SACD

ブラームス:交響曲第1番(1952)、グルック:『アルチェステ』序曲 フルトヴェングラー&ベルリン・フィル(シングルレイヤー)(限定盤)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCGG9018
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

「SACD〜SHM仕様」シリーズ
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル/ブラームス:交響曲第1番


音声は非圧縮で収録!
シングルレイヤー仕様により反射率向上!
SHM仕様により読取精度向上!
初回生産限定盤

フルトヴェングラー生誕125年記念、初SACD化。
 フルトヴェングラーがベートーヴェンと並んで最も得意としたブラームスの放送録音。ティタニア・パラストは旧フィルハーモニーが爆撃で焼失したため、この時期演奏会に使用されていた映画館を改修した会場。(ユニバーサルミュージック)

【収録情報】
1. ブラームス:交響曲第1番ハ短調 op.68
2. グルック:歌劇『アルチェステ』序曲

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 録音時期:1952年2月10日(1)、1951年9月5日(2)
 録音場所:ベルリン、ティタニア・パラスト(1)、シラー劇場(2)
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 自由ベルリン放送のテープによる(1)、ベルリンRIAS放送局のテープによる(2)
 ※SACD対応プレイヤーでのみ再生できます。


「SACD〜SHM仕様」シリーズ

原音に限りなく忠実な再生を可能にしたSuper Audio CDに、SHM素材を用いた高音質仕様。超高サンプリングレートによる圧倒的な高音質を特徴とするSACDは、1999年に規格化されて以来、再生に際しては専用のSACD対応プレイヤーが必要となるにも関わらず、熱心な音楽ユーザーからの支持を獲得してきました。 この度の製品開発においては、さらなる高音質を追及すべく、「新素材」と「原点回帰」をコンセプトに次の4点に取り組み、マスター音源に近いアナログ的な質感とスケール感を再現致しました。(ユニバーサルミュージック)

「SACD〜SHM仕様」特徴

1.透明性と流動性に優れる SHM(R)素材をボディに使用 → 透明性の高い液晶パネル用ポリカーボネート素材を採用することにより、レーザーが反射膜までの距離をより正確に往復できると共に、正確なピットを形成する為に必要な流動性にも優れています。

2.シングルレイヤー方式の採用により、音楽情報を余すところなく読み取るに十分な反射率を確保 → 現在主流のSACDレイヤーの上層にCDレイヤーを併せ持つハイブリッド型ではなく、SACD層のみを有するシングルレイヤー型を採用することで透過性を排除します。 これによって音楽情報を余すところなく読み取るに十分な反射率を確保しました。 尚、SACD対応再生機以外では再生できません。

3.圧縮なしで2ch音声を収録 → 全ての作品において非圧縮データの収録を可能にすべく、SACD層を2chに特化(一般的なSACDでは、約半分のサイズに可逆圧縮した音声を収録)。

4.最良のマスター音源を厳選 → 既存のDSDマスターから、新たにアナログテープをダイレクト・リマスタリングしたものまで、最良のマスター音源を厳選しています。

収録曲   

  • 01. 交響曲 第1番 ハ短調 作品68 第1楽章: Un poco sostenuto-Allegro
  • 02. 交響曲 第1番 ハ短調 作品68 第2楽章: Andante sostenuto
  • 03. 交響曲 第1番 ハ短調 作品68 第3楽章: Un poco allegretto e grazioso
  • 04. 交響曲 第1番 ハ短調 作品68 第4楽章: Adagio-Piu andante-Allegro non troppo ma con brio
  • 05. 歌劇≪アルチェステ≫ 序曲

ユーザーレビュー

総合評価

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交響曲については、予想に反して退屈。第4...

投稿日:2019/10/05 (土)

交響曲については、予想に反して退屈。第4楽章に至って初めて興奮を覚えた。恐らく生演奏であれば大いに感動する名演だったろうに、やはり録音の壁がフルトヴェングラーの芸術をいかしきれていないように感じた。併録のグルックはいい曲で、これには感激した。序曲は星5つ。このCDでは第4楽章とこの序曲のみ聴いている。

じゅんとねね さん | 北海道 | 不明

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昔、LPで購入し愛聴していた。いかにも放送...

