CD 輸入盤

ドイツ・レクィエム、他 ガーディナー&オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク、モンテヴェルディ合唱団

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SDG706
組み枚数
:
1
レーベル
:
Sdg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ガーディナー2度目のドイツ・レクィエム
アッシャー・ホール・ライヴ!


ガーディナー、満を持してのドイツ・レクィエム再録音の登場。1990年に録音された盤も名演として名高いですが、実に約20年の時を経ての再録音であり、これまでにもブラームスの交響曲などを共に幾度も手がけてきた手兵オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティークの練り上げられた音色と、同じくつわもの揃いのモンテヴェルディ合唱団による見事な合唱が織り成す世界は絶品。第4曲の「いかに愛すべきかな、なんじのいますところは、万軍の主よ」の優しい出だしとその後の流れる音楽に涙し、第6曲目の「われらここには、とこしえの地なくして」の激しい管楽器も合唱も、技術の素晴らしさにあらためて驚かされる出来栄えとなっています。
 このドイツ・レクィエムは、ブラームス個人のゆるぎない宗教観を反映しているといわれます。ブラームス自身ルター派の洗礼を受けており、ルター派の聖書のテキストをしていること、また、「キリスト」という言葉や「復活」にまつわる部分がないこと、そして、死者の鎮魂のためというよりも、今を生きている者への慰めとしてのレクィエムであることなどがその理由です。
 ここに収録されているシュッツの作品は、テキストの選択やテキストへの音楽のつけ方などにドイツ・レクィエムとの類似がみられ、いかにブラームスがシュッツをよく研究していたかがわかる内容となっています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・シュッツ:ダヴィデの詩篇集〜第8曲「あなたの住まいはいかに麗しいことか」SWV 29

 録音時期:2007年10月28日
 録音場所:ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン
 録音方式:デジタル(ライヴ)

・シュッツ:ガイストリッヒェ・コアムジーク〜第23曲「今からのち主にあって死ぬものは幸いである」SWV 391

 録音時期:2007年11月18日
 録音場所:サル・プレイエル、パリ
 録音方式:デジタル(ライヴ)

・ブラームス:ドイツ・レクィエム Op.45
 第1曲「悲しんでいる人たちはさいわいである」
 第2曲「人はみな草のごとく」
 第3曲「主よ、わが終わりと、わが日の数の」
 第4曲「万軍の主よ、あなたのすまいは」
 第5曲「このように、あなたがたも今は不安がある」
 第6曲「この地上には永遠の都はない」
 第7曲「今から後、主にあって死ぬ死人はさいわいいである」

 録音時期:2008年8月19日
 録音場所:アッシャー・ホール、エディンバラ
 録音方式:デジタル(ライヴ)

 キャサリン・フーグ(ソプラノ)
 マシュー・ブロック(バリトン)
 モンテヴェルディ合唱団
 オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
 ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)

収録曲   

  • 01. Psalmen Davids samt etlichen Moteten und Concerten, Op. 2, SWV 22-47: Wie lieblich sind deine Wohnungen, SWV 29, Psalm 84
  • 02. Geistliche Chormusik, Op. 11, SWV 369-397: No. 23. Selig sind die Toten, die in dem Herren sterben, SWV 391
  • 03. I. Selig sind, die da Leid tragen
  • 04. II. Denn alles Fleisch es ist wie Gras
  • 05. III. Herr, lehre doch mich
  • 06. IV. Wie lieblich sind deine Wohnungen
  • 07. V. Ihr habt nun Traurigkeit
  • 08. VI. Denn wir haben hie keine bleibende Statt
  • 09. VII. Selig sind die Toten

ユーザーレビュー

総合評価

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これほどドイツレクイエムが瑞々しく聴こえ...

投稿日:2012/02/14 (火)

これほどドイツレクイエムが瑞々しく聴こえことはない。ガーディナーはとかく埋没ぎみになる細部のニュアンスを可能な限り耳に届くかたちに彫琢していく。合唱はルネサンス的ともいえる透明なグラデーションを帯びているが、それが古典的なフォルムを突き抜けて、耽美的な世界と隣り合わせになっている点にロマン派の音楽に取り組む彼らの解釈が合間見られる。それでいて、推進力にもかけていないのだから、この声の凄みは名状しがたいくらいである。オーケストラの色彩感も実に鮮やかである。

ヴァニタス さん | 千葉県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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