CD-R 輸入盤

ブラームス:ピアノ協奏曲第2番、モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 バックハウス、ベーム&ウィーン・フィル(1968、1960)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ORFEOR796091
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD-R
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

1968年夏ザルツブルク
なんと吉田秀和翁も会場に!
名演のほまれ高きバックハウス&ベームのブラームス!


ブラームスの演奏会を聴いた吉田秀和氏は「私がバックハウスの実演に接したのは1968年夏のザルツブルクであった。この巨匠晩年も晩年、彼が死ぬ1年前のこと。彼を聴いてみてびっくりしたのは、まず音楽の美しさであった。私の聴いたのはブラームスの協奏曲第2番だった。あの曲のソロ冒頭の低音の『深深とした厚み』とでもいいたくなるような感触が格別だった・・・」と激賞されております。ベームの伴奏もたいへんな堂々ぶりでかくも重厚な迫力はほかに例をみません。
 また、モーツァルトもスタジオ盤(1955年)以上にウィーン・フィルの甘美なポルタメントが炸裂していて、第2楽章など、まるであちら側につれていかれそう! 一度聴いたら忘れられません。新マスタリングも成功しており、かつての音よりえらく濃厚です。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595
 録音時期:1960年8月2日
 録音場所:ザルツブルク、祝祭大劇場
 録音方式:モノラル(ライヴ)ORF収録

・ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
 録音時期:1968年8月18日
 録音場所:ザルツブルク、祝祭大劇場
 録音方式:モノラル(ライヴ)ORF収録

 ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)

収録曲   

  • 01. Piano Concerto No. 27 in B Flat Major, K. 595: Allegro
  • 02. Piano Concerto No. 27 in B Flat Major, K. 595: Larghetto
  • 03. Piano Concerto No. 27 in B Flat Major, K. 595: Allegro
  • 04. Piano Concerto No. 2 in B Flat Major, Op. 83: Allegro Non Troppo
  • 05. Piano Concerto No. 2 in B Flat Major, Op. 83: Allegro Appassionato
  • 06. Piano Concerto No. 2 in B Flat Major, Op. 83: Andante
  • 07. Piano Concerto No. 2 in B Flat Major, Op. 83: Allegretto Grazioso

総合評価

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みなさん、褒め過ぎ。バックハウスでさえ年...

投稿日:2011/07/03 (日)

みなさん、褒め過ぎ。バックハウスでさえ年を取る。ものすごく期待していただけに残念だった。テンポ、リズム感、音の切れ、どれをとっても私は1955年・67年のスタジオ録音がベストであると思う。なお、ブラームスの協奏曲はカラヤンとの共演がベストであると思う。こちらの復刻を期待する。無くなってしまった時代への評価をプラスして★ふたつまで。

ezorisu さん | 京都府 | 不明

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優れたスタジオ録音と記念碑的なライブ録音...

投稿日:2010/09/04 (土)

優れたスタジオ録音と記念碑的なライブ録音の組み合わせは、他にも幾つかある。たとえばフルトヴェングラ−の1947年のライブと1954年のウィ−ンでのスタジオ録音の「運命」とか、「英雄」(ウラニアのエロイカ、1952年のスタジオ録音)、シュ−ベルトの「グレイト」もそうだ、リパッティの1950年のスタジオ録音とブザンソンのリサイタル、数えればきりがないか、ここではバックハウスに話を戻そう。こんなライブがあったのか。この2曲のスタジオ録音はLP、CDと何十回聴いたことか。特に1967年のブラ-ムスは、楽しんで聴ける名盤だ。これを録音した後も彼はコンサ-トでこの曲を弾き続けていたのだ。そしてこんな素晴らしい名演を残していたのだ。勿論完成度ではスタジオ録音かもしれないが、このライブの気迫はどうだ。枯淡の域なんてどこ吹く風か、あまりにも演奏に若さがあふれている。もう云う事なしだ。

ニシヤン さん | 和歌山県 | 不明

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いずれもステレオ録音を残した2曲の3者で...

投稿日:2010/07/04 (日)

いずれもステレオ録音を残した2曲の3者でのザルツブルクでのライブ録音で、スタジオ録音に感動した人で更この組み合わせの共演に興味がある人には、貴重な演奏だ。1960年録音のモーツアルトは、1955年のスタジオ録音や1956年のライブ録音と比べ、基本的な音色や表情はそのままに、更にインテンポで飄々としたさりげなさの中で描き出そうとする姿勢が両者からうかがえる。逆に1968年のブラームスは、前年のスタジオ録音を更に濃厚でドラマティックにしたような感触がある。じっくりと謳い上げる冒頭のホルンとの掛け合いなどは、その良い例である。録音が、ピアノソロに音であるためスタジオ録音よりバックハウスの表現意図がより強く明確に伝わってくる。この低音から高音までしっとりと美しく威厳があり堂々とした音楽の充実感は他では絶対得られないもので、ライブならではの感興もあり忘れがたいが、総合的にはスタジオ/ステレオ録音に完成度/音質で劣るため星4つとしたい。

no music no life さん | 奈良県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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