CD 輸入盤

ブルックナー:交響曲第3、7、8、9番、他〜ヴァント&北ドイツ放送響ライヴ第2集(7CD)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PH12044
組み枚数
:
7
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ギュンター・ヴァント・エディション
ハンブルク北ドイツ放送交響楽団ライヴ・ボックス第2弾
目玉はブルックナーの第3番、第7番、第8番、第9番!


巨匠ギュンター・ヴァントが手兵ハンブルク北ドイツ放送交響楽団を指揮したコンサートの模様をライヴ収録したセットの第2弾。
 ここではヴァントの代名詞ともいうべきブルックナーの交響曲が、CD全7枚のうち5枚分、1985年の第3番、1999年の第7番、2000年の第8番、1998年の第9番と4曲も収められており、ヴァントがもっとも信頼を寄せていた楽団との顔合わせでたっぷりと楽しめるのはなによりの魅力といえるでしょう。
 このたびももちろん、ブルックナーを含む収録曲すべてが、BMGリリースとは一切重複なしの未発売の内容で、ハンブルク北ドイツ放送響と合唱団のインテンダントでNDRの音楽部長も務める「ヴァントの杖」こと、ロルフ・ベックが監修にあたっており、NDR提供のオリジナルマスターによりCD化されているため、音質面も万全の仕上がりとなっています。
 なお、モーツァルトの交響曲第40番と、オピッツ独奏のシューマンの協奏曲は、先行単発リリース済みのもの(PH13030)と同一の内容になります。(キングインターナショナル)

【収録情報】
Disc1 [53:59]
・ブルックナー:交響曲第3番ニ短調 WAB.103(1889年、ノヴァーク第3稿)
 録音時期:1985年12月23日

Disc2 [63:31]
・ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB.107(1885年、ハース原典版)
 録音時期:1999年4月18-21日

Disc3-4 [33:39] [55:49]
・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB.108(1884-90年、ハース版)
 録音時期:2000年4月30日〜5月3日

Disc5 [65:54]
・ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 WAB.109(原典版)
 録音時期:1998年4月5-7日

Disc6 [62:40]
・モーツァルト:セレナード第9番ニ長調 K.320『ポストホルン』
 録音時期:1989年4月3日

・ハイドン:オーボエ協奏曲ハ長調 Hob.XII G:C1
 パウルス・ヴァン・デル・メルヴェ(オーボエ)
 録音時期:1992年1月12-14日

Disc7 [59:07]
・シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 op.54
 ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)
 録音時期:1983年3月3日

・モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550
 録音時期:2000年1月29日

 ハンブルク北ドイツ放送交響楽団(現NDR交響楽団)
 ギュンター・ヴァント(指揮)

 録音場所:ハンブルク、ムジークハレ(現ライスハレ)
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

 収録:NDR
 プロデューサー:ロルフ・ベック、NDR
 ディレクター:ゲラルト・ゲッツェ(Disc2-7)、フリードリヒ・カール・ヴァーグナー(Disc1)
 エンジニア:カール=オットー・ブレーメル、フリードリヒ・カール・ヴァーグナー(Disc7)
 リマスタリング&サウンドデザイン:マルティン・ハンゼン

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Massig Bewegt
  • 02. Adagio. Bewegt, Quasi Andante
  • 03. Scherzo: Ziemlich Schnell
  • 04. Finale: Allegro

ディスク   2

  • 01. Allegro Moderato
  • 02. Adagio. Sehr Feierlich Und Sehr Langsam
  • 03. Scherzo: Sehr Schnell
  • 04. Finale: Bewegt, Doch Nicht Schnell

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ユーザーレビュー

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ギュンター・ヴァント(1912ー2002年)は、...

投稿日:2015/11/21 (土)

ギュンター・ヴァント(1912ー2002年)は、地元のヴッパータール歌劇場を振り出しに、1934年にポーランドの地方歌劇場、1938年ケルン近くのデトモルト州立歌劇場、その後にケルン歌劇場を足場に一歩一歩、実力を蓄え、こののちケルンを本拠地に1946(ー1974)年同市の音楽総監督に就任。 1982年にハンブルク北ドイツ放送交響楽団(現NDR交響楽団)首席指揮者となる。晩年はベルリン・フィル、ミュンヘン・フィル等とも素晴らしい演奏を残した。特に、ブルックナーの演奏に優れ、来日での成功もあって日本にも熱心なファンは多い。手兵のケルン放送交響楽団とブルックナー交響曲全集を録音、その後、本団や晩年のベルリン・フィルとも見事な名演を行っている。 ヴァントの経歴は、シューリヒトに似ている。年ふるに及んで晩成した芸風が光り、名だたるオケから客演招聘されるが、どことの共演でも自身の確固たる解釈を貫き、練りに練った演奏を聴かせる。テンポ・コントロールは常に安定しつつも決して過度に遅くならず、むしろ時に軽快なさばきを見せる(それゆえ、全体に「重すぎる」感じを与えない)点でもシューリヒトを連想させる。 また、テキストを徹底的に研究し忠実な演奏を目指すことや4楽章間の最適な力配分を常に意識した演奏といった点ではヨッフムに共通する。その一方で、さらに、音の凝縮感をだすためにおそらくは相当な練習で音を練りあげる名トレーナーとしての顔ではベームと二重写しともいえる。 しかし、そうした印象を持ちながら聴いたとしても、全体の構成力からはやはりヴァントはヴァントであり、右顧左眄しない解釈にこそ彼の独自性がある。頑固一徹な職人気質が磨かれ、珠玉の如き演奏を紡ぎ出す玄人受けするブルックナーといえよう。なお、併録のハイドンやモーツァルトも佳演、ブルックナーに疲れた耳には実に清清しく響く。

織工 さん | 東京都 | 不明

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ブルックナーの凛とした美しさ。スタジオ録...

投稿日:2014/12/21 (日)

ブルックナーの凛とした美しさ。スタジオ録音盤とは録音方式も当然違うのでしょうから、特に第3番では指揮者が考えていたであろう楽器のバランスが聴こえてくる。初めて聞く音響が現れ、実に面白い。7番も素晴らしい。しかし、やっぱり第8番に一番の感銘を受けた。第4楽章の終結部分は、ベルリンフィル海賊盤でも圧倒的な感銘を受けた、各主題の浮き上がらせ方が際立って分かりやすく聴こえてくる。鮮明すぎて、指揮者の手の内、ここで何がしたかったかが、分かりやすすぎるのが問題点か。しかし、とてつもないレヴェルのライヴ録音だ。こんなライヴは日本ではなかなか聴けないだろう。なんという詰めの厳しさだろうか!

としちゃん さん | 宮城県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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