フレデリック・ミスト

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プロヴァンスの少女 ミレイユ 岩波文庫

フレデリック・ミスト

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003257012
ISBN 10 : 4003257014
フォーマット
出版社
発行年月
1994年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
327p;16

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読書メーターレビュー

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  • 夜間飛行 さん

    大地主の娘ミレイユと籠作りの少年ヴァンサンの恋を綴った叙事詩。無学な人々の科白にも動植物や自然の比喩を取り入れ、歌や劇のような華麗な言い回しが豊かな情緒を伝えている。ミレイユの父は貧しいヴァンサンを拒否するが、ヴァンサンは誇りを失わず、ミレイユは一途にヴァンサンを慕う。作中、ヴァンサンの父が従軍体験を情熱的に語る。労働や信仰に結びついた若い二人の恋もまた崇高なものへと向かうことで、南仏の地方性を抜け出るかのようだ。作者はプロヴァンスの明るい光の中から、土地そのものの精髄のような神秘とエロスを抽出している。

  • twinsun さん

    偏狭な地域主義でなく純粋な郷土愛と若者の危うい滅ぶことも厭わぬ命がけの恋模様が美しい自然を背景に描かれる。いろいろな土地がありいろいろな人がありその時代に精一杯に生きていることを教えてくれ想像力の翼でその場に舞い降りたかのように見聞き共感できる素晴らしい作品であった。本書22頁11行目レ・サント・マリーの脚注はネタバレを含むので初読の際決して眼を通されないことをお勧めする。

  • ちゅん さん

    フランス版「ロミオとジュリエット」という 言葉がふさわしい作品でしょう。 良家の少女、ミレイユ 貧しき籠作りの少年 ヴァンサン この二人が、桑畑で出会い恋に落ちます。 ミレイユは「騙り取り」にとらわれる人物ではなく 貧しくとも美しい心を持ったヴァンサンに 次の言葉を投げかけます。 「なに言っているのよ。自分の好きな人が殿さまだろうと 籠作りだろうと、そんなことかまわないわ。 その人がわたしの好きな人でさえあれば」(p44から抜粋)

  • さぼさん さん

    裕福な家の娘ミレイユと貧しい籠作りヴァンサンの悲恋を描いた長編叙事詩.プロヴァンスの伝説や風習も織り交ぜて美しく歌われる.

  • shinobu さん

    プロヴァンスの風景・人々の描写を織り交ぜながら、少年と少女の純粋な恋を描いた小説。言葉が美しい

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