フリッチョフ・カプラ

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タオ自然学 現代物理学の先端から「東洋の世紀」がはじまる 改訂版

フリッチョフ・カプラ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784875021087
ISBN 10 : 4875021089
フォーマット
出版社
発行年月
1990年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
22cm,377p

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読書メーターレビュー

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  • Bartleby さん

    古書店で外に無造作に放り出してあったのを見つけて読んでみた。1979年刊。東洋の神秘思想(神仙思想とか)と量子力学を接続する試み。工作舎ってこういうアナロジー企画が好きだけど、実際読んでみるとやはり、最先端物理学の先に、すでに大昔のタオイズムが控えているのを発見した、という構図はオリエンタリズム感を否めない。言い始めたら、“重ね合わせ”(量子コンピュータ)や“対称性”なんていかにも東洋思想と相性が良さそうだ。それで思い出したがたしか中間子を発見した湯川秀樹の祖父は儒学者、兄弟は中国文学の研究者だった。

  • 澄 さん

    〜例えば、電子はおなじ位置にとどまるかと問うなら、「否」と答えねばなるまい。では電子の位置は時間とともに変わるのかと問うなら、「否」である。電子は静止しているかと問うなら、「否」と言わねばなるまい。では電子は運動しているかと問うなら、これも「否」である〜 オッペンハイマーの言葉であるが、これは『ウパニシャッド』の内容に通じる。〜それは動き、しかも動かない。それは遠く、また近い。それはすべての中にあり、またその外にある〜 物理学と東洋思想が通じるものと説が、将来統合されるものでは無く、相補関係と進むと説く。

  • Hiroki Nishiyama さん

    現代物理学と東洋哲学が織りなす、神秘体験のその先はあるのだろうか。 宇宙はすべて絆で結ばれている。現代人は宗教の教えを信じず、その宇宙観もモノの集合だと思っている。だが、それは間違いであった。すべては繋がりでできていた。ハーモニーが宇宙を支配している。シヴァ神がコズミックダンスを踊り、創造と破壊を体現するように、私たちがいま生きるこの世には絶えず関係性から生み出される場がある。危機を感じ得るのは直観からである。それは関係を生み出しているすべてのものが共鳴し合っていることによるのである。

  • Yusaku さん

    東洋思想と粒子物理学の相似点が述べられている。 作者はFカプラさん。高エネルギー粒子物理学者で、東洋思想、ブッタ、大乗仏教、老荘思想、禅に知識がある。 東洋思想の根底に流れる、「この世のものは変化する」という真理が粒子加速器の実験の中に見られるという。 東洋思想も粒子物理学も深遠難解であるが、とても興味深い内容です。 2000年前の東洋思想と現代の物理学にどんな共通点があるのか読んで見てください(^ ^)

  • うちこ さん

    この本を読んで、ライプニッツさんという人にとても興味を持ったのですが、空海さん並に勉強しまくってますね。すごすぎ。 インドの哲学者と同じくらい、物理学者の名前も出てくるのですが、言ってること一緒なんですね。インド以外でも、日本から鈴木大拙さん、メキシコからドン・ファンさんなど登場します。

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フリッチョフ・カプラ

フリッチョフ・カプラ博士は物理学者、システム理論家であり、初等・中等教育の段階からエコロジー的、システム論的な発想を促すことを目的とした、センター・フォー・エコリテラシー(カリフォルニア州バークレー)の創立者。イギリスの国際的な生態学的研究センターであるシューマッハー・カレッジの教員を務める。196

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