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【中古:盤質B】 交響曲第8番、フェルドマン:コプトの光 ギーレン 指揮 南西ドイツ放送交響楽団

ブルックナー (1824-1896)

中古情報

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B
特記事項
:
2枚組み
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HMV record shop 新宿ALTA
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基本情報

ジャンル
カタログNo
93061
レーベル
Germany
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

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ブルックナー:交響曲第8番、フェルドマン:コプトの光 
ギーレン 指揮 南西ドイツ放送交響楽団

古典作品やオペラから前衛作品、自分の作品にいたるまで、幅広いレパートリーを強烈な個性で再現してきたドイツの大物指揮者、ミヒャエル・アンドレアス・ギーレン[Michael Andreas Gielen 1927.07.20- ]の魅力は、まず何よりもそのハードでシャープな演奏内容の独特の性格にあるといえますが、近年のギーレンの良い意味での変貌・円熟ぶりはそうした要素を十分に残しつつも、より豊かな表情やスケールの大きさが獲得された見事なものです。
 今回登場するブルックナーは1990年のデジタル録音。以前インターコードから発売されたときには、批評家や数多くのリスナーから大絶賛で迎えられたという見事な演奏。
 ギュンター・ヴァントと同じく、ハース版を絶賛するギーレンの演奏は、無用な感情移入を排し、作品の情報量の多さを徹底して印象付けるハードなもので、その巨大な構築美は真にこの作品にふさわしいものといえるでしょう。
 また、定評あるリマスタリング技術による音質向上もいつもながら見事なもので、以前よりスケール感、迫力共にさらに増しているのは何よりの朗報。ヴァイオリン両翼型の楽器配置もここではきわめて効果的です。

 組み合わせは、いかにもギーレンらしい現代作品からのチョイス。偶然性からスタートし、ヨーロッパの影響を批判的に採りこみながらその作風を深化させていったアメリカの作曲家、モートン・フェルドマンの到達点とされる『コプトの光』というもの。これまでにもARGO、WERGO、CPOからすでにCDがリリースされており、今度のギーレン盤が実に4種類目となる密かな人気作でもあります。
 ギーレン自身、「近年つくられたあらゆる作品の中でも最高の逸品」と賛辞を惜しまない傑作で、以前NHK-FMでもこの演奏の3年前に収録された演奏が放送されていました。ちなみにこの演奏のレコーディングは1997年12月12日にフライブルクでおこなわれています。

収録曲   

ディスク   1

ブルックナー:交響曲第8番ハ短調〔ハース版〕<br>ギーレン 指揮 南西ドイツ放送交響楽団(1990)

  • 01. 第1楽章:Allegro moderato [16:33]
  • 02. 第2楽章:Scherzo. Allegro moderato [17:14]
  • 03. 第3楽章:Adagio [26:49]

ディスク   2

  • 01. 第4楽章:Finale. Feierlich, nicht schnell [23:50]

フェルドマン:コプトの光<br>ギーレン 指揮 南西ドイツ放送交響楽団(1997)

  • 02. コプトの光

総合評価

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ブルックナーから最も遠い存在であるギーレ...

投稿日:2013/02/04 (月)

ブルックナーから最も遠い存在であるギーレンによる類稀なる名演。遅めのテンポを基本としつつ、どこか浪漫的な味わいのある8番。ギーレンという名から連想されるような、現代的で冷徹な解釈ではなく、ブルックナーが苦手な私をも納得させてしまうような演奏です。フェルドマンは余分だなあ。

淳メーカー さん | 愛知県 | 不明

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直線的、幾何学的、抽象的なブル8であり、...

投稿日:2005/02/11 (金)

直線的、幾何学的、抽象的なブル8であり、ドイツ・オーストリア系のブルックナー指揮者たちとは方向性が全く異なる演奏。一見、ブーレーズ/ウィーン・フィルと似ているが、あれほどの感動は無いし、ブーレーズよりは出来がかなり落ちる。それは、ギーレンの指揮が分析的にすぎるからだろうか。フォルテッシモのうるささだけが耳につく。これは良くない。フェルドマンは面白いが。

スターリングラード さん | 広島市 | 不明

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音楽的構えは、あの名盤とされるクナッパー...

投稿日:2003/05/08 (木)

音楽的構えは、あの名盤とされるクナッパーツブッシュに近く、巨大である。旋律の一音一音に重量感があり、それが意味深く聴き手に訴えかけてくる。何処を探してもブルックナーから逸脱した音像は見当たらない。「8番」の本質を描き切った名演奏である。欲を言えばコーダにおける精神的な高揚感が今一歩欲しかった。

SHINGO さん | 熊本県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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