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【中古:盤質S】 交響曲第1番、第2番、第3番(キャラガン版) シャラー&フィルハーモニー・フェスティヴァ(3CD)

ブルックナー (1824-1896)

中古情報

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S
特記事項
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なし
コメント
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未開封
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基本情報

ジャンル
カタログNo
PH12022
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

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交響曲第3番第1稿1874年版世界初録音!
シャラー&フィルハーモニー・フェスティヴァ
キャラガン校訂版によるブルックナーの交響曲集第2弾


ブルックナー好きから大歓迎されたゲルト・シャラーによるブルックナー・シリーズに続篇が登場します。前作に引き続き、フィルハーモニー・フェスティヴァを指揮して、すべてキャラガン校訂譜を使用した演奏内容は、2011年7月末に一挙にライヴ・レコーディングされたもので、交響曲第1番から第3番まで、初期の番号付きの3曲を収めています。

【キャラガン校訂譜による『交響曲第3番』1874年版の世界初録音】
ブルックナーの交響曲第3番には、大別すると作曲時期の異なる3つの版が存在します。作曲者が崇拝するワーグナー作品の引用をふんだんに留め、インバルを皮切りに近年、ノリントン、ナガノ、ヤング、ボッシュ、ブロムシュテットら多くの指揮者が選択する傾向にある、1872年から1873年にかけての第1稿。1874年、1876年から1877年にかけての、別名エーザー版ともいわれる第2稿。そして、交響曲第8番の初稿校了後、1888年から1889年にかけての第3稿は、後期の交響曲への接近を随所に感じさせるもので、もっぱらヴァントやチェリビダッケ、ザンデルリングなどが取り上げたのもこの版でした。
 ここでブルックナー研究の第一人者ウィリアム・キャラガンによると「1874年版は、ワーグナーに献呈された1873年初稿とは対をなす片方の複製スコア、それはブルックナーが取っておいて、1874年におもに第1楽章でテクスチャーにかなりの追加を書き込むことになったスコアに完全にもとづくものであり、剥き出しの1873年初稿よりもいくぶん、カノン風の導入部は増強され、細部のリズムはより複雑に、そして全体の響きがよりあたたかく、洗練されている」とのことなので、その1873年初稿との相違にもおおいに着目したいところです。

【キャラガン校訂譜による交響曲第1番1866年版、交響曲第2番1872年初稿版】
このシャラー&シンフォニー・フェスティヴァによるライヴ盤がキャラガン校訂譜による『交響曲第3番』1874年版の初録音であるのに対して、キャラガン校訂譜による交響曲第1番には、ティントナー指揮ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管とのセッション録音(1998年)があり、また、キャラガン校訂譜による交響曲第2番には、アイヒホルン指揮リンツ・ブルックナー管(1991年)、ティントナー指揮アイルランド国立響(1996年)によるセッション録音、シモーネ・ヤング指揮ハンブルク・フィル(2006年)、ボッシュ指揮アーヘン響(2010年)によるライヴ録音などがあり、いずれもブルックナー・ファンのあいだでは話題を呼んでいました。
 前作のすぐれた出来ばえを踏まえると、やはりシャラー&シンフォニー・フェスティヴァの新録音には大きく期待も膨らみます。

【フィルハーモニー・フェスティヴァ】
フィルハーモニー・フェスティヴァは、ミュンヘンの主要なオーケストラ、すなわちミュンヘン・フィル、バイエルン放送響、バイエルン州立歌劇場管のメンバーと首席奏者たちで構成されるオーケストラ。もともとはカール・リヒターが1953年に創設した世界的アンサンブル、ミュンヘン・バッハ管をその母体とし、偉大な伝統を振り返ることが可能ですが、レパートリーを拡大し古典派とロマン派時代の傑作群を網羅しようとして、“フィルハーモニー・フェスティヴァ”の名称のもと、幅広い楽器編成で演奏をおこなっています。

【ゲルト・シャラー】
1965年バンベルクに生まれたゲルト・シャラーは、1993年にハノーファー州立歌劇場で指揮者としてのキャリアをスタートさせ、ほかにも1998年にブラウンシュヴァイク州立歌劇場、2003年から2006年までマグデブルク劇場の総音楽監督を務めている実績が示すように、劇場たたき上げのマエストロ。
 とりわけワーグナー、シュトラウス、ヴェルディのオペラを得意として評価も高く、そのいっぽうで、あたらしいレパートリーの開拓にも前向きなシャラーは、同じProfilよりリリースされたゴルトマルクの「メルリン」のレコーディングでも注目を集めています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
Disc1 [51:34] 
・ブルックナー:交響曲第1番ハ短調(1866 / キャラガン校訂版)

Disc2 [70:21]
・ブルックナー:交響曲第2番ハ短調(1872 / キャラガン校訂版)

Disc3 [70:24]
・ブルックナー:交響曲第3番ニ短調(1874 / キャラガン校訂版) *世界初録音

 フィルハーモニー・フェスティヴァ
 ゲルト・シャラー(指揮)

 録音時期:2011年7月
 録音場所:エーブラハ、大修道院附属教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 音源:バイエルン放送収録による共同制作

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Allegro
  • 02. Adagio
  • 03. Scherzo: Schnell
  • 04. Finale: Bewegt, Feurig

ディスク   2

  • 01. Allegro: Ziemlich Schnell
  • 02. Scherzo: Schnell
  • 03. Andante: Feierlich, Etwas Bewegt
  • 04. Finale: Mehr Schnell

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第3番をスコアを見ながら聴き始めた 驚い...

投稿日:2018/10/04 (木)

第3番をスコアを見ながら聴き始めた 驚いた シャラーがスコアに手を入れていると思った ノヴァークIII/1と違う音が鳴る ディスクに1874年ファースト・ヴァージョンとあったから てっきり”これ”を演奏していると思った そうだ初版は1743年で一年ズレている しかもキャラガン版とある 慌ててコメントを探すと あのワーグナーに献呈したスコアの写しがブルックナーの手元に残っていて 後もブルックナーは手を入れ続けていたというのだ 違いは僅かだから鑑賞に支障はない フィルハーモニー・フェスティヴァは幽霊オーケストラだ リヒターが組織したミュンヘン・バッハO.の発展形だというが 録音主体のオーケストラであることに違いはない パート間の力量の不均衡は隠しようがないものの健闘している 何にしても歴史の襞に隠れて切りていられたブルックナーの呟きを掬うが如きキャラガン版を音にして届けてくれたシャラーに感謝したい ブルックナーを愛する人は聴かなければ勿体無い あなたも如何 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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