投稿日:2011/10/24 (月)

昔、LPで購入し愛聴していた。いかにも放送録音っぽい痩せてティンパニだけが異様に目立つ音。それでも、フルトヴェングラーの気迫みたいなものが演奏には宿っていて、いつ聴いても鳥肌ものだった。 今、この懐かしいジャケットを見ながらSACDを聴くとなんだか低音が電気的に付加された様な音になっていて違和感がある。それで、アンプのbassのつまみを少々マイナスにしたら昔聴いたLPの音にすごく近くなった。こういう貧しい音をSACDプレーヤーとSTAXで聴くのはちょっと滑稽な気がするけど、聴いているとそのうち何も気にならなくなり、演奏にぐいぐい引き込まれていく。フルトヴェングラーの演奏っていつ聴いても初めて聴くような新鮮さがあるから不思議ですね。作品を心から愛している人のなせる業です。

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ブラームスの4つの交響曲の中で最もフルト...

投稿日:2011/06/26 (日)

ブラームスの4つの交響曲の中で最もフルトヴェングラーの芸風に合致するのは、衆目の一致するところ第1番ということになるのではないだろうか。フルトヴェングラーはベートーヴェンの交響曲を十八番としていただけに、ブラームスの交響曲の中でも最もベートーヴェンの交響曲に近い性格を有している第1番において、その実力を如何なく発揮することは自明の理と言えるからである。実際のところ、私も正確に数えたことはないが、フルトヴェングラー指揮のブラームスの交響曲第1番の録音は、かなりの点数が遺されている。しかしながら、録音状態はいずれも芳しいとは言えないところであり、フルトヴェングラーならではの至芸を味わうにはきわめて心もとない状況に置かれてきたと言わざるを得ない。そのような長年の渇きを癒すことになったのが、本年1月、EMIから発売された、1952年(本演奏の2週間前)にウィーン・フィルと行った演奏のライヴ録音のSACD盤であった。当該SACD盤の登場によって、既発CDとは次元の異なる高音質に生まれ変わったところであり、これによってフルトヴェングラーによるブラームスの交響曲第1番の決定盤としての地位を獲得したと考えてきたところである。そのような中で、今般、ユニバーサルによって1952年のベルリン・フィルとのライヴ録音がSACD化されたというのは、前述のEMIによるSACD盤の登場と並ぶ快挙と言えるだろう。本演奏については、数年前にターラ盤が発売され、それなりに満足し得る音質改善は図られてはいたが、音質の抜本的な改善には繋がっているとは必ずしも言えず、フルトヴェングラーの彫の深い芸術を味わうのはきわめて困難な状況に置かれていた。ところが、今般のSACD化によって、見違えるような良好な音質に生まれ変わるとともに音場もかなり広くなったところであり、フルトヴェングラーの深みのある至芸を堪能することが可能になった意義は極めて大きいと言わざるを得ない。演奏は、前述のEMI盤と同様に冒頭から重厚にして濃厚なフルトヴェングラー節が全開。終楽章の圧倒的なクライマックスに向けて夢中になって畳み掛けていく力強さは圧倒的な迫力を誇っていると言える。また、どこをとっても豊かな情感に満ち溢れており、その深沈とした奥行きや彫の深さは、正に神々しいばかりの崇高さを湛えていると言える。いずれにしても本盤の演奏は、今般のSACD化によって前述のEMI盤と並ぶ至高の超名演と高く評価し得るに至ったと言えるだろう(これによって、いまだSACD化されていない北ドイツ放送響盤(1951年)は、演奏自体は優れてはいるが、音質面を含め前述のEMI盤及び本ユニバーサル盤に対して一格下ということになったのではないかと考えられる。)。併録のグリックの歌劇「アルチェステ」序曲も、いかにもフルトヴェングラーならではの濃厚な味わいの名演だ。いずれにしても、このようなフルトヴェングラーによる至高の超名演を、現在望み得る最高のパッケージメディアであるシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤で味わうことができるのを大いに喜びたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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