラン、チェリビダッケ、シャイー、D.R.デイヴィス、ブルゴス、ヘンヒェン、飯守、ヤノフスキー、ヤンソンス、ヨッフム、カラヤン、ケーゲル、マゼール、マンデアル、マズア、オラモ、ロスバウト、ロジェストヴェンスキー、、ザンデルリング、ジークハルト、スクロヴァチェフスキ、テンシュテット、ヴェンツァーゴ、若杉、ヴァント、ヴィルトナー

改訂版(第3稿レーティヒ版)(1890)
アドラー、アンドレーエ、バルビローリ、ゲール、ヨッフム&ハンブルク、G.L.ヨッフム、クナッパーツブッシュ、西脇、野口、ロジェストヴェンスキー、ザンデルリング&ゲヴァントハウス、シューリヒト、セル

マルテ版(第1稿・第2稿・第3稿を結合&再構成)
マルテ

内容詳細

西脇義訓の本職はレコード・ディレクター。今回の録音は、オーケストラの配置を変え、まったく新しい音響効果を得ようという実験である。それによって得られた効果は大きく、音の透明感やサウンド全体のバランス、音の厚みなど、非常に見通しのいいブルックナーとなっている。演奏自体の質も高い。(T)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. Bruckner: Symphony No. 3 - version 1890: I. Massing bewegt [21:41]
  • 02. II. Adagio (etwas bewegt), Quasi Andante [13:01]
  • 03. III. Scherzo: Ziemlich Schnell [06:56]
  • 04. IV. Allegro [12:31]

ユーザーレビュー

総合評価

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ブルックナーとなるとどうしても骨太で重量...

投稿日:2014/01/19 (日)

ブルックナーとなるとどうしても骨太で重量感のある演奏をイメージしますが、その対極にあるような演奏です。 オーケストラの各楽器・各パートがバリバリに自己主張するのではなく、お互いに寄り添い合って紡ぎだす響きは、軽く自然なもので、優しく温もりがあります。透明感もあってチャーミングです。

松本ポン太 さん | 大阪府 | 不明

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実験的なCDだと思うが、聴いてみたところ...

投稿日:2013/12/27 (金)

実験的なCDだと思うが、聴いてみたところやはり「実験」の域は免れ得ない。 楽器同士の距離を離し、1st.Vnを右に置く(ライナーによるとメンデルゾーンもゲバントハウスでやったそうだが)など独自の配置で楽器間の音が混じり有った音を主に録音している。よって、音が適度に混じり合っ間接音を遠くで聴いている感じになるが、ホールの2階、3階の安い席で聴いている感じがする。 良いところは音に刺激的なところが無いので、本を読みながら、作業をしながらなど何かをしながら聴くBGMとしては良い。 ただし、オーケストラの楽器群の輪郭はぼやけているのでたたみかけるようなスケルツォ、ザラッとして骨太の自然を感じさせるブルックナーを期待すると肩すかしを合う。 また、小編成オケと楽器間の距離が遠いためなのか、最終楽章などで散見されるが、楽器間のアンサンブルが崩れると破綻箇所が目立つ。 音楽とは関係ないが、ケースジャケットがかつてのフォンタナ原盤など使用していたフィリップスの廉価LPレコードシリーズ、ジャケットに曲や演奏者の解説が書いてあった黄色いシリーズ、が思い出させれて懐かしかった。

mravin さん | 埼玉県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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