フローラ・フレイザー

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ナポレオンの妹

フローラ・フレイザー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784560080900
ISBN 10 : 4560080909
フォーマット
出版社
発行年月
2010年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20

内容詳細

妖婦か、ヴィーナスか。美貌と完璧なプロポーション、多くの愛人、エキセントリックな行動。皇帝がその奔放さに最も手こずり、そして最も愛した妹ポーリーヌの波乱の生涯を追う。もうひとつのナポレオン史。

【著者紹介】
中山ゆかり著 : 翻訳家。慶應義塾大学法学部卒業。英国イースト・アングリア大学大学院にて美術・建築史修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さつき さん

    ナポレオンの妹、ポーリーヌの生涯。ぼんやりと名前を聞いたことがあるだけの人でしたが、皇帝の妹だけあって、その交友(恋愛)関係の広さにびっくり!わがままぶりには驚愕!は?何を言ってるのかわからないけど…と思うほど、ひどい言動。プライドも欲望もスケールが大きくて読んでて目眩がします。でも兄を思う気持ちは本物だったようですが…

  • Mana さん

    ナポレオンの妹の伝記。読みはじめは面白いのか不安だったけど読んでくうちにどんどん面白くなった。文章も読みやすい。ただ情報量が多いので少し疲れる。知らなかったことがたくさん。ナポレオンは有名だけど家族については何も知らなかった(特にナポレオンが負けた後)。著者はアントニア・フレイザーの娘らしい。

  • メロン泥棒 さん

    ナポレオンの妹がこんなに可愛いわけがない。予想以上に面白い。ナポレオンの妹・ポーリーヌの詳細な伝記だが、兄と妹の物語が人間味あふれる物にしている。兄が栄華を極めているとき、彼女は兄を悩ます奔放でわがままな妹だったが、兄が戦に敗れたとき「皇帝は兄として私の忠誠を求めてる」と言っていち早く兄の元を訪ね「必ずエルバ島へ彼を追いかける」と宣言する。実際、兄弟のうちエルバ島を訪れたのは彼女一人だ。そして、セント・ヘレナに流されてからも兄の健康のために奔走する。映画化されても不思議じゃない物語じゃなかろうか。

  • ゆずこまめ さん

    ナポレオンに美男のイメージがないので実妹が本当に美人だったのかちょっと疑いつつ読み始めたけど、どうやら本当に美人だったようです。めちゃくちゃワガママだけど身内への愛情はすごいある。なんというか、ヤンキー気質?ボナパルト家はなかなか面白い人材を輩出するな。

  • みろ さん

    こういった伝記ものは、だいたい文章が読みにくく、時間がかかるのが多いけど、ほぼ一日で読みきれる読みやすさにビックリ!これはポーリーナの人生そのものが成り上がりもので、波瀾にとんだものであったことも原因かと思う。よくも悪くも兄の巨大な運命に巻き込まれながらも、ちゃっかり自分の財産は確保する賢さはあったみたい。二番目の夫に対する馬鹿呼ばわりと注水管と注水しすぎて病気に、という表現には笑わされた〜

